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Fake
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Fakeの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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登場人物のみなさんが、とても個性的でした。 登場人物それぞれに「プライド」を持ち、その「プライド」を賭けて、 ポーカーに挑んでいるのがとても気持ちよかったです。 途中、「?」と思う場面がいくつか出てきますが、 読み続けていくうちに、その「?」が解けていきました。 私は最後の最後まで、見事にだまされてしまいました。 みなさんも最後までだまされてみてください。 | ||||
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探偵である主人公「宮本」が、ヒョンナことから引き受けたカンニングの手伝いがある陰謀に利用されていたとも知らず、奈落の底に落とされます。 これに対し復讐を主人公が計画します。 途中から、何か変だなと言うことに気が付くと思います。 さぁ、どんなどんでん返しが待っているでしょうか? 最後まで読んですっきり?してみて下さい。 | ||||
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替え玉受験とイカサマドロウポーカーを題材にした、どんでん返し小説。 替え玉受験やイカサマポーカーに使う道具や仕掛けに関する描写が細かく、実現性はともかくとして、楽しめます。 パソコン知識をイカサマ仕事に駆使するオタク私立探偵(主人公)、替え玉受験で主人公を助ける元東大生の女の子加奈、美術の天才だが学業成績が悪くて東京芸大に入れない冴えない少年と元区議会議員の父親。この4人がそれぞれの得意分野で協力し合い、替え玉受験失敗の元凶であるインテリヤクザなカジノバー経営者をイカサマドロウポーカーで打ち負かそうとします。 亡くなった親友の忘れ形見である加奈の面倒を見る以外は孤独を貫く主人公。彼は仲間3人の動きの悪さに失望しつつ、イカサマポーカーをひとりで計画・実行しているつもりなのですが、実際は・・・。ラストは非常にさわやかです。 私には「交渉人」よりこちらのほうが、ずっと面白かったです。 | ||||
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カンニング、ポーカーと相手心理とのやいとりは読み応えあり、非常に繊細な描写がなされている。反面、最後の結末は唖然。かなり無理があるんじゃないかな。最後まで読みましたけど。 | ||||
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フラッと立ち寄った本屋で平積みされており偶然手に取った本。タッチが軽く、あまり考えずに読み進められることができるエンターテイメント系の小説。仕事で疲れた頭を休めるにはちょうどよい。主人公である探偵が副業で行ったCCDカメラを使った高度なカンニングプロジェクトが何者かに警察にリークされ、当事者それぞれの人生が破滅したところからストーリーが始まる。主人公はそのリークの主に復讐すべく大がかりな復讐計画を立てて実践するという流れ。Fakeという題名のとおり騙し騙されの展開で、読者も騙されないように気をつける必要あり。 | ||||
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終盤のポーカーのシーンは圧巻でした。プレイヤーの心理戦の攻防が良く描かれていて、博打に暗い私でもじゅうぶん惹きつけられました。 最後の仕掛けは伏線が弱かったので、「やられた!」感があまり無く、ただ唖然とするのみでしたが、コンゲームものに目が無い私にはとても楽しめました。 | ||||
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冒頭の大学不正入試から引き込まれます。若干強引な部分もありますが、適度な笑いもあり、娯楽性重視という事で良いのではないでしょうか。ラストのオチにも新鮮味はないですが、十分楽しめます。五十嵐氏の作品は初めて読みましたが、他の作品も読みたいと思わせるだけのエンターテイメント性に優れた良い作品でした。 | ||||
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10億円を賭けたポーカー。万全を期した作戦は成功するのか?緊迫する勝負の駆け引き。お互いがお互いの裏をかく。果たして、勝利の女神はどちらに微笑むのか?スリリングな展開から目が離せない。だますものだまされるもの。そしてラストは?もしかしたら、一番だまされたのは読んでいる側の人間である私たちかもしれない。作者に嵌められた?痛快で、最後の最後まで楽しませてくれる作品だった。 | ||||
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やや甘いかも、しれないけど『これでいい!』です。昨今のライトノベルと称する「作文」と比較すれば、はなから『志』が違います。「リカ」「安政五年・・」から比べれば、まさに飛躍的じゃーないですか。ここまで、真摯に、親切に、劇画・コンピューター世代の活字嫌いの坊ちゃん達を相手に取り組む、エンターテイメント作家が、今の日本にいますか?次は、「泣かせネタ」期待です。五十嵐貴久。ぼくは、次回作、必ず買いますよ!五十嵐貴久。いいじゃないですか! | ||||
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文章が平易で、内容も難しくないので、スラスラ読める作品だった。コンゲームをしかける(敵役)相手のカジノ経営者・沢田が、「石橋を叩いて壊す」くらいの慎重な性格の人物という設定になっており、「こんな二番煎じのちんけなFAKEに本当に引っかかるのか?そんなわけないだろう。」と思いながら読むことになるのだが、読者にそう思わせること自体が、作者の仕掛けたFAKEなのだろう。本の帯に「名画スティングを超える驚愕の大仕掛け」と書いてあり、また、作者自身もインタビューに答え「スティングへのオマージュ」と答えているが、これはいかがなものだろうか?「スティング」を見たことがある読者は、最後に何が起きるか、予想がついてしまうわけで・・・本作品は、2005年版このミスで17位を獲得した。2004年文春ベスト10ではランキング外だった。 | ||||
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数々のどんでん返しや、その発想が素晴らしいと思います。映画になったら相当面白いんじゃないでしょうか…(もちろん本は面白いですよ。笑) | ||||
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騙された相手を騙し返して、違法カジノから数億円を騙し取るという、コンゲームというか、スティングもの。当然さまざまな仕掛けや、どんでん返しが仕組まれてて、相当面白いです。ま、それはそれとして。冒頭のエピソードが携帯電話を使った大学入試でのカンニングなんですよね。これくらいならネタばれにならないと思うから書いちゃいますが、超小型ピンカメラと携帯電話を仕込んだ眼鏡を使うっていうのがアイデアでした。なるほどなあ、と感心しつつ読んでた訳ですがこの秋に韓国で大人数が加担した携帯によるカンニングが発覚したんですよね。 もしかして、この本がネタ元? | ||||
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あんな仕掛けで10億賭ける自信が出てくるのが無理がありましたね。まあ、作者もそう思っていたので納得しましたが。でも、ところどころワクワク感があって、決して悪い作品ではないと思います。 | ||||
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五十嵐貴久と言う作家の本はこれが始めて。さすがに面白く、一気に読む。途中中だるみの感あり。細かい薀蓄や注釈の列挙が少々鼻につく。人物描写と会話が秀逸。大どんでん返しは確かに意表をつくが、ちょっとリアリティがないか。わざわざ流血騒ぎを起こす必要性も感じられない。ラスト、「加奈」との恋愛感情に焦点があっていくのがなんとなく脱線気味に感じる。男性作家のエゴと言うか潜在的な夢の発露のような気もするのだが。いずれにしろ、この作家はロマンティストなんですね。 | ||||
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とにかく冒頭のカンニング事件から、一気に物語の中に引き込まれました。え? え? どうなっちゃうの? と思っているうちに、すさまじいどんでん返しに本当に驚かされました。最新ハイテク技術についてもきめ細かく書き込まれているし、たぶん今年読んだ本の中では一番面白かったです。てゆうか、こんなに興奮した本、最近ない・・・。もっとこういうタイプの小説が読みたい!!(絶叫)^^。まさか、最後にあんな仕掛けがあるなんて・・・。 | ||||
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帯にはずいぶんおおげさな煽り?が書かれていますが、ちょっと期待はずれです。人物ひとりひとりの描写もいまひとつ、仕掛けも最後に「へ?」という感じ。もちろん詳細には書けませんがある程度書いてしまうと大枠わかってしまう・・・ まあ、火曜サスペンス2時間もの、くらいのお話でしょうか。 | ||||
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帯にも書いてあって、それに魅かれて読んでみました。「スティング」を超える、と言ってしまったからには、読む側にも、それなりの「期待感」と「身構え」が生じてしまいます。その上での勝負、となりますが・・・・。確かに、仕掛けは近代的で大掛かりにはなってるかもしれませが「スティング」の方が2枚も3枚も上手、ですね。まぁ、それは騙される人の数からも明らかです。詳しいことはネタバレ(特に「スティング」のね)するんで書けませーん(^_^;)。 | ||||
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