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美神解体
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美神解体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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整形手術を受けた女性が、商業デザイナーと出会う。 均整のとれたものを美と考える。 生きているものに対する美しさを 感じないことに、不思議さを漂わせる。 篠田節子にしては、 少しもの足らない作品であった。 「コンピュータは、 思考の省略をすることはできない。」 という意見が面白い。 | ||||
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整形手術をしたピアニスト。 人形を愛するデザイナ。 2人の出会いと関わりを綴るなかで、 音楽という時間軸の美と デザインという空間軸の美の 交差点が出会い。 解決することがない美の追究。 論理的な破綻。 解説を平山夢明が書いている。 「江戸川乱歩を彷彿とさせる仕掛けもある」 | ||||
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男性ならずとも「自分の顔に自信を持て」と言われる反面、「顔の“ほんの一部”に手を加えるだけで、性格どころか人生も変わる」との喧伝に晒される現代社会にあって、私達が顔を見るという行為の裏には、そこに自我を植付け、表出させていくという重要な役割がある。美貌と引替えに本来の顔を捨てた主人公は、この過程を一からやり直さなければならない。陰と謎をまとった工業デザイナーに出会ってからの彼女の行動(イラつく読者もいるだろう)は、自我の支柱を喪失した場合の見本なのだろうか…? 篠田作品に登場する女性主人公のこと、転んでもタダでは起きないので安心なのではあるが、それゆえ、読後は全く“食い足りない”状態に陥る。タイトルと短い紹介文だけで殆どの筋書きが見えているので、テ!ーマ性を前面に押し出した他の作品を読了した方にはお薦めしない。この文庫シリーズを読破したい、あるいは、映像を浮かべながら読んで少々コワイ気分に浸りたい方向け。 | ||||
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男性ならずとも「自分の顔に自信を持て」と言われる反面、「顔の“ほんの一部”に手を加えるだけで、性格どころか人生も変わる」との喧伝に晒される現代社会にあって、私達が顔を見るという行為の裏には、そこに自我を植付け、表出させていくという重要な役割がある。美貌と引替えに本来の顔を捨てた主人公は、この過程を一からやり直さなければならない。陰と謎をまとった工業デザイナーに出会ってからの彼女の行動(イラつく読者もいるだろう)は、自我の支柱を喪失した場合の見本なのだろうか…?篠田作品に登場する女性主人公のこと、転んでもタダでは起きないので安心なのではあるが、それゆえ、読後は全く“食い足りない”状態に陥る。タイトルと短い紹介文だけで殆どの筋書きが見えているので、テ!ーマ性を前面に押し出した他の作品を読了した方にはお薦めしない。この文庫シリーズを読破したい、あるいは、映像を浮かべながら読んで少々コワイ気分に浸りたい方向け。 | ||||
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