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ユダヤ警官同盟
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ユダヤ警官同盟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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下巻218頁13~14行目に「公衆浴場での会見以後、退去して飛行機でパレスチナに乗りこむ日まで~」とあるのですが、この「退去」は、「大挙」の変換の間違いではないでしょうか。 | ||||
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ヒューゴー賞受賞してますが、SFチックな展開はゼロ。読みながら、科学的な要素ないなー、オカルト方面かな?とも思ったけど、そんなこともなく、結果をいえば、ただのミステリ。SF期待してるとガッカリするのでご注意を。ミステリとしての評価は、そっち方面を全然読まないんでわかりません。 | ||||
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シェイボンを読むのは「カヴァリエ&クレイ」以来。 文章的にテクニカルすぎるというか、ほとんどの表現が変化球というか、 慣れるまで100ページくらいはけっこうつらいかもしれません。 架空の土地に慣れ、自分の中で土地勘のようなイメージが湧いてくると 終わってみればなかなかおもしろかったという感じです。 SF関連の賞を総なめにするくらいの作品かどうかは「ユダヤ人」のこと を知らないのでわかりませんが、なかなかおもしろいのではないでしょうか。 ミステリとして期待して読まないほうがいいとは思いますが。 | ||||
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タイトル通りユダヤ人(に理解の深い方)以外にはいかにも感情移入の難しい物語であった。もとよりミステリーとしてもSFとしても読まれるべきではない純粋「民族」小説。原文がそうなのかも知れないが随所に意味不明のセンテンスが散りばめられた「怪訳」には泣かされる。ところでいつものことながら書評子各氏は著名な文学賞の権威には甚だ弱いようで・・・。 | ||||
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訳者解説は秀逸です。膨大な知識に裏付けされた素晴らしい解説がなければ、本当にチンプンカンプンだったかもしれません。アメリカのSF賞を総なめにしただけあって、純文学的には素晴らしいのかもしれませんが、娯楽小説としては難しいところです。コーエン兄弟が映画化するらいしので、それを楽しみにしたいと思います。ただし、小説としての完成度の高さを評価する人はいるでしょうから、これミス的には15-20位の微妙な順位になるかも? なお、ピュリッツアー賞受賞者にして、映画スパイダーマンの脚本も書いたとのこと。天才なんでしょうね。 | ||||
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本書は、’01年、ピューリッツァー賞(小説部門)を受賞した純文学作家マイケル・シェイボンが書いた歴史改変SFストーリーである。’08年度のヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞といったSF賞の三冠を制したばかりか、受賞は逸したもののMWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞のベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)にもノミネートされた。 時は2007年、舞台はアラスカ州の架空の“シトカ特別区”。ここには世界各地からユダヤ人が移り住み、いまや人口320万の一大自治都市となっている。そして2ヵ月後、アメリカへの返還を控えたこの特別区の安ホテルで、ひとりの麻薬中毒者の男が射殺される。捜査に当たるのはランツマンというユダヤ人刑事だが、元は辣腕をふるった彼は、今は辛い過去を抱えて酒に溺れ、離婚し、被害者と同じホテルに一人暮らしをするよれよれの44才だった。彼は上司である元妻から事件を放置して、アメリカ復帰のための残務整理をするように命じられる。しかし彼は男の死亡現場がなぜか頭から離れず、命令に逆らって事件にのめりこんでゆく。 殺された男の身元がわかってから、ランツマンの捜査活動の紆余曲折が始まる。マフィアが暗躍し、宗教指導者が絶大な影響力を持つ“シトカ”。しかもあとわずかで無くなってしまうという混乱のなかで、彼を待ち受ける運命は・・・。 われわれ日本人にはなかなか難解なユダヤ人問題をシェイボンは、本書で歴史改変SF+ハードボイルド+ミステリー+純文学というジャンル横断的な手法で突き詰めている。いってみれば世界に離散したユダヤ人は「いつか故郷に帰りたい。あるいはどこかで自分たちの国を持ちたい」のではなく、「領土国家を目指すのではなく、流浪の体験から得た民族と文化を横断する力をアイデンティティーの柱とするべき」と訴えているように思う。そして、ハードボイルドの、傷だらけのアンチ・ヒーロー的な主人公ランツマンにそれを象徴させているのだ。 | ||||
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だが、正直読むのはしんどかった。 とにかくユダヤ、ユダヤで上巻の終わり数十ページ前まで、ストーリーはジリジリとしか 進行しない。その間ユダヤ教の何々派の伝承とか、架空の町の架空の歴史話に、脳は何度も 睡魔に襲われた。唯一殺された不思議な男の素性への興味だけが上巻を読了させてくれた。 後半主人公の一人(主人公は3人だろう)の妹殺害へと話が繋がって、ようやくテンポも 上がり、冒険小説の様な様相まで呈して、SF的結構スケールのデカイ陰謀も相まって、 それなりに楽しめた。 (このころにはユダヤの話にも免疫が出来たのか、睡魔に襲われることは無くなった。) 評価自体は星4つでも良いかとも思うが、 1.主人公3名が結構能天気な感じで、どうも結構暗い設定とマッチしていない (というか、主人公側に肩入れしている人物はどれもユーモラスな設定がされて いるのかもしれない。) 2.後半肝心な場面にチェスの話が出てくるのだが、良く分からん。 3.結局殺された神童の話は、本筋と。。。。また、殺した男の方の動機も。。。よく 理解出来ない。(ここは深く考える所ではないのかもしれない。SFなんだから。) 4.本筋の陰謀の方も、だからどうなんだ、と???だらけ。 本書は、要は、好き嫌いの分かれる本で、ユダヤ好きの人にはたまらんのかもしれないが、 気楽に娯楽本を探している人には向かない本ではないでしょうか。 読み終わって正直ほっとしています。 続編が有るとしても、特に読みたくは無い。 | ||||
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頭書の事件から、段々と深い内容になっていく。 思わず引き込まれる。 正、翻訳がこなれてないというか。。 わかりづらすぎる。 その為、興ざめすることも多かった。 それと、背景説明が欲しい。 | ||||
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