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(短編集)
澪つくし
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澪つくしの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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明野照葉さんは1ミリ1ミリ、少しずつ少しずつ詰め寄るような細かい描写というか、女性作家だけに繊細な細かいすみっこの溝までつつくような表現ができる作家なので、ホラーには向いているかと思うんですが、この人のホラーはあまりいいの出会ったことがありません。 ホラーより人間ってこわい…という、人間の底に揺らめいている現在小説が似合っているんだろうな。 さて「澪つくし」ですが、短編集。 表題の「澪つくし」は第37回オール讀物推理小説新人賞受賞作「雨女(うめ)」の続編なんだが、正直私はそれほどいい作品とは思えず。 確かに底知れぬ恐ろしさを秘めた人なんだけど、作ったキャラで勝負しているような感じで、「ああ、小説っぽい設定だよな」と思っちゃったので白けちゃった。 個人的に、人間が誰もが持っている欲とか醜さを出した小説で、特別な人じゃなくて誰もが持っているものをグンと引き出してくれるところに恐ろしさを感じたい。 けどそれはなかったかな。個人的な好みなのでそれ押し付けるわけにはいかんけど。 長編のほうが面白くなったかも。 でも全体的には面白かったです。 特には「ジェリーフィッシュ」良かった。主人公の男ざまあwww と思えてよかった(笑)。 | ||||
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