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Fake
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Fakeの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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この本に関しては非常に評価が難しいと思う。 まず長い。文庫本で568ページ。小説が好きな人はあまり苦にはならないかもしれないが…。 内容に関しては少し複雑だが、まとめると主人公たちが10億円をかけてポーカー勝負をするというもの。 背表紙に解説(あらすじ)が書いてあるので、原文ママに載せてみる。 興信所の調査員・宮本と美貌の東大生・加奈は、浪人生・昌史を東京芸大に受からせるため、センター試験で完璧なカンニングを実行する。しかし、それは罠だった。全てを失った彼等は、昌史の父親を巻き込んで、復讐のため十億円を賭けたポーカーの勝負に打って出る。入念なイカサマを仕掛けた四人は、決して負けるはずがなかったのだが―。 アマゾンの紹介にも書いてあるので誰でも読めるが、この時点で2つのことがすでに作品を読む前から分かってしまう。 1.カンニングは罠 2.ポーカーのイカサマは(おそらく)失敗する 興が冷めること甚だしい。私もこの本を読む前に背表紙を見てこの文章を読んだのだが、この前情報のせいで、展開の3分の2がつまらない…。入試のくだりをよんでも「どうせ失敗するのだろう…」と思ってしまうし、ポーカー勝負においても「どうせ敵はイカサマを見破っているのだろう…」と思ってしまう。 案の定、カンニングはバレて、ポーカーのイカサマは作中で見破られる。これはミステリー小説では無かったのか…? 結末もいまいちご都合主義というか、結局ポーカーとは関係ないところで一発逆転している。 ストーリーはそこそこ面白いのだが、それ以外で大幅に損をしている作品。 読んで損は無いが人にはあまり薦めない作品であろう。 | ||||
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ずーっと「危なっかしいなあ」って感じで、どこで引っ掛かってどこでどんでん返しが来るの?と思いながら読んでた感じでした。 程々に楽しみましたが、「すげーバカ」のはずの昌史が、いつの間にか「頭ちゃんと使える」になってるのが「何で急に?」って気がしないでもなかった。 自分が剛史なら、計画の仲間内に昌史は絶対に混ぜない。 | ||||
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途中まではすごく面白いとはまりました。コンゲ-ムの展開も手に汗握る感じで良かったのですが、最後がえ〜っそんなオチかい(^_^;)、と拍子抜けしました。伏線が淡すぎて(っていうか、そんな匂わすところあったか?)オチがう〜ん納得できんと思いました。まぁ、読みやすくさくさくいけますが、その分スナック菓子のごとく、後味も軽いですよ。 | ||||
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和製コンゲームといううたい文句に誘われました。 読者も含めてだまして行くコンゲームものは大体パターンが似ており、先の展開を期待する読み方をしてしまい途中退屈になりますが、この作品は身近な事件をテーマにしており中盤も飽きません。 分厚いですが、一気に読むべきタイプです。 | ||||
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個人的には嫌いじゃないジャンルですが、 単に本の厚さだけではなく、読んでいて疲れました。 中盤から引き込まれ、ラストはそういうことか!と いう感じですが、スッキリ感がなかったです。 時間がある時に、半日かけて読むには面白いと思います。 紳士のスポーツ‘カード’に少し興味沸きました。 損はしたくないですけど。 | ||||
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区議会議員を陥れるために巻き込まれた男と友人の娘、10億を賭けたコン・ゲーム、相手は騙しのプロ……とんでもなく大風呂敷を広げる作品ですが……一番大事な騙しのテクニックが導入部のカンニングと同じ手口というのはどういう訳でしょう? ……だまされる訳ないじゃないですか。 そういう前提があってのラストシーンに繋がっていく訳で、「ストン」とオチを受け入れることができないんですよね。伏線も曖昧な張り方でもう一歩、「騙された」と思うところまでいかない。 文章は読みやすいですし、導入部のカンニングや捕まるまでは良い感じで楽しめるのですが。うーん、広げた風呂敷の豪華さだけが目に入ってしまいます。 | ||||
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これは、素直な「ほめ言葉」として言うのだが、「ヒマつぶしの娯楽作」としてはかなり面白い小説。読んでいる間は、ドキドキも知的興奮も、シアワセな気分も味わえる。 ただ、読後感は今一つかな。 最後のトリックは、現実には100%実行不可能。無理にやったとしても絶対に即バレる。 ちょっと読むとすごいアイデアのような気がするけど、細かい所まで完璧にはできない。少し具体的に考えてみると、すぐにおかしいと気付かれるのは明白だろう。 そのリアリティの無さを、「小説の嘘」として楽しめるかどうか。そこが問題だが、私にはこの作品ではちょっと難しかった。 ミステリー小説では、荒唐無稽なトリックの殺人事件が珍しくないけど、それはフィクションとしては許せることが多いよね。でも、この『Fake』のようなコンゲーム小説では、リアリティの無いトリックは、なぜか腹が立つのだが、どうしてだろう。 もう一つ、西村(父)が計画に加わったのは、彼にとって「大事なもの」を守るためだったはずだ。しかしこの結末では、勝負には勝っても、結局、その「大事なもの」は守れないのではないか? 敵はだまされて激怒しているはずだから、仕返しの意味でも、余計熱心に攻撃してきそうだしね。 やっぱり、映画『スティング』のように、敵はだまされたことにも気づかない、そこまで完璧にだまさないと、この手の話は、本当のハッピーエンドにならないと思う。 | ||||
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古典的なコンゲームもの。 それなりに読ませて、オチもまずまず。 ただ作者も告白しているように 本来の意図とは別に拡大派生した作品だけに そのネタ以外はやや強引。 オチバラシも平凡で息切れ感が。。。 多分に映画「スティング」を意識したようだが 何しろ「粋」じゃない。 | ||||
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紅茶好きの探偵と、頭脳明晰な東大生が中心の物語。 大金を取り戻す大博打で急展開が・・・ 文章が軽快なのでスラスラ読める。 その反面、 「騙すつもりが騙され、でも結局・・・」 という展開に新鮮味を感じなかったことも事実。 ラストシーンも強引さを感じずにはいられない。 読み終わった後の爽快感が、 期待していたほどではなかったことは残念。 | ||||
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10億円を賭けたポーカー。万全を期した作戦は成功するのか?緊迫する勝負の駆け引き。お互いがお互いの裏をかく。果たして、勝利の女神はどちらに微笑むのか?スリリングな展開から目が離せない。だますものだまされるもの。そしてラストは?もしかしたら、一番だまされたのは読んでいる側の人間である私たちかもしれない。作者に嵌められた?痛快で、最後の最後まで楽しませてくれる作品だった。 | ||||
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あんな仕掛けで10億賭ける自信が出てくるのが無理がありましたね。まあ、作者もそう思っていたので納得しましたが。でも、ところどころワクワク感があって、決して悪い作品ではないと思います。 | ||||
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