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復讐はお好き?
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復讐はお好き?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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到着が遅れたが綺麗な本でした。また利用させていただきます。 | ||||
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ミステリーサスペンス?どこが。両足首をもって海に投げ落とすというところからしてマンガの乗り。女性も魅力なければ男はもちろんだし殺す動機が数字の紙を見られたからって、本人だって理解してるかわからない数字なのに見たかどうかもわからない程度の女になにが理解できるのか。ストーリーがおかしいうえにキャラに魅力がなければページをひたすらめくる機械になるのみ。すごくつまらなかった。 | ||||
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「トゥール」がいないと駄作といっていいレベル。この毛むくじゃらの大男一人のおかげで傑作に仕上がっている。昔の007「私が愛したスパイ」(だったけな)みたい。もちろん、偶然ではなく、ハイアセンは確信的にこの脇役を光らせるのに全力を上げている。ハイアセンとはそういう作家だ。お気に入りのスキンクは、本作では脇の脇、という感じ。殺されかけた妻が夫に対する復讐を・・・という凡百の粗筋はどうでもいい。ハイアセンもそう思って書いているはず。アンダーヘアを緑に染めてクローバー型に剃る女の脇役もいる。脇役にどれだけこるんだハイアセン。おもしろいよ! | ||||
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ユーモア作家の印象が強すぎて、なかなか手が出ませんでしたが読んでみるとミステリーとしてもに面白く、アメリカン・ポップスへの造詣の深さも感じました。でも長すぎて後半はだれますね。3分の2で十分です。そのほうが蛇足がなくなってもっといい作品になったのでは。柏市T・I | ||||
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主人公の夫チャズ、自惚屋で自分が一番上手と思っているアホ男、こう言うアホ男けっこういる。 主人公ではないけどトゥールとモーリーン幸せそうで嬉しかった。 | ||||
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楽しく読める。笑わせる箇所も多いし、ホロリとさせるところもある。 テーマもうまく浮かび上がっていて、登場人物の中でたった一人だけが●●れるのも、 厳しい眼を感じさせられる。 ただ、テンポがいいとは思えなかった。内容は特に二転三転するわけでもなく、2行 で要約できる、一直線の単純な物語だ。550頁も必要だっただろうか。あるいは 英語で読めたら、「終わって欲しくない物語」にどっぷり浸る楽しさがあったのかも 知れないが。 | ||||
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後から考えると、かなり「ありえない」話なのですが、読んでいる時はぜんぜん違和感がありませんでした。 「悪は滅びる」とか、「中年のラブストーリー」とか、ベタベタな展開ですが、逆にそれが心地よく、笑えるシーンも多いです。 本はかなり厚みがありますが、内容は軽いので、読み進めるのは楽です。 ちょっと軽く読書をしたい気分の時に最適だと思います。 | ||||
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結婚記念日の船旅の夜、豪華クルージング船からスケコマシ夫につき落とされたジョーイ。 一命はとりとめたものの、理由がまったく理解できない。 孤島に住む元検察官ミックに救助されたジョーイは、夫への復讐を企てるが…。 これは夫に殺されかけた妻の復讐劇である。 復讐劇とはいってもドロドロの憎悪したたるストーリーではない。 ドタバタありのコミカルな仕上がり。 夫チャズの惨めな姿は目も当てられないオカしさ。 舞台はフロリダだが、湿地帯エヴァーグレイスの環境破壊についてもさりげなく、 しかし痛烈に皮肉り批判している。 悪徳雇い主からチャズのボディガードをまかせられる大男のトゥールが、さりげなくいい味を出しています。 一気に読了しましたが…長いです、少々。 | ||||
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とにかく登場人物が一癖も二癖もあるので悪党でもどこか憎めない部分がありました。 登場してきた時は悪の見本のようなトゥールが、モーリーンという病気療養中の女性と出会い善の心に目覚めていく過程が良かったです。 結婚記念日に殺されそうになるって最悪の展開やけど、そこからの復讐に至る展開が面白いです。 普通なら相手を殺して復讐が完了って場合が多いけど、精神的にジワジワと追いつめていく復讐劇は読んでいて楽しかったです。 こういう復讐劇もいいものです。初ハイアセンやったけど次も読んでみたくなりました。 | ||||
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夫に殺されかけた女、という始まりは中々衝撃的で引き込まれるように読み進めていったけれど、中盤があまりパっとしないように感じてしまった。 それでも読みやすく、シリアスになりすぎないので電車内での読書にはオススメ。 | ||||
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「このミステリーがすごい!2008年版」で2位になったなんて、不思議でなりません。 時間つぶしにはいいかもしれませんが、この価値があったかどうか。。。 確かに登場人物はとても個性的なのですが、話の流れにその奇抜な個性が関わってきません。 折角奇抜な面白いキャラクターたちなのに。 でも、私はもっと、伏線が複雑に絡み合って、最後にすっきり!というのが好きです。 よってこの本は、スピード感はあれど、読み始めた時と読み終わったときのギャップがありませんでした。 まぁ、つまらない、という事はありませんでした。 | ||||
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最近、書店に出かけるのが、めっきり少なくなってしまい、掘り出しもんを、見つけられなくなってしまいました。ネットでミステリー・ベストテンなどを覗いていて見つけたのがこの本です。内容は、妻殺しと深刻な話を軽く(少し軽すぎるかも・・)、テンポよく読ませてくれます。登場する人物などの会話もユーモアーがあり笑ってしまう。田村善進氏の翻訳が、原文では何て書いてあるんだと思うくらい上手い。 まー、原文読んでも英語がそこまで分かりませんが・・・。 最近読んだ、このジャンルの本のうちでは、楽しませてくれた一冊です。 | ||||
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ハイアセンは軽く楽しく読める作家なので気に入っています。 ストーリーはどれも比較的単純なのですが、でもこの作家、変な人を描かせたら、右に出るものはいない感じがします。 その意味でこれは出色の出来ですね。 毛むくじゃら男のトゥールもかなりのインパクトですが、主人公の夫チャズのバカバカしさといったらもう最高。 登場するたび、次はどんなことしてくれるのかとワクワクしてしまいました。 結婚記念に搭乗したクルーズ船から、夫に海に突き落とされ、九死に一生を得た女性ジョーイが主人公。 夫婦仲はうまくいってると思ったのになぜ?の疑問を探りつつ、偶然彼女を助けた元捜査官の手を借りて、夫への復讐をたくらむお話。 復讐はイジワルで楽しいです。 他にも、夫の不倫相手、悪徳農場主、ニシキヘビを愛している刑事、富豪の羊飼いなど、変な登場人物が盛りだくさんです。 それからこの本、訳文がいいです。 勢いがあって、さらに話の展開も早いので、どんどん読めます。 | ||||
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軽い読み物ですね。訳も軽妙、と言いたいところですが、どうなんでしょうね。たとえばフロリダで「タラバガニを食べている」という訳があります。タラバって?もっと調べてから訳して欲しいと思います。また「デンマークの王子様」という比喩が会話にありますが、普通は訳者が注を入れるところでしょう。ストーリーとは別に、気になりました。 | ||||
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そこそこ厚さのある文庫本ですが、訳文が軽妙、文体にスピード感があるので一気に読めてしまいます。 割とシンプルなストーリーなのですが、登場人物の(絶妙な)キャラクター設定とセリフの言い回し、端々の細かなユーモアでついつい笑ってしまいます。 (特に主人公の夫のチャズのバカさ加減と復讐の過程はかなり笑えます。) 解説にもありますが、今までのハイアセン作品よりも物語の大きな筋が一本通っている(あまりぶれていない)ことが好評価につながっているように思えます。 いずれにしてもよくできたアメリカの犯罪コメディ映画を観るような作品なので、軽い感じで読んで欲しい1冊です。 (個人的にはコーエン兄弟とかに監督して欲しいです。「ビック・リボウスキイ」みたいな感じで。) | ||||
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「このミステリーがすごい」でベストに選ばれた作品、ということで読んでみました。 この作者の作品を読むのは初めてだったので、この作者の作風などは知りませんが、 軽い気持ちで、軽いテンポでサクサク読める、内容的にも軽い(いい意味で)作品でした。 海外作品の訳は日本語的に読みにくい文体が多いと感じてしまうのですが、 この作品はいかにも「原文を一所懸命に訳しました」という感じがなく、 日本人の作品を読む時のような読みやすさでした。これは訳者の力だと思いますが。 シリアスな話ではないので、暇つぶしにサクサク読みたい人にオススメです。 | ||||
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事件自体は深刻なのだが、登場人物のキャラで軽妙洒脱な展開になっている。特に主人公のジョーイがユニークでいい・・・というところまではいいんだが、正直言ってあまり面白くないんだよなー。これって齢のせいでスィートスポットが狭くなったのかな?と心配になってしまう。この作品も2007年のベストに挙げられた作品なんだよね。この作品は一種のおとぎ話なんだが、解説で持ち上げているほどの感激は無かったね。もっともシビアで地道な内容だけがいいというわけでもないとも思っております。 | ||||
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「とんでもない男と結婚してしまった」冷たい4月の夜,豪華客船サンダッチス号から,暗い太平洋に落下しつつ主人公のジョーイ・ペローネは考えた「どうして私は夫から殺されなければならないのだろうか?」 2007年このミス海外編2位の作品。初めて読む作者の作品であったが,登場人物達がどれも個性的で,文章もテンポよく大変楽しめる作品であった。とくに復讐相手のジョーイの夫チャズが,ここまでアホか?と思えるくらいおかしな人物でそれが「復讐」というテーマからかけ離れすぎていて皮肉で面白かった。量がある作品であるが,長さを感じさせないくらい面白かった。また,原題が『SkinnyDip』直訳すると「裸で泳ぐこと」らしいが,物語を読めばなるほどと感じるが,これを邦題『復讐はお好き?』との訳に巧いとうなってしまった。 | ||||
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カール・ハイアセンの本はタイトルや登場人物こそ違うけれども、ほとんどおなじプロットで、 もちろん、この「復讐はお好き?」という最新作も同じ。 夫が妻を事故に見せかけて殺すために、結婚記念日にいったクルーズ中の船から突き落とす。 彼女(妻)は運良く(運悪く?)サメにも食べられず、生き延びて島にたどり着く。 そこで知り合った男性と、警察の協力を得ずに夫に復讐を、自分に尊厳を取り戻そうと奮闘する。 ”警察や権力の力を使わずに、事件を解決する”というあらすじはいつも あまり代わり映えはしないのだけれど、主人公の発言に思わず納得させられてしまったり、 あまりにもテンポがよく運のよい主人公についつい引き込まれてしまいます。 文庫本で少し分厚いので、通勤電車で読むのには不向きですが、週末に一気に読んで楽しい話でした。 | ||||
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毎度お馴染みフロリダ・エヴァーグレースを舞台にしたハイアセンお得意の群像喜劇の最新作。 夫婦仲はうまくいっていると思っていたのに,結婚記念旅行の客船から海に突き落とされたヒロイン・ジョーイ。何故,夫は自分を殺そうとしたのか,どうやって復讐してやろうか? 奇人変人の人物造型には以前から定評のあった著者だが,この作品でもその才能を遺憾なく発揮している。特に毛むくじゃらの怪人トゥールのスゴイこと。この人物を読むだけでも充分読む価値がある。 ストーリーテリングの見事さは言うまでも無く,更に田村義進氏の軽妙な訳文が素晴らしい。 最初から最後までクスクス笑い,時折大爆笑。気が早いが今年の「このミス」ベストテン間違いない快作! | ||||
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