■スポンサードリンク
千里眼 キネシクス・アイ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
千里眼 キネシクス・アイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
筆のエンターテイナー、松岡圭祐の千里眼シリーズ最新作。(2009年4月現在) 機械を信奉する集団ノン・クオリアは、無人戦闘機に岬美由紀対策としての機能を付けた。それはコンピューターが表情を読み取り、瞬時に考えを見抜きだすという機械版「千里眼」の力。その絶大な力の前に、美由紀対ノン・クオリアの壮絶な戦いが始まる……。 今回の一番のウリはなんと言ってもオリジナルDVDがついてくるとこ。なんですが、それは後で詳しく触れることにして、まずは小説版のほうの感想を。 メフィスト・コンサルティングと比べると、いまひとつな感のあった敵「ノン・クオリア」が、ようやく敵としての体裁を整えてきたように思いました。おかけで今回は、前回までのような違和感を感じることなく、純粋に物語を楽しめます。また、小説の展開、ひきつけ方も相変わらず上手。小学生時代のエピソードから入るなんて、想像を遥かに超えてて、ひたすら感心しました。 無茶振りも健在ですし、完成度の高い娯楽として松岡節はほぼ完成したように思います。 で、DVDなのですが。 これはダメ。 いや、観られる部分はあるのです。 例えば、脚本は本人が書いているだけあって上手いし、役者さんもきっちり演技してはいるのです。だから、正直、筋だけ追うなら楽しめないこともないのです。 でも、映画としては完全にダメ。 最低限の映画のルールがあるとしたら、このDVDはそれが守られていません。独自なものなんだという言い訳はできるかもしれませんが、それならまずは基本を学んでからそれを裏切る方法をとってくれと強く思います。 もしこの先も映画を撮るつもりなら、最低限のカット割りぐらいは勉強してもらいたいものです。でないと映画としては観られません。 本当に正直にひどすぎました。 ※ほか、いろいろ。 ・キャスティングに関しては文句はありません。岬美由紀役の女優さんもイメージにとても合っていると思いました。 ・特撮がちゃっちく見えるのはやむを得ません。そこは責めたりしません。 ・小説もそうでしたが、松岡さんは時々尋常でない成長ぶりを見せるので、じつは映画も次があるなら期待しています。 ・無茶苦茶な部分は小説だから許されるところもあって、実写だとやや嘘くさく見えます。気の毒なことに、戦車で一人で乗り込んでいくところなんかは完全にギャグになってしまっていました…。 ・星は小説4点、DVD2点で合わせて3つということで。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
松岡圭祐氏の千里眼シリーズ最新作。 なんというか、荒唐無稽って言えばいいんですかね、スーパーヒロイン岬美由紀が巻を追う毎に人間味を失っていくというか、いや、心としての人間らしさは随所に余すところ無く散りばめられていてそれがこのシリーズのミッションであるのですけど、行動力と頭脳がどうにもこうにもどんどんどんどん飛び抜けてきていて、とにかく強すぎてありえないんですよね。本作では冒頭から小学6年生の岬のエピソードから始まるのですが、これまたどうにもありえねぇの連発でして、やり過ぎてます。興を削がれると言えばいいでしょうか。 中盤から終盤にかけての活劇も、余りにもたくさんの天才・超人エピソードを詰め込んでいて、こちらもやり過ぎ感が漂います。 岬美由紀、小学館での旧シリーズの時にはもう少し親しみやすさがあったのですが、角川で新シリーズになってからはすっかり化け物です。エンタテインメントとして面白さを追究していくことは良いのですが、これは暴走じゃないでしょうかね?一度は面白いとはまったシリーズなだけに、残念です。もう戻れないだろうな・・・。 千里眼 キネシクス・アイ 下 (角川文庫) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
皆さんがレビューしているように小説は最高です。 ただ、DVDは発売前には騒いで期待させていた割に えぇ〜っというレベル。 お金を持ってる映像マニアの人の映画を見ているようでした。 戦闘機はあんな飛び方出来ないでしょ!!とか ツッコミたくなる個所多数。 岬美由紀役の奥田恵梨華、友里佐知子役の田島玲子は知っていましたが あとの俳優さんは知らない人の方が大半。 映像作品作りたかったのであれば、プロデューサーに徹して 監督などは本職に任せた方がもう少し良い作品になったんだろうな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本編をまだ読んでいませんが、DVDはひどすぎる。 色気を出して監督されたのは結構ですが、よくもまあこれを人目に出しましたね。ミニチュアがミニチュアにしか見えない、CGがCGにしか見えない、合成が合成にしか見えない、何を言っているのか聞こえない俳優たち(全員知らない)、そのわりに大きな効果音、日本語をしゃべる外人。アニメチックな岬美由紀の制服。あまりにも短いカット割りで卒倒寸前です。電磁棒による美由紀いじめシーンが無駄に長い。 唯一よかったのは、主演女優の存在感。ちゃんとした映像化のときもキャスティングされるといいですね。 エンドロールを見て笑ったのが、一人二役どころかスタッフにも名を連ねている方がいる。そういうのは、偽名でも使って隠してください。 映像化はプロに任せて、松岡氏は本業でがんばって欲しいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本自体は内容もおもしろく、ページ数を感じさせないくらい楽に読めました。DVDの内容がいまひとつだったのが残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
千里眼シリーズは欠かさず読んでいて、映像化されるというので楽しみにしていました。しかし、他のレビューに書いてあるように、付属のDVDは頂けなかった。感覚としてはB級映画を見ているようです。とにかく戦車や戦闘機がしょぼく、明らかに偽物だと分かります。本の方は、いつもながら面白いので、あくまでDVDは岬美由紀のイメージ作りの参考と思えば十分楽しめます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単行本1冊の値段で、超大作シネマDVDが付いてくる!って、ちゃーんと、DVDのレンタル料金以上の金額は取られてます。いまどき、2500円なんて単行本はありませんから。それに「超大作シネマ」ですが・・・今どき、2ch音声で、日本語吹き替え版ってなめてるんですか?水野美紀、黒木瞳W主演の千里眼のほうがはるかにマシです。これをシネマと呼ぶことには多分に抵抗があります。期待していただけにがっかりでした・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最新の「千里眼」はDVD付きのスペシャル版…自分は松岡氏のデビューより「千里眼」シリーズの大ファンであり、松岡氏のサポーターだと思っていますが…まず…小説→☆4〜5映像→☆1総合で☆3DVDは松岡氏自ら監督で、岬美由紀もイメージに近い?…だが、やはりメガホンやキャスティングは本職に任せたほうが…やたら、へたくそなCGにブルーバック見え見えの撮影…そして見知らぬ大根役者勢揃い(笑)何か、義理で観に行った劇団の芝居を見ているようで…自分のイメージを大事にしたいのは分かりますが、無理矢理低予算で作らなくてもって感じです…これじゃ道楽に付き合わされた感じで…やたら前評判が派手だっただけにガッカリ…今までどおり、作家活動に集中してほしいです…期待してますから…☆ | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!