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ユダヤ警官同盟
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ユダヤ警官同盟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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評価がかなり良くないので、ちょっと残念、私見を、一言です。 そもそも、SF的特異な別空間、或いは、ミステリー的起承転結。それは、残念ながら、ありませんね。 特異な環境の独自世界を作り出して、その中で蠢く人々の動きを描いています。独自の特別な世界を、堪能できれば、それなりに楽しめると思います。 | ||||
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50ページほど読んだが、まったく物語に入り込めず読むのをやめました。この手のジャンルの小説にはワクワク感やドキドキ感を求めるので、それらが感じられないと苦痛な時間でしかなくなる。ユダヤ人についてそれほど知っているわけではないので、読者を選ぶ本なのか、単に面白くない本なのかわからない。下巻も合わせて買ったけど、別の本を読むことにした。 | ||||
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チェスが絡んできます。 こう書くとネタバレかな? 女性上司がいい。 | ||||
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下巻218頁13~14行目に「公衆浴場での会見以後、退去して飛行機でパレスチナに乗りこむ日まで~」とあるのですが、この「退去」は、「大挙」の変換の間違いではないでしょうか。 | ||||
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最近の傾向として、ベストセラーになろうと思ったら、警察小説にもSF的な要素を取り入れないとだめなんでしょうか? とはいうものの、私には、この本が何故 SFに与えられる賞を3つもゲットできたのかよくわかりません。架空の街を舞台にした警察小説なら、エド・マクベインの87分署のほうがはるかにおもしろいです。歴史改変の小説も、この本よりモット奇抜なアイデアで面白い話はあります。純文学的な表現というのも、素直に書けばいいものタダ言葉をこねくり回しているだけのように思います。 翻訳は、誤訳というよりは、英文を(特に慣用句)をそのまま直訳してしまったために、日本人には何のことなのか意味不明になってしまったと思います。 英語を話す人たちの考え方を知るために直訳が大きな効果を発揮する場合もありますが、本書で出会う妙な言い回しには、文学的表現云々よりも、翻訳者の日本語能力を疑いたくなります。翻訳が悪くても、ストーリーにはついていけますが、ハラハラドキドキワクワクを全く感じない退屈な話でした。 | ||||
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ここまで残念な小説は過去に記憶がない。下巻の最後までとうとう作品に入り込めなかった。これが何でこのミスの上位なのか。今後このミスのランキングは要注意。原作の問題なのか翻訳の問題なのか、今はその点に興味あり。(多分両方) | ||||
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SF関連賞トリプルクラウンにつられて買いました。 最初は???でしたが、先入観を捨てて、ミステリとして 読み始めると止まりません。 私はユダヤ人関連の知識が浅いので、この作品の深い所まで 読み解くまでは出来ませんでしたが、主人公であるランツマンの 生きっぷりだけで大満足です。 そして読み終える頃には、ユダヤ人問題に関して考えさせられる ほどでした。 個人的にはランツマンの続編が読みたいですね(笑) SF,というかミステリ好きにおすすめです。 | ||||
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率直に言ってどこが面白いのか一向に理解できなかった。 ユダヤ人問題が通奏低音として流れているのだが、ユダヤ史に知見のないわたしには理解できなかった。 ユダヤ人問題をベースにしたオルタネートヒストリーらしいのだが、上述の有様で、どこをひねってあるのか理解できなかった。 ストーリー的にはハードボイルドなのだが、読んでいて疾走感が感じられなかった。今日のノルマは50ページとか決めて、必ず読むように強い意思で進めていかないと最後まで辿り着けなかったようでは、どう転んでも面白かったとは言えなかった。 これがSF三賞のトリプルクラウンというのは、どういうことなのだろうか? | ||||
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SF三冠、このミス3位、闘うベストテン3位、SFが読みたい5位と高評価だっただけに、 いやいや上巻が終わったらきっと面白くなる・・はず、 いやいや最後にきっと何かが・・・と信じて、読み進めたものの、 結局・・・面白くなーい。 歴史改変の世界観は面白いんだけど、 まったく引き込まれない小説というのも久しぶり。 もったいぶったまどろっこしい言い回しにまったく先のみえない、というか だらだらとしたストーリー。 訳がよくないの? ラビが一般的なのに、なぜレベって訳すの? しかもあとがきのとってつけたような最後の段落・・・。 ただ、出てくる食べ物が妙に美味しそう。 空港のパイ屋のアップルクランブル、ヌードルプディング(ユダヤ料理?)、 ヘラジカお肉団子、ジンジャエール。 特にフィリピン風中華ドーナツ。…って本当にあるの? | ||||
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歴史改変SF+ミステリーで、ジャンルを”超えた”がウリなのだが、正直ミステリとしては今一つ。しかし、(どこまでが事実に即しているのかよう分からんが)ユダヤ人社会の全体的な雰囲気が味わえて面白い。アラスカにユダヤ人居住区をつくろう という歴史的事実があることも初めて知った。救世主 である特殊能力を持つ若者の足跡を辿る警官たちの奮闘ぶりも良し。おススメ。 | ||||
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まだ、上巻だけしか読み終えてないけど、この小説は、歴史改変モノ、ハードボイルドミステリ好きの私には、ピッタシの小説。 イスラエルがなく、アラスカ・シトカ特別区というユダヤ人が集まっているという架空の設定のもとに、刑事があるヤク中の殺人事件を追うという話。 権力者に逆らいながらも謎を追い続けようとする孤独な主人公の刑事という設定は、まさにハードボイルド。架空の歴史設定のもとでも全くリアリティを失っていない。有り得べき歴史を想像力豊かに描くところは、歴史改変SFとしても優れている。 さらには、なじみのないユダヤ人社会の描写も、興味をそそられる。 こんなに面白いなら、もっと早く読めばよかった。自分のアンテナの感度不足を嘆きたくなる。下巻も楽しみ。 | ||||
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まだ、上巻だけしか読み終えてないけど、この小説は、歴史改変モノ、ハードボイルドミステリ好きの私には、ピッタシの小説。 イスラエルがなく、アラスカ・シトカ特別区というユダヤ人が集まっているという架空の設定のもとに、刑事があるヤク中の殺人事件を追うという話。 権力者に逆らいながらも謎を追い続けようとする孤独な主人公の刑事という設定は、まさにハードボイルド。架空の歴史設定のもとでも全くリアリティを失っていない。有り得べき歴史を想像力豊かに描くところは、歴史改変SFとしても優れている。 さらには、なじみのないユダヤ人社会の描写も、興味をそそられる。 こんなに面白いなら、もっと早く読めばよかった。自分のアンテナの感度不足を嘆きたくなる。下巻も楽しみ。 | ||||
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ユダヤ・カルチャーをベースとした小説なだけに、その世界観がわからないと ついていけなかったりする。 かといって、その状況設定を超えるほどの面白みもない。 お決まりのロマンスもあったりで、その展開にもドキドキしない。 上下巻でおすすめ!とは言えない感じです。 | ||||
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ヒューゴー賞受賞してますが、SFチックな展開はゼロ。読みながら、科学的な要素ないなー、オカルト方面かな?とも思ったけど、そんなこともなく、結果をいえば、ただのミステリ。SF期待してるとガッカリするのでご注意を。ミステリとしての評価は、そっち方面を全然読まないんでわかりません。 | ||||
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シェイボンを読むのは「カヴァリエ&クレイ」以来。 文章的にテクニカルすぎるというか、ほとんどの表現が変化球というか、 慣れるまで100ページくらいはけっこうつらいかもしれません。 架空の土地に慣れ、自分の中で土地勘のようなイメージが湧いてくると 終わってみればなかなかおもしろかったという感じです。 SF関連の賞を総なめにするくらいの作品かどうかは「ユダヤ人」のこと を知らないのでわかりませんが、なかなかおもしろいのではないでしょうか。 ミステリとして期待して読まないほうがいいとは思いますが。 | ||||
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タイトル通りユダヤ人(に理解の深い方)以外にはいかにも感情移入の難しい物語であった。もとよりミステリーとしてもSFとしても読まれるべきではない純粋「民族」小説。原文がそうなのかも知れないが随所に意味不明のセンテンスが散りばめられた「怪訳」には泣かされる。ところでいつものことながら書評子各氏は著名な文学賞の権威には甚だ弱いようで・・・。 | ||||
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訳者解説は秀逸です。膨大な知識に裏付けされた素晴らしい解説がなければ、本当にチンプンカンプンだったかもしれません。アメリカのSF賞を総なめにしただけあって、純文学的には素晴らしいのかもしれませんが、娯楽小説としては難しいところです。コーエン兄弟が映画化するらいしので、それを楽しみにしたいと思います。ただし、小説としての完成度の高さを評価する人はいるでしょうから、これミス的には15-20位の微妙な順位になるかも? なお、ピュリッツアー賞受賞者にして、映画スパイダーマンの脚本も書いたとのこと。天才なんでしょうね。 | ||||
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各方面でも、2008年度のヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞というSFの主要三賞を制覇。エドガー賞長篇賞、ハメット賞最終候補。ということでしたが、、、上巻の前半の冗舌さと後半のミステリ部分の収束具合からすると、、、個人的にはそこまで大絶賛というほどでもありませんでした。 世間的にはかなり受けが良かった様ですが、そもそもどうしてこれがSFジャンルでの評価がそんなにあるのかが疑問というか首をひねらざるを得ませんでした。確かにパラレルワールド的な話ではあるのだろうし、超能力者も登場はするのですが、、、普通にミステリなのではないか、それもコード通りのハードボイルド路線なのでは(のわりにはラストはとってもアメリカ・ハリウッド映画的なんですが)と思わざるを得ませんでした。 そういう意味ではミステリとしては悪くはありません。中年男の哀愁も漂っているし、親友と二人で危険な捜査につっこんでいく主人公はまぁあまりにも向こう見ずで無謀だけれど、信念をもって事にあたるし嫌いではありません。 ただ、そこまでの大絶賛とはいきませんでした。 ただ、この作品のミステリとしての評価が大絶賛にならないことについては、自分がユダヤ人のメンタリティに対しての理解が浅いから共感がしづらいからというのがあるからかも知れません。この物語は、故郷もなく(この作品世界においてはイスラエルは建国されていない)アラスカの奥地に一部自治区を許されてるだけのユダヤ人コミュニティが舞台なんですが、その背景にシオニスとの強烈な故郷の地への渇仰や宗教的熱狂などがあるので、ここに入り込めなかったのがちょっと乗り切れなかった原因かも知れません。 自分の国がない、何千年も放浪と迫害を受け続ける状態というのが日本人である自分には、観念の中でしか、それでもあくまで漠然とした概念でしかイメージしきれないのです。このあたりは自分の想像力の限界を示しているのですが、そこまでのひりひりするような圧倒的な望郷の念というのが、自分が故郷を出る、なくすという個人的なことだったり数百年タームならイメージが湧くのですが、ここまで長いとなかなか手にとれるようなリアリティがなかったです。現実のイスラエル・パレスチナの問題などを見ればわかるように、聖書の時代からユダヤ人たちは「ペリシテ人(バレスチナ人)」と戦ってるわけですが、、ここまでいくと二千年以上の土地を巡る争いが個人個人のDNAに刻み込まれた社会や個人というのが、実感として小説の中では感じにくかったです。現実のイスラエルとバレスチナとの戦いは、目の前で人が死に家族が殺され、先祖が戦いとイメージが湧くのですが、隔離された目の前に敵がいないコミュニティでもなお、ここまで約束の地がテーマとしてあるのが評価の分かれ目になりました。 ただ、映画にしたらなかなか面白そうではあります。 というより、途中のアクションシーンや最後のあたりは映画をかなり意識しているかもと思いました。 | ||||
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本書は、’01年、ピューリッツァー賞(小説部門)を受賞した純文学作家マイケル・シェイボンが書いた歴史改変SFストーリーである。’08年度のヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞といったSF賞の三冠を制したばかりか、受賞は逸したもののMWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞のベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)にもノミネートされた。 時は2007年、舞台はアラスカ州の架空の“シトカ特別区”。ここには世界各地からユダヤ人が移り住み、いまや人口320万の一大自治都市となっている。そして2ヵ月後、アメリカへの返還を控えたこの特別区の安ホテルで、ひとりの麻薬中毒者の男が射殺される。捜査に当たるのはランツマンというユダヤ人刑事だが、元は辣腕をふるった彼は、今は辛い過去を抱えて酒に溺れ、離婚し、被害者と同じホテルに一人暮らしをするよれよれの44才だった。彼は上司である元妻から事件を放置して、アメリカ復帰のための残務整理をするように命じられる。しかし彼は男の死亡現場がなぜか頭から離れず、命令に逆らって事件にのめりこんでゆく。 殺された男の身元がわかってから、ランツマンの捜査活動の紆余曲折が始まる。マフィアが暗躍し、宗教指導者が絶大な影響力を持つ“シトカ”。しかもあとわずかで無くなってしまうという混乱のなかで、彼を待ち受ける運命は・・・。 われわれ日本人にはなかなか難解なユダヤ人問題をシェイボンは、本書で歴史改変SF+ハードボイルド+ミステリー+純文学というジャンル横断的な手法で突き詰めている。いってみれば世界に離散したユダヤ人は「いつか故郷に帰りたい。あるいはどこかで自分たちの国を持ちたい」のではなく、「領土国家を目指すのではなく、流浪の体験から得た民族と文化を横断する力をアイデンティティーの柱とするべき」と訴えているように思う。そして、ハードボイルドの、傷だらけのアンチ・ヒーロー的な主人公ランツマンにそれを象徴させているのだ。 | ||||
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3つの大きな賞をもらっている本書ですので、最後まで読破するつもりが、 上巻の100ページほどで挫折しました。 まるで異国の文字を読んでいる様で、内容が全く頭に入ってきません。 皆さん、上巻を我慢して読めば楽しめるとおっしゃっていますが、 残念ながら私はそこまでたどり着けませんでした。 元々SFは好きで、全く異なる世界観にも慣れているはずなのですけれど・・・ とりあえず、今回は挫折しましたが、1年後位に再度チャレンジしたいと思います。 私の様な者もいるということで、星2つとさせて頂きます。 | ||||
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