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警察庁から来た男
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警察庁から来た男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 21~38 2/2ページ
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佐々木譲の作品ははじめて読みましたが、キャリア官僚・藤川警視正の キャラクター描写にはシビれました。登場人物もそれぞれに警察官らしく、 男気を感じます。 3〜4時間、快楽の読書を求めている方にお薦めします! しかし、警察組織がこの小説の設定のように、裏社会との取引をしている 組織だとすると、本当に怖いなぁ・・・ | ||||
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道警シリーズ第2弾。 「笑う警官」が面白かったので続けて読んでみました。 前作ほどのスリリングな展開はなかったものの唯一ひっかかっていた部分を 解決してくれているのでなんだかすっきりしました。 新宮が成長するきっかけになるであろう出来事や、 津久井の活躍、小島百合の再登場など、 今後のシリーズ化への布石が随所に見られますので、 前作で興味を持たれた方は読んどいて損はないと思います。 私はこの2冊ですっかり魅了されて次回作が待ち遠しくて仕方ありません。 | ||||
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佐々木譲の道警シリーズ第2弾。 佐伯、津久見ら前回登場した人物たちが、警察庁のキャリアの監察官に協力し、組織的なヤクザと警察の癒着の構図を暴いてゆきます。 風俗営業店での転落事故の問題、保護を求めたタイ女性をヤクザに渡してしまった問題と言った、小さな事件だが国際的な問題になった二つの事件の裏にある暗黒の部分を明らかにしてゆきます。 その暗黒の部分が、表面的な組織によるものではなく、野球チームと言う意外な組織が元になっているなど、なかなか面白い展開で楽しませてくれます。 ただ、最後がちょっとあっけないかなと言う気はしますが・・・。 | ||||
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先日、笑う警官を読んで面白かったので、早速こちらを購入。読みました。 監察官の藤井は、暴力団との癒着の疑惑のある生活安全部を調べるため、道警本部にやってくる。 前作で「うたった」津久井巡査は、総務係営繕担当とされ、警察学校で芝の手入れをしていた。それは新任の警官達への見せしめであるが、本人は組織の腐敗に屈しない心を見せようとしていた。そんな津久井に警察庁の監督官から呼び出しがかかる。 一方、佐伯と新宮は盗犯係の変則的な組織替えで特別対応班になっていた。ホテルで部屋荒らしの被害者が、薄野で転落死した男性の父親であったことから、佐伯達は事件を調べていく。 キャリアの頭脳とノンキャリアの足。やがて彼らは同じ事件の犯人を追いかけていく。 前作でお馴染みの佐伯・新宮・津久井・小島の登場は嬉しい。監察官の藤井も好感が持てるキャラクターだと思う。他の警察小説に出てくるキャリアと違って、いやみな人間ではない。仕事熱心で、時に失言があるが憎める人物ではない。 続編もぜひ読みたいと思っています。 | ||||
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舞台が道警ってどうよ? (道産子のみなさんすみません) 「笑う警官」を読んだときには地味な設定だと思ったし、まぁ普通の警察小説というか。 だから正直、この本には期待していなかったし「笑う警官」を読んでからずいぶんたっています。もう読む本がなくてこれを。 いや〜これおもしろいよね。キャリアのハナクソおぼっちゃまが好意的に書かれている本ははじめてかも(笑) キャリアくんたちがよく小説の中に出てくるけど、ほぼ8割方はその通りらしいですよ。知り合いの弟が現職警察官で、たいへんなんだよ〜ってぼやいているそうです。 この本は、警察官の日常や心配事やらをよく調べてますわ。思わず交番のおまわりさんに親近感を持ってしまいました(笑) 佐々木 譲氏は、冒険小説のイメージが強かったですが、新境地ですね。 テレビの2時間サスペンスにはない重厚さがあります。 買って損はありません。いや660円でこれだけ楽しめるんです。お得です! | ||||
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第一弾からの続き物ですが、主人公が入れ替わった感があります。 この作品はもっと続いてほしいなぁーと希望します。第一弾からの続きはないものの、第1弾から読むと電車の中でクスクスできます。 | ||||
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北海道警察に警察庁から藤川警視正による異例の特別監察が入ることになる。薄野のキャッチバーにおける客が不審に転落死した件と風俗店に勤務していた16歳のタイ人少女が保護を求めた際に,暴力団に引き渡した件の2件の監察だという・・・ 『笑う警官』に続く道警シリーズ第2弾。前作のつながりはあまりないため,細々したエピソードを除いてはこの本から読んでも,楽しめる話である。しかし,読んでおいた方がさらに楽しめる本であることは間違いない。前作と同様に作者の本にしては内容が軽いという印象は否めない。逆に手軽に楽しめる本であると考えることもできるとも感じた。 | ||||
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佐々木譲氏の作品は、前作『笑う警官』以来。 この本も『笑う警官』の続編的な扱いですけど、ストーリー的なつながりはほとんどないので、単独で読むことができる。 前作に比べると、「ディテールは?」や「クライマックスは一瞬?」のようなところもありますけど、まぁそう固いこと言わずに、単純にストーリーはグッドでしょう。 | ||||
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使い古された言葉が似合う作品だった。 悪いことをするのは、エライ人ばかりではないのだ。 現場にはびこる悪をやっつけていく姿はスキッとする。 | ||||
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使い古された言葉が似合う作品だった。 悪いことをするのは、エライ人ばかりではないのだ。 現場にはびこる悪をやっつけていく姿はスキッとする。 | ||||
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前回読んだ『笑う警官』の続編です。 今回は、警察署の中で暴力団に情報を流している者がいるらしい・・という所から始まります。 北海道警察本部に警察庁から特別監察が入ります。 そのキャリアこそ、警察庁から来た男、藤川警視正。 『笑う警官』で、うたったことで処分をうけた津久井刑事が協力をする事になりますが。 いろいろな事件が共通していて、どんどん犯人を絞っていくのですが、最後が・・・。 期待していたような結末ではなかったけれど、題名が『警察庁から来た男』なので、藤川警視正が主人公と考えれば、そうなってしまうのかな? | ||||
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道警シリーズ第二弾。警察庁から来た監察官が新たに加わり、物語もテンポ良く進んでいったので面白かったです。キャラクターに魅力が‥という点では、レビューにもあるように同感です。この内容だったらもう少しページ数が増えても、キャラを確立させる文章を増やしてもと思います。新宮と津久井、佐伯が似たようなキャラクターかなぁと思いました。ラストのシーン、若森目線になり、映画を見てるようで私は好きです。まだまだ彼等の活躍を見たいです! | ||||
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前作「うたう警官」(「笑う警官」)を受けての2作目は1作目が丁寧に状況設定を作り上げたので、テンポ良く展開していく。 相変わらず、佐伯刑事ほか、津久見、小島の主要な役者は健在であった。ラストも分刻みの描写に心躍った。次回作には、さらに新展開を期待する。 | ||||
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兎に角、ラストが作りすぎ。千歳で銃撃ったり、人殺したり。 別に千歳で普通に捕り物して逮捕した方が、リアリティを感じました。 途中まで、良かっただけに残念です。 うたう警官も読んでいますが、やっぱり主役達のキャラクタに、 今ひとつのれません。魅力がないです。 北方や東直己のほうが、やっぱりおもしろいと思います。 | ||||
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兎に角、ラストが作りすぎ。千歳で銃撃ったり、人殺したり。 別に千歳で普通に捕り物して逮捕した方が、リアリティを感じました。 途中まで、良かっただけに残念です。 うたう警官も読んでいますが、やっぱり主役達のキャラクタに、 今ひとつのれません。魅力がないです。 北方や東直己のほうが、やっぱりおもしろいと思います。 | ||||
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道警シリーズ第二弾。 第一弾はまだ読んでないけど、 第二弾の本書から読んでも十分に面白い作品。 警察ものの小説はどこか大げさな感じがするものも少なくないが、 本書はそのような感じはせず、淡々と進むのが心地よい。 ストーリーもしっかりしており、おススメできる本です。 | ||||
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警察庁からきた男、藤川警視正。彼のキャラが非常にいいです。クールで切れ者、そのキャリアがスターバックスのカフェラテにこだわったり、「退職後ってそんなに大事なのか?」と無邪気に聞いて周囲を思いっきりしらけさせたり。警察内部の不正を扱いながらも、警察だって捨てたものじゃないと信じられるそんなストーリーで、展開も早く最後まで一気に読めます。藤川警視正を囲むメンバーも個性豊かでみな絶妙の組み合わせです。ぜひ彼の今後の活躍も読みたいと思います。 | ||||
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北海道警察本部に警視庁から送り込まれた若きキャリアの監察官。彼が暴こうとしているのは警察内部と暴力団との癒着。 助けを求めに来た売春婦を追っ手に引渡し、ある転落死を単なる事故と片付けた。その事が外国のメディアで報道された事によって本部から派遣されてきたのである。 しかし内部の不正行為を糾弾するのは困難である。完全なるたて社会であり、そのつながりの強固さ故暗礁に乗り上げるかと思われた調査を助けるのは以前内部告発した警官である。 彼は内部告発によって「裏切り者」の烙印を押され閑職に甘んじていた。正に「正直者は場バカを見る」世界である。 彼の協力により、事件の真相、黒幕、不正が何故行われたのかが言及されるにつれ、警察の抱える矛盾も浮かび上がってくる。 文章のテンポもよく非常に読みやすい。 警察小説の分野で最も面白い作品を書く作家だと感じる。 他の作品も読んでみたい。 | ||||
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