幽女の如き怨むもの

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幽女の如き怨むものの評価:

3.96/5点 レビュー 27件。 S ランク

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平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全54件 21〜40 2/3ページ
No.34
(5pt)

悲しい遊女の物語

緋桜という花魁の哀しくも切ない話。
三人の緋桜は、家族の為に身を削って金銭を得る為に遊廓へ……。
ホラー小説とか、ミステリー小説とかは別にして 何とも物悲しい話で切ない思いでした。
ホラー小説、ミステリー小説、と限って言えば物足りなく感じる人もいるかと思いますが、
私は大満足でした。
幽女の如き怨むもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (講談社文庫)より
4062930943
No.33
(5pt)

悲しい遊女の物語

緋桜という花魁の哀しくも切ない話。
三人の緋桜は、家族の為に身を削って金銭を得る為に遊廓へ……。
ホラー小説とか、ミステリー小説とかは別にして 何とも物悲しい話で切ない思いでした。
ホラー小説、ミステリー小説、と限って言えば物足りなく感じる人もいるかと思いますが、
私は大満足でした。
幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ)より
4562047968
No.32
(5pt)

豊穣な物語と謎の融合。シリーズ屈指の傑作

これまでの推理のための推理、どんでん返しのためのどんでん返しといった、味気ない推理クイズのような要素を潔く整理して、三世代に及ぶ遊女の物語と謎解きを自然な形で融合させた傑作です。 その分、本格ミステリー・マニアからのうけは悪いでしょうが、作者の持ち味でもあり悪い癖でもあった、無意味などんでん返しと、だらだらとして緊張感をそぐクライマックスでの説明調会話による謎解きシーンが整理されて、小説としてとてもうまくなったと感じました。
幽女の如き怨むもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (講談社文庫)より
4062930943
No.31
(5pt)

豊穣な物語と謎の融合。シリーズ屈指の傑作

これまでの推理のための推理、どんでん返しのためのどんでん返しといった、味気ない推理クイズのような要素を潔く整理して、三世代に及ぶ遊女の物語と謎解きを自然な形で融合させた傑作です。 その分、本格ミステリー・マニアからのうけは悪いでしょうが、作者の持ち味でもあり悪い癖でもあった、無意味などんでん返しと、だらだらとして緊張感をそぐクライマックスでの説明調会話による謎解きシーンが整理されて、小説としてとてもうまくなったと感じました。
幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ)より
4562047968
No.30
(5pt)

書かれるべくして書かれた作品

本作の「はじめに」には、「ここには密室や人間消失も、連続殺人や見立て殺人も、試行錯誤によって齎される多重解決やどんでん返しも、おそらく何もないと思う」と明記され、本格探偵小説を読むかのような楽しみ方は無理だろう、とまで書かれている。
作者が始めから、そう断っている作品なのだ。
そのように読むべきであって、いつもと違うからつまらないなどと言うのは、ガキの感想に過ぎない。
遂に、探偵役としての刀城言耶は、探偵としての限界と向き合う。
小説の探偵役が、事件の謎を解き犯人を指摘し、その結果犯人が逮捕され極刑に処されたとしても、事件の被害者側の怨みや憎しみが消えないのであれば、事件は"解決”したことにはならない。
人の心の中の、怨みや憎しみまでは、解決できないのだ。
そして、その怨みや憎しみこそが”怪異"を生み出すのだとしたら・・・、刀城言耶は、これまでも何も解決できていないことになってしまう。
本作は、名探偵でも解決できない怨み、文字通りの「幽女の如き怨むもの」を描いており、解決に不満が残るとしても当然である。
そして読者もまた、遊郭に売られた少女の長い日記や、遊郭の女将の昔語りに付き合わされるからこそ、解決できない怨みの存在、「幽女の如き怨むもの」の存在を実感できるのである。
そうした意味から言えば、この作品は刀城言耶シリーズの一作として、いつかは書かれねばならなかった作品であり、書かれるべくして書かれた。
小説における探偵役の存在意義に迫っているからこそ、この小説は各種のミステリランキングにも入ったのだ。
わからない人には、わからないだろうなぁ。
幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ)より
4562047968
No.29
(5pt)

書かれるべくして書かれた作品

本作の「はじめに」には、「ここには密室や人間消失も、連続殺人や見立て殺人も、試行錯誤によって齎される多重解決やどんでん返しも、おそらく何もないと思う」と明記され、本格探偵小説を読むかのような楽しみ方は無理だろう、とまで書かれている。
作者が始めから、そう断っている作品なのだ。
そのように読むべきであって、いつもと違うからつまらないなどと言うのは、ガキの感想に過ぎない。
遂に、探偵役としての刀城言耶は、探偵としての限界と向き合う。
小説の探偵役が、事件の謎を解き犯人を指摘し、その結果犯人が逮捕され極刑に処されたとしても、事件の被害者側の怨みや憎しみが消えないのであれば、事件は"解決”したことにはならない。
人の心の中の、怨みや憎しみまでは、解決できないのだ。
そして、その怨みや憎しみこそが”怪異"を生み出すのだとしたら・・・、刀城言耶は、これまでも何も解決できていないことになってしまう。
本作は、名探偵でも解決できない怨み、文字通りの「幽女の如き怨むもの」を描いており、解決に不満が残るとしても当然である。
そして読者もまた、遊郭に売られた少女の長い日記や、遊郭の女将の昔語りに付き合わされるからこそ、解決できない怨みの存在、「幽女の如き怨むもの」の存在を実感できるのである。
そうした意味から言えば、この作品は刀城言耶シリーズの一作として、いつかは書かれねばならなかった作品であり、書かれるべくして書かれた。
小説における探偵役の存在意義に迫っているからこそ、この小説は各種のミステリランキングにも入ったのだ。
わからない人には、わからないだろうなぁ。
幽女の如き怨むもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (講談社文庫)より
4062930943
No.28
(5pt)

読み応え抜群

シリーズの中では、異色作。
起承転結結結結結・・・!といった、終盤の矢継ぎ早などんでん返しというシリーズ最大の特色であり特長を
ぽんっと放り投げてしまっているからです。

しかもぐんとテンポを落としている。それぞれの語り部による各章の語りも、緻密にゆったりと
丁寧に記されています。
テンポが落ちても読み手の集中力を損なわせない書き手の力量を感じる本作。

なるほど、回を重ねてきた今だからこそ出来る熟練の技といった佇まい。
ラストはあまりにあっけないけれども、第一章の初代緋桜の語りを読めるだけでも満点を付けました。

ここまで臨場感のある語りというのも珍しい。刀城言耶シリーズでは首無し〜が一番好きですが、
肝心要の探偵の影を極限まで薄くしても、成立している今作も気に入りました。こういう変化球もすんなり決まるのならば
今後も期待大です。
幽女の如き怨むもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (講談社文庫)より
4062930943
No.27
(5pt)

読み応え抜群

シリーズの中では、異色作。
起承転結結結結結・・・!といった、終盤の矢継ぎ早などんでん返しというシリーズ最大の特色であり特長を
ぽんっと放り投げてしまっているからです。

しかもぐんとテンポを落としている。それぞれの語り部による各章の語りも、緻密にゆったりと
丁寧に記されています。
テンポが落ちても読み手の集中力を損なわせない書き手の力量を感じる本作。

なるほど、回を重ねてきた今だからこそ出来る熟練の技といった佇まい。
ラストはあまりにあっけないけれども、第一章の初代緋桜の語りを読めるだけでも満点を付けました。

ここまで臨場感のある語りというのも珍しい。刀城言耶シリーズでは首無し〜が一番好きですが、
肝心要の探偵の影を極限まで薄くしても、成立している今作も気に入りました。こういう変化球もすんなり決まるのならば
今後も期待大です。
幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ)より
4562047968
No.26
(4pt)

刀城言耶。遊廓で起こる連続身投げ事件に挑む

刀城言耶シリーズ第六長編である。今回言耶が挑むのは金瓶梅楼という遊廓で起こる連続身投げ事件と遊廓に見え隠れする謎の存在、幽女。
他の方はなかなか手厳しい評価をしているが個人的にはかなり好きな作品だ。
そりゃ同シリーズの厭魅や首無に比べれば本格ミステリとしては一枚も二枚も落ちるが前作の水魑が若干マニア向けに懲りすぎて食傷気味だったので単に小説として出来がよい今作はかなり楽しめた。
前五作品がマニア向けで今作は一般向けといったところか。
第四部の切なさを感じるラストの後ににゾッとさせる追記を持ってくるのも流石だ。

さて、次に言耶が相対する怪異は人間の仕業かはたまた常識を越えた存在の成せる業か…今から楽しみでならない。
幽女の如き怨むもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (講談社文庫)より
4062930943
No.25
(4pt)

刀城言耶。遊廓で起こる連続身投げ事件に挑む

刀城言耶シリーズ第六長編である。今回言耶が挑むのは金瓶梅楼という遊廓で起こる連続身投げ事件と遊廓に見え隠れする謎の存在、幽女。
他の方はなかなか手厳しい評価をしているが個人的にはかなり好きな作品だ。
そりゃ同シリーズの厭魅や首無に比べれば本格ミステリとしては一枚も二枚も落ちるが前作の水魑が若干マニア向けに懲りすぎて食傷気味だったので単に小説として出来がよい今作はかなり楽しめた。
前五作品がマニア向けで今作は一般向けといったところか。
第四部の切なさを感じるラストの後ににゾッとさせる追記を持ってくるのも流石だ。

さて、次に言耶が相対する怪異は人間の仕業かはたまた常識を越えた存在の成せる業か…今から楽しみでならない。
幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ)より
4562047968
No.24
(4pt)

前作と方向転換、好みが分かれるかも

ミステリとホラーの絶妙なコラボが毎回楽しみな刀城言耶シリーズも、2012年発表の本作品で、長編第6作目となります。

前作「水魑の如き沈むもの」(2009年)は、第10回本格ミステリ大賞受賞ということから察せられるとおり、ホラーよりもミステリに重きを置き、トリックに趣向を凝らしたものでした。
そのせいか、本作品は、ホラー寄りの作風になっています。
そもそも、冒頭で、本格ミステリで扱われる、密室、人間消失、見立て殺人などのアイテムが関わってこないという意味の断り書きがあります。

確かに起こるのは「連続身投げ事件」。
戦前・戦中・戦後の3つの時代に、遊郭を舞台に複数回発生します。
これらを結ぶものがあるとすれば、「遊女」ならぬ「幽女」という怪現象のみ。
これでは、探偵が推理する余地は一見なさそうに思えます。

──しかし、そこは、ミステリとホラーの融合がウリの本シリーズ、きちんと、ミステリの要素である「意外な真相」は用意されています。
説明のつかぬ怪異で煙幕を張り、真相を見破られないようにするという手法は、ますます磨きがかかっているのではないでしょうか。

物語の前半は、遊郭に身売りされた少女の日記で、人情話の装いもみられますが、もちろん「伏線」が張られています。
解決編を読むと、題名の「幽女」が単なる「遊女」の言葉遊びでないことに気付かされます。
また、「怨むもの」の奥深さも印象的な作品となっていました。

次作はどんな趣向で、読者を圧倒するのか、今後も楽しみなシリーズと言えましょう。
幽女の如き怨むもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (講談社文庫)より
4062930943
No.23
(4pt)

前作と方向転換、好みが分かれるかも

ミステリとホラーの絶妙なコラボが毎回楽しみな刀城言耶シリーズも、2012年発表の本作品で、長編第6作目となります。

前作「水魑の如き沈むもの」(2009年)は、第10回本格ミステリ大賞受賞ということから察せられるとおり、ホラーよりもミステリに重きを置き、トリックに趣向を凝らしたものでした。
そのせいか、本作品は、ホラー寄りの作風になっています。
そもそも、冒頭で、本格ミステリで扱われる、密室、人間消失、見立て殺人などのアイテムが関わってこないという意味の断り書きがあります。

確かに起こるのは「連続身投げ事件」。
戦前・戦中・戦後の3つの時代に、遊郭を舞台に複数回発生します。
これらを結ぶものがあるとすれば、「遊女」ならぬ「幽女」という怪現象のみ。
これでは、探偵が推理する余地は一見なさそうに思えます。

──しかし、そこは、ミステリとホラーの融合がウリの本シリーズ、きちんと、ミステリの要素である「意外な真相」は用意されています。
説明のつかぬ怪異で煙幕を張り、真相を見破られないようにするという手法は、ますます磨きがかかっているのではないでしょうか。

物語の前半は、遊郭に身売りされた少女の日記で、人情話の装いもみられますが、もちろん「伏線」が張られています。
解決編を読むと、題名の「幽女」が単なる「遊女」の言葉遊びでないことに気付かされます。
また、「怨むもの」の奥深さも印象的な作品となっていました。

次作はどんな趣向で、読者を圧倒するのか、今後も楽しみなシリーズと言えましょう。
幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ)より
4562047968
No.22
(2pt)

伝奇ミステリではなく、風俗史として発表した方がマシだったとさえ思える徒労作

私は民俗学を背景とした伝奇ホラー風味と本格味とを融合させた本シリーズを愛好しているのだが、本作には失望させられた。560頁超という大部ながら、伝奇ホラー風味・本格味共に薄く、読後、徒労感しか覚えなかった。

ある遊郭(幽女=遊女)を舞台に、太平洋戦争の直前、戦中、戦後の三代に渡って起こる、緋桜という名の花魁に纏わる3人づつの身投げ(未遂)事件を扱った作品だが、怖さも無ければ本格ミステリ的解決もお粗末。第一章が初代緋桜の日記、第二章が二代目女将の回想談、第三章が戦後の事件に関わるある怪奇作家の手記、第四章が刀城の推理という全体構成。本シリーズとしては工夫を凝らした構成だが、構想倒れで、作者が望んだであろう効果は全く出ていない。叙述形式に拘るなら、折原一氏の作品を上回る程の出来でないと読む方も困る。特に、第二章である登場人物が不用意な言葉を口走るのだが、それをスルーする作者や他の登場人物達は余りと言えば余りだろう。作者が戦前から戦後に掛けた遊郭の状況を詳しく調べ上げている様子は良く窺えるが、逆に言えば単にそれだけの作品で、これなら伝奇ミステリではなく、風俗史として発表した方がマシだったとさえ思える。「女工哀史」ならぬ「遊女哀史」とか。

本作を読むと、「厭魅」、「首無」の出来が如何に良かったかが身に染みる。シリーズとして一定以上のレベルを保つのは困難だという点は理解出来る(そのための今回の構成上の工夫だと思う)が、それにしても残念な内容。今後も更なる工夫を凝らして、読む者に戦慄を与えてくれる作品を期待したい。
幽女の如き怨むもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (講談社文庫)より
4062930943
No.21
(2pt)

伝奇ミステリではなく、風俗史として発表した方がマシだったとさえ思える徒労作

私は民俗学を背景とした伝奇ホラー風味と本格味とを融合させた本シリーズを愛好しているのだが、本作には失望させられた。560頁超という大部ながら、伝奇ホラー風味・本格味共に薄く、読後、徒労感しか覚えなかった。

ある遊郭(幽女=遊女)を舞台に、太平洋戦争の直前、戦中、戦後の三代に渡って起こる、緋桜という名の花魁に纏わる3人づつの身投げ(未遂)事件を扱った作品だが、怖さも無ければ本格ミステリ的解決もお粗末。第一章が初代緋桜の日記、第二章が二代目女将の回想談、第三章が戦後の事件に関わるある怪奇作家の手記、第四章が刀城の推理という全体構成。本シリーズとしては工夫を凝らした構成だが、構想倒れで、作者が望んだであろう効果は全く出ていない。叙述形式に拘るなら、折原一氏の作品を上回る程の出来でないと読む方も困る。特に、第二章である登場人物が不用意な言葉を口走るのだが、それをスルーする作者や他の登場人物達は余りと言えば余りだろう。作者が戦前から戦後に掛けた遊郭の状況を詳しく調べ上げている様子は良く窺えるが、逆に言えば単にそれだけの作品で、これなら伝奇ミステリではなく、風俗史として発表した方がマシだったとさえ思える。「女工哀史」ならぬ「遊女哀史」とか。

本作を読むと、「厭魅」、「首無」の出来が如何に良かったかが身に染みる。シリーズとして一定以上のレベルを保つのは困難だという点は理解出来る(そのための今回の構成上の工夫だと思う)が、それにしても残念な内容。今後も更なる工夫を凝らして、読む者に戦慄を与えてくれる作品を期待したい。
幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ)より
4562047968
No.20
(3pt)

これってミステリーなんでしょうか

このシリーズが好きな方は、迷わず手に取ると思いますが読後感はかなり微妙。確かに事件は起こるし謎はあるしで一応ミステリー仕立てですが、謎解きより遊郭の歴史がメインにしか思えない。ラストで解決編は用意されていますが、なぜその場所で事件が起き続けたのかはほたらかしです。探偵役の存在感がこんなにない本は初めてで、そういう意味では新鮮でした。
幽女の如き怨むもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (講談社文庫)より
4062930943
No.19
(3pt)

これってミステリーなんでしょうか

このシリーズが好きな方は、迷わず手に取ると思いますが読後感はかなり微妙。確かに事件は起こるし謎はあるしで一応ミステリー仕立てですが、謎解きより遊郭の歴史がメインにしか思えない。ラストで解決編は用意されていますが、なぜその場所で事件が起き続けたのかはほたらかしです。探偵役の存在感がこんなにない本は初めてで、そういう意味では新鮮でした。
幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ)より
4562047968
No.18
(3pt)

期待しすぎたかな。

延びに延びた発売だったので
期待しすぎましたね。

回想のシーンばかりで
謎解きが…

おどろおどろしい雰囲気はそのままですが
もうちょっと意外性と謎解きの楽しさが
ほしかったです。
幽女の如き怨むもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (講談社文庫)より
4062930943
No.17
(3pt)

期待しすぎたかな。

延びに延びた発売だったので
期待しすぎましたね。

回想のシーンばかりで
謎解きが…

おどろおどろしい雰囲気はそのままですが
もうちょっと意外性と謎解きの楽しさが
ほしかったです。
幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ)より
4562047968
No.16
(3pt)

色街の歴史を調べすぎてそっちの紹介メインになってます

最近、遊郭や赤線建築や風俗史の本を読んでいたので、ついでに読んでみました。 

幽女と書いてありますのでつい江戸の遊女を想像するかと思いますが、昭和初期の色街を舞台としたお話です。エピソードはごくごく普通です。悪くはないけれども、文章に情緒もないし、それほどどんでん返しもありません。それなのになぜこんなに分厚いかというと、著者がこの本を書くにあたって調べた内容(昭和の色街の廓言葉やら文化やらのお話)を説明したかったようです。
赤線に関する資料本については有名なものが限られていますので、どうやら私が読んだ数冊と、著者が参考文献とした本がかぶっていたようで、なんとなくこの著者がどこからいろいろな内容をひっぱってきたかわかってしまってちょっと興ざめもしました。

色街文化をしりたいなぁと思っている方でしたら、いくつかの文献(結構固い文献もあります)を当たる手間を考えたらこちらを読むのも早いかもしれません。でも小説としては普通です。つまらないわけではありません。分厚いけど読みやすくて最後まですいすい読み続けられましたから。でも読後感は「へー。」のみです。
幽女の如き怨むもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (講談社文庫)より
4062930943
No.15
(3pt)

色街の歴史を調べすぎてそっちの紹介メインになってます

最近、遊郭や赤線建築や風俗史の本を読んでいたので、ついでに読んでみました。 

幽女と書いてありますのでつい江戸の遊女を想像するかと思いますが、昭和初期の色街を舞台としたお話です。エピソードはごくごく普通です。悪くはないけれども、文章に情緒もないし、それほどどんでん返しもありません。それなのになぜこんなに分厚いかというと、著者がこの本を書くにあたって調べた内容(昭和の色街の廓言葉やら文化やらのお話)を説明したかったようです。
赤線に関する資料本については有名なものが限られていますので、どうやら私が読んだ数冊と、著者が参考文献とした本がかぶっていたようで、なんとなくこの著者がどこからいろいろな内容をひっぱってきたかわかってしまってちょっと興ざめもしました。

色街文化をしりたいなぁと思っている方でしたら、いくつかの文献(結構固い文献もあります)を当たる手間を考えたらこちらを読むのも早いかもしれません。でも小説としては普通です。つまらないわけではありません。分厚いけど読みやすくて最後まですいすい読み続けられましたから。でも読後感は「へー。」のみです。
幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ)より
4562047968