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(短編集)
わが身世にふる、じじわかし: ミミズクとオリーブ3
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わが身世にふる、じじわかし: ミミズクとオリーブ3の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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遺産相続にかかわるおじいさんの誘拐事件が発生し、ニューヨーク帰りの敏腕?刑事が捜査するが、一向に見つからない。主人公の奥様が素晴らしい推理の冴えを見せて人質救出という、ストーリーがテンポ良く進む、とても楽しくて面白い事件簿です。この奥様は料理の腕がプロ級で、その描写を読んでいるとおなかが空いてしまいます。全6編、電車で読むと乗り過ごしてしまうかもしれませんよ。 | ||||
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推理よりも、やっぱり作家である主人公と親友の刑事との掛け合いが絶妙です。40代ともなると気取ったものもなく、親友同士なので遠慮もなく、ああだこうだと言い合って朗らかです。今回もまずはビールや焼酎を二日酔いになるほど飲み、主人公や主人公の妻が作った美味しい料理を食べ、そしてようやく、刑事である河田が主人公の妻に事件の真相について相談をし、解決していきます。料理はもちろん、主人公の郷土料理が多く出てきます。こだわりのお好み焼きソースなどおいしそうです。リズム感のある文章(掛け合いが主だから?)で読みやすく、面白く、事件の悲惨さは全然印象に残らず、美味しそうな料理と主人公と河田の会話の面白さだけが記憶に残る後味のよい小説です。 | ||||
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「ミミズクとオリーブ」に始まるシリーズの第3弾。 雑誌『ミステリーズ!』に連載された6篇が収められている。 相変わらずの面白さであった。なかでも主人公と河田の掛け合いに磨きがかかっている。地の文にもユーモアと優しさが溢れていて、柔らかい気持ちで読むことが出来た。 ただ、名探偵である「奥さん」の存在感が薄れてしまったような気もして残念。 ただ、ミステリ部分の出来はいまいち。トリックに新しさと必然性がない。 とはいえ、芦原ファンにも、ミステリ好きにも楽しめる一冊だと思う。 | ||||
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