顔に降りかかる雨

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評判

顔に降りかかる雨の評価:

3.44/5点 レビュー 61件。 C ランク

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平均点3.44pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全132件 81〜100 5/7ページ
No.52
(4pt)

鋭い人間観察。

 鋭い人間観察は、桐野さんの作品の特徴だと思う。
人の悪意から目を背けず、果敢に描写し、事件を終局まで運ぶ手腕は、脱帽。
主人公ミロの、弱さ、頼りなさにハラハラさせられながらも、彼女なりの人間に対する観察眼を頼りに事件の答えを探す。そこに、幸福が待っていないとしても。
その頼りないが理知的なところ、力強いパワーに魅力を感じた。(だから、ダークのやさくれっぷりは同一人物と思えないくらいビックリした。別作品として読めばいいのかもしれないが)
  人としてリアルな探偵だと思う。
 結末の暴露の動機も、どうにも人間らしい。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.51
(4pt)

小説の“今”

この作品は、1993年のものなので、もうすでに、“今”と言うには古いかもしれない。
ミステリーはあまり読まないのだが、新聞連載で、『メタボラ』に夢中になって
この作者が好きになり、デビュー作を手に取った。
江戸川乱歩賞である。最近の、いわゆる純文学系の受賞作品の質に大きな?を
感じていた時、これを読んで、ああ、これなら受賞も納得出来るなあ、と
非常にホッとしたのが、第一の感想。
簡潔な文体の中に、ハッとするような、作者の洞察力や感覚の鋭さが感じられたからである。
そして、実は、先に書いた、失望は、昨今の受賞作の中に、
そういった、うならせるような作者独自の、かつ、普遍的な“真実”と呼べるものが、
非常に足りないことが原因だったのだ、
と気付いた。
小説を読むという行為の、大きな楽しみであったはずの、
そういう知的な満足は与えられず、
ただ、ドラッグとか暴力とか、精神の病とか、
徒に刺激を煽ることが、何か、センセーショナルと勘違いされているような・・・。
もちろん、本作は、倒錯趣味や極道など、裏の世界を描いている。
しかし、それは、ミステリーの王道であり、面白いのは、そういう設定の中で、
深い人間観察や、社会批判の精神が、きっちりと書かれ、
しかも、それが作者の、書く、ということへの動機となっているように感じられる点である。
きっと、作者は、自分をミステリー作家、とか
レッテルを貼られるのは好まないかもしれない。
そして、純文学よりは、エンタメの方が、
本来、小説が読者に与えるべきものを盛り込むには、
適しているのかもしれない。
小説とは、どんなジャンルにせよ、
楽しませる=エンターテインメント
でなければいけない、ということだろう。
今は、○○、というジャンルは必要ないのかもしれない。
それにしても、いわゆる純文学、というものは、
もう死に体になってしまったのだろうか・・・。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.50
(4pt)

小説の“今”

この作品は、1993年のものなので、もうすでに、“今”と言うには古いかもしれない。
ミステリーはあまり読まないのだが、新聞連載で、『メタボラ』に夢中になって
この作者が好きになり、デビュー作を手に取った。
江戸川乱歩賞である。最近の、いわゆる純文学系の受賞作品の質に大きな?を
感じていた時、これを読んで、ああ、これなら受賞も納得出来るなあ、と
非常にホッとしたのが、第一の感想。
簡潔な文体の中に、ハッとするような、作者の洞察力や感覚の鋭さが感じられたからである。
そして、実は、先に書いた、失望は、昨今の受賞作の中に、
そういった、うならせるような作者独自の、かつ、普遍的な“真実”と呼べるものが、
非常に足りないことが原因だったのだ、
と気付いた。
小説を読むという行為の、大きな楽しみであったはずの、
そういう知的な満足は与えられず、
ただ、ドラッグとか暴力とか、精神の病とか、
徒に刺激を煽ることが、何か、センセーショナルと勘違いされているような・・・。
もちろん、本作は、倒錯趣味や極道など、裏の世界を描いている。
しかし、それは、ミステリーの王道であり、面白いのは、そういう設定の中で、
深い人間観察や、社会批判の精神が、きっちりと書かれ、
しかも、それが作者の、書く、ということへの動機となっているように感じられる点である。
きっと、作者は、自分をミステリー作家、とか
レッテルを貼られるのは好まないかもしれない。
そして、純文学よりは、エンタメの方が、
本来、小説が読者に与えるべきものを盛り込むには、
適しているのかもしれない。
小説とは、どんなジャンルにせよ、
楽しませる=エンターテインメント
でなければいけない、ということだろう。
今は、○○、というジャンルは必要ないのかもしれない。
それにしても、いわゆる純文学、というものは、
もう死に体になってしまったのだろうか・・・。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.49
(4pt)

1993年第39回江戸川乱歩賞受賞作

桐野さんは前に「OUT」を読んだのですが、最後が気に入らなかった。
途中が面白かっただけに、それが残念だったのですが、今回はどうでしょう・・・
このシリーズはなんとなく知っていたのですが、読むまで主人公の「村野ミロ」は女子大生だと思っていたら、32歳の未亡人だった。
何と勘違いしていたのか(-_-;)
そのミロの親友が、恋人のお金1億円と共に姿を消したことから物語が始まります。
姿を消す前にミロの家に電話をかけていた事から(ミロは出なかったのだけど)親友の恋人・成瀬に共犯と疑われ成瀬と共に親友を探すことになるのです。
私は最初に読み始めたとき、一番疑わしいのは成瀬だと思ったのですが、ミロと共に行動するようになり成瀬の人となりが分かるようになり、成瀬が犯人じゃないのかも・・・と思うようになりました。
なんとなくミロと成瀬は似たもの同士なんですね。
そして親友を探すうち、その親友の考えや行動が分かってきて、自分が見てたのはほんの一部だったと分かるし、親友の周りの人々の闇みたいなのも見えて・・・そんな寂しさや親友に対しての同情心みたいなのも感じました。
そういう意味ではミロも成瀬も立ち位置が似てるというのでしょうか。
まぁこの小説だけじゃなくて誰にでもそういうのはあると思うんですけど、それは知りたくないというか、知らせたくもないというか・・・。
そんなミロと成瀬の共感部分がだんだん大きくなってきて、探偵モノのミステリー小説なんだけど恋愛モノと言ってもいいかもという部分もありました。
最後はすんなり終ると思ったら・・・があるんだけど、やっぱりなんともいえない寂しさがありました。
しかし、この小説ではセクシャルな単語がいっぱい出てきます。
これってどういう意味だろう?と思うのもたくさんあって(なんとなく分かるんだけど)ネットで調べたらモザイク写真がいっぱい出てきました(^^;)
やっぱりそうか・・・みたいな。
【死体写真愛好家】なるものの存在が、こんな前からあったなんて・・・と。
少し前に小学校の先生がそういう写真をネットで流していたことが話題になりましたし、本当にそういう人がいるんだなと。
やはり事実は小説より奇なり(-_-;)
なんか先月の自分もそういうのと対面したのもあって、なんともいえない気持ちになりました。
ミロもそんな気持ちでそういう写真を見たんだろうな、と。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.48
(4pt)

1993年第39回江戸川乱歩賞受賞作

桐野さんは前に「OUT」を読んだのですが、最後が気に入らなかった。
途中が面白かっただけに、それが残念だったのですが、今回はどうでしょう・・・
このシリーズはなんとなく知っていたのですが、読むまで主人公の「村野ミロ」は女子大生だと思っていたら、32歳の未亡人だった。
何と勘違いしていたのか(-_-;)
そのミロの親友が、恋人のお金1億円と共に姿を消したことから物語が始まります。
姿を消す前にミロの家に電話をかけていた事から(ミロは出なかったのだけど)親友の恋人・成瀬に共犯と疑われ成瀬と共に親友を探すことになるのです。
私は最初に読み始めたとき、一番疑わしいのは成瀬だと思ったのですが、ミロと共に行動するようになり成瀬の人となりが分かるようになり、成瀬が犯人じゃないのかも・・・と思うようになりました。
なんとなくミロと成瀬は似たもの同士なんですね。
そして親友を探すうち、その親友の考えや行動が分かってきて、自分が見てたのはほんの一部だったと分かるし、親友の周りの人々の闇みたいなのも見えて・・・そんな寂しさや親友に対しての同情心みたいなのも感じました。
そういう意味ではミロも成瀬も立ち位置が似てるというのでしょうか。
まぁこの小説だけじゃなくて誰にでもそういうのはあると思うんですけど、それは知りたくないというか、知らせたくもないというか・・・。
そんなミロと成瀬の共感部分がだんだん大きくなってきて、探偵モノのミステリー小説なんだけど恋愛モノと言ってもいいかもという部分もありました。
最後はすんなり終ると思ったら・・・があるんだけど、やっぱりなんともいえない寂しさがありました。
しかし、この小説ではセクシャルな単語がいっぱい出てきます。
これってどういう意味だろう?と思うのもたくさんあって(なんとなく分かるんだけど)ネットで調べたらモザイク写真がいっぱい出てきました(^^;)
やっぱりそうか・・・みたいな。
【死体写真愛好家】なるものの存在が、こんな前からあったなんて・・・と。
少し前に小学校の先生がそういう写真をネットで流していたことが話題になりましたし、本当にそういう人がいるんだなと。
やはり事実は小説より奇なり(-_-;)
なんか先月の自分もそういうのと対面したのもあって、なんともいえない気持ちになりました。
ミロもそんな気持ちでそういう写真を見たんだろうな、と。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.47
(3pt)

これが原点?

最近は「魂萌え」で新境地を開かれた桐野氏。人間を、社会を見据える目で書かれた作品は読み応えがありました。
で、本書は桐野氏の本来の作風であるハードボイルド作品。まるで2時間の火サスを見ているかのような展開で物語が進んでいきます。男より男らしい主人公ミロと、暗い過去を持つ成瀬との危うい関係。単なるドラマと思うと、よくできたストーリー展開でちょっぴり恋愛もあって楽しめます。この手の作品に、人間観察や心理描写はあまり求めてもいけないのでしょうね。
その後の作品が進化し続けているんだなぁ〜、と思える初期作品でした。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.46
(3pt)

これが原点?

最近は「魂萌え」で新境地を開かれた桐野氏。人間を、社会を見据える目で書かれた作品は読み応えがありました。
で、本書は桐野氏の本来の作風であるハードボイルド作品。まるで2時間の火サスを見ているかのような展開で物語が進んでいきます。男より男らしい主人公ミロと、暗い過去を持つ成瀬との危うい関係。単なるドラマと思うと、よくできたストーリー展開でちょっぴり恋愛もあって楽しめます。この手の作品に、人間観察や心理描写はあまり求めてもいけないのでしょうね。
その後の作品が進化し続けているんだなぁ〜、と思える初期作品でした。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.45
(1pt)

主人公ミロに共感できず

この小説は女性が書いたという雰囲気や匂いに満ち溢れている。登場人物を紹介するときの描写の仕方、服装や香水・アクセサリーなどの小物についての記述など、ブランド名が明確に用いられており、記号として知る人ならばイメージが膨らむように書かれている。あるいは、主人公の村野ミロと一緒に失踪した女性を追う村瀬の描写の仕方、そしてラブシーンへと至る描写・・・あざといほどの「女性の視点」という描写が、逆に私には鼻についてしまう。主人公の村野ミロが、最初は嫌悪しながらも成瀬に惹かれてゆく過程も、やっぱりなあ・・・という思い。
こういう気分は何なのだろうかと、読みながらずっと考える。男社会の描写や視点に慣れすぎている事から来る違和感か、我々男性がしがらみに縛られて逆立ちしてもできないような垣根を、女性たちが軽々と越えてしまうことへの羨望か、あるいは営々と築きあげられてきた男性社会に対して、そういう生きざまをみっともないと思わせられることへの悪あがきか。世の中の、女性と男性の妄想の違いに思い至る小説でもあった。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.44
(1pt)

主人公ミロに共感できず

この小説は女性が書いたという雰囲気や匂いに満ち溢れている。登場人物を紹介するときの描写の仕方、服装や香水・アクセサリーなどの小物についての記述など、ブランド名が明確に用いられており、記号として知る人ならばイメージが膨らむように書かれている。あるいは、主人公の村野ミロと一緒に失踪した女性を追う村瀬の描写の仕方、そしてラブシーンへと至る描写・・・あざといほどの「女性の視点」という描写が、逆に私には鼻についてしまう。主人公の村野ミロが、最初は嫌悪しながらも成瀬に惹かれてゆく過程も、やっぱりなあ・・・という思い。
こういう気分は何なのだろうかと、読みながらずっと考える。男社会の描写や視点に慣れすぎている事から来る違和感か、我々男性がしがらみに縛られて逆立ちしてもできないような垣根を、女性たちが軽々と越えてしまうことへの羨望か、あるいは営々と築きあげられてきた男性社会に対して、そういう生きざまをみっともないと思わせられることへの悪あがきか。世の中の、女性と男性の妄想の違いに思い至る小説でもあった。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.43
(3pt)

発表順に読んだ方がいいかも・・・

93年度江戸川乱歩賞受賞作。探偵村野ミロシリーズの第一作である。
『グロテスク』や『柔らかな頬』から先に読んだ読者のかたは、本書を物足りなく感じるかもしれない。正直、自分も再読してみて、展開に無理がある箇所が認められるし、ミロの行動原理に共感できないなあ、と改めて思ってしまった。単純なところでは、なんでこの男と寝ようとするの?とか。でも物足りなく感じて当然なのだ。著者は、一作ごとに著しい変化を遂げる作家なのだから。
ストーリーにはあまりひきつけられなかったが、それでも最後まで読ませる筆力がある。そしてところどころ妙に印象に残る箇所も。たとえば、ミロが他人、特に女性を観察する視線に後の作品の萌芽を見ることができると思う。ストーリーよりも細部に魅力を感じる。その細部を極め、執拗なまでに書き込んでいるのが『グロテスク』だったりするのだとも思った。
やはり著者の作品は、発表順に読んだ方がいいかもしれない。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.42
(3pt)

発表順に読んだ方がいいかも・・・

93年度江戸川乱歩賞受賞作。探偵村野ミロシリーズの第一作である。
『グロテスク』や『柔らかな頬』から先に読んだ読者のかたは、本書を物足りなく感じるかもしれない。正直、自分も再読してみて、展開に無理がある箇所が認められるし、ミロの行動原理に共感できないなあ、と改めて思ってしまった。単純なところでは、なんでこの男と寝ようとするの?とか。でも物足りなく感じて当然なのだ。著者は、一作ごとに著しい変化を遂げる作家なのだから。
ストーリーにはあまりひきつけられなかったが、それでも最後まで読ませる筆力がある。そしてところどころ妙に印象に残る箇所も。たとえば、ミロが他人、特に女性を観察する視線に後の作品の萌芽を見ることができると思う。ストーリーよりも細部に魅力を感じる。その細部を極め、執拗なまでに書き込んでいるのが『グロテスク』だったりするのだとも思った。
やはり著者の作品は、発表順に読んだ方がいいかもしれない。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.41
(4pt)

女にしか分からない嫌な女とは

江戸川乱歩賞受賞作。
犯人は最初からなんとなく分かるのだけど、そこに至るまでのスケールの大きさが醍醐味。
ドイツの社会情勢まで巻き込みつつも、一個人の欲望やカルト的な趣味、快楽主義的な生き方も丁寧に描き、雑多な日本社会が浮き彫りになる。
登場人物それぞれに癖があって、結局、いい人なんて一人も出てこないあたりも良い。特に不倫された美人妻の、気づく人しか気づかない嫌な女な感じが、これは、女にしか描けないかも。と思った。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.40
(4pt)

女にしか分からない嫌な女とは

江戸川乱歩賞受賞作。
犯人は最初からなんとなく分かるのだけど、そこに至るまでのスケールの大きさが醍醐味。
ドイツの社会情勢まで巻き込みつつも、一個人の欲望やカルト的な趣味、快楽主義的な生き方も丁寧に描き、雑多な日本社会が浮き彫りになる。
登場人物それぞれに癖があって、結局、いい人なんて一人も出てこないあたりも良い。特に不倫された美人妻の、気づく人しか気づかない嫌な女な感じが、これは、女にしか描けないかも。と思った。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.39
(2pt)

楽しめませんでした

はっきり言って楽しめませんでした。
出だしは暗いし、興味を引かない。
人探しというありふれたパターン。
何故、主人公が失踪した友人を探さなければならないのか
良く判らない。
さしたる山場も無く淡々と続くストーリー。
なんとなく先が読めてしまう展開です。
この作品の中で、主人公の親友のノンフィクションライターが、
ベルリンで人種差別を体験するために金髪のカツラかぶって
娼婦みたいな格好して歩くってのがありますが、これは人種差別
なんかじゃなくて、ただ単に人格を疑われてるだけだと思います。
人種差別を体験したければ、普通の格好してレストランで食事
するとか、ホテルに泊まったりすれば体験できると思います。
その方が奇抜な行動をするより、より深いものが見えてくるのでは
ないでしょうか。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.38
(2pt)

楽しめませんでした

はっきり言って楽しめませんでした。
出だしは暗いし、興味を引かない。
人探しというありふれたパターン。
何故、主人公が失踪した友人を探さなければならないのか
良く判らない。
さしたる山場も無く淡々と続くストーリー。
なんとなく先が読めてしまう展開です。
この作品の中で、主人公の親友のノンフィクションライターが、
ベルリンで人種差別を体験するために金髪のカツラかぶって
娼婦みたいな格好して歩くってのがありますが、これは人種差別
なんかじゃなくて、ただ単に人格を疑われてるだけだと思います。
人種差別を体験したければ、普通の格好してレストランで食事
するとか、ホテルに泊まったりすれば体験できると思います。
その方が奇抜な行動をするより、より深いものが見えてくるのでは
ないでしょうか。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.37
(5pt)

こっちが先だったのね

読んだとき
『テロリストのパラソル』に似ているなあと。
いやいや
『八月のマルクス』のほうかなあとも。
どちらも乱歩賞受賞作なんだけれど。
よくよく考えてみると
受賞はこっちのほうが先。
作品各位に影響被影響はないだろうけれど
なんとなくほっとした。
見事にハードボイルド。
深くはないけれど
強い女の弱さもまたきちんと描かれていて。
もちろん真相についても二転三転。
十二分に楽しめた作品。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.36
(5pt)

こっちが先だったのね

読んだとき
『テロリストのパラソル』に似ているなあと。
いやいや
『八月のマルクス』のほうかなあとも。
どちらも乱歩賞受賞作なんだけれど。
よくよく考えてみると
受賞はこっちのほうが先。
作品各位に影響被影響はないだろうけれど
なんとなくほっとした。
見事にハードボイルド。
深くはないけれど
強い女の弱さもまたきちんと描かれていて。
もちろん真相についても二転三転。
十二分に楽しめた作品。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.35
(4pt)

読者の性別・年齢によって感想が大きく変わりそう

有名な方なので、名前だけは知ってましたが、つい最近「グロテスク」を読んだだけです。もっと最初の方からと思い、読みました。

これは、読者が女性か男性か、何歳ぐらいであるか?ということで、読後の感想がかなり違ってくる物語だと思います。

割と、白黒はっきりしている物語や、どうだ!というほどのどんでん返しも好きだし、サクサクと進む物語が好きなので、途中、主人公のミロの心理描写が特に、たるいな、と思う部分もありましたが、読み終えたら、この作家さんには必要だったのだなと思いました。

最初、なんでミロが巻き込まれなくてはならない事件かわからなかったけど、後で思うと、なるほど・・・事件とはこれだったのか?と。

自分の世界を持っておられる作者、ですね。

「グロテスク」を読んだ時も好きか嫌いかはわからなかったけど、やっぱりこの作品もそうです。好きか嫌いかわからない。でも、忘れない。そういうのが創れる方ってのは、素晴らしい才能があるのでは?

話が面白いだけじゃなく、雰囲気がすごくある作品ですね。

続編も読んでみます。
新装版 顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062936801
No.34
(4pt)

読者の性別・年齢によって感想が大きく変わりそう

有名な方なので、名前だけは知ってましたが、つい最近「グロテスク」を読んだだけです。もっと最初の方からと思い、読みました。

これは、読者が女性か男性か、何歳ぐらいであるか?ということで、読後の感想がかなり違ってくる物語だと思います。

割と、白黒はっきりしている物語や、どうだ!というほどのどんでん返しも好きだし、サクサクと進む物語が好きなので、途中、主人公のミロの心理描写が特に、たるいな、と思う部分もありましたが、読み終えたら、この作家さんには必要だったのだなと思いました。

最初、なんでミロが巻き込まれなくてはならない事件かわからなかったけど、後で思うと、なるほど・・・事件とはこれだったのか?と。

自分の世界を持っておられる作者、ですね。

「グロテスク」を読んだ時も好きか嫌いかはわからなかったけど、やっぱりこの作品もそうです。好きか嫌いかわからない。でも、忘れない。そういうのが創れる方ってのは、素晴らしい才能があるのでは?

話が面白いだけじゃなく、雰囲気がすごくある作品ですね。

続編も読んでみます。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.33
(4pt)

読者の性別・年齢によって感想が大きく変わりそう

有名な方なので、名前だけは知ってましたが、つい最近「グロテスク」を読んだだけです。もっと最初の方からと思い、読みました。

これは、読者が女性か男性か、何歳ぐらいであるか?ということで、読後の感想がかなり違ってくる物語だと思います。

割と、白黒はっきりしている物語や、どうだ!というほどのどんでん返しも好きだし、サクサクと進む物語が好きなので、途中、主人公のミロの心理描写が特に、たるいな、と思う部分もありましたが、読み終えたら、この作家さんには必要だったのだなと思いました。

最初、なんでミロが巻き込まれなくてはならない事件かわからなかったけど、後で思うと、なるほど・・・事件とはこれだったのか?と。

自分の世界を持っておられる作者、ですね。

「グロテスク」を読んだ時も好きか嫌いかはわからなかったけど、やっぱりこの作品もそうです。好きか嫌いかわからない。でも、忘れない。そういうのが創れる方ってのは、素晴らしい才能があるのでは?

話が面白いだけじゃなく、雰囲気がすごくある作品ですね。

続編も読んでみます。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688