顔に降りかかる雨

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顔に降りかかる雨の評価:

3.44/5点 レビュー 61件。 C ランク

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平均点3.44pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全132件 61〜80 4/7ページ
No.72
(3pt)

天才作家のデビュー作は普通は傑作なのだが・・・

現在の小説界を代表する桐野氏の江戸川乱歩賞受賞作だが、どうも江戸川乱歩賞は年度によって当たり外れが大きい賞ですね。選考委員絶賛のハードボイルドミステリーということですが、この年は他の応募作によっぽど恵まれていなかったのではないかと言いたくなるほど、凡庸な出来栄えです。東ベルリンのネオナチや死体写真愛好、SM趣味など魅力的な素材がストーリーの面白さに全く結びついていません。当時としてはセンセーショナルなネタだからという表層的なレベルで無理やりネタとして放り込んだ感がアリアリ。ストーリー自体としては一人の失踪した女性の行方を捜すというものですが、同じプロットの宮部みゆきの「火車」と比べると構成等で雲泥の差だとよく分かると思います。
最後まで読んでも何の意外性もないストーリーで、最後に主人公が長々と事件の真相を語りますが、その真相自体がつまらない。参考文献に東ドイツ関連の本が並んでいるので国際的な陰謀なんかも織り交ぜているのかなと思うかもしれないが、終始、4.5人の人間関係と徒歩圏内の生活圏のスケールなのはどういうことなのでしょうか。はっきり言って短編集の100ページほどの一ストーリーでまとまる話です。
桐野氏のファンはまあ、興味があれば読んでみる程度でいいと思います。最初の一冊にはお薦めはできません。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.71
(2pt)

江戸川乱歩賞受賞作ですか。。。

結論から言いますと、珍しく心に何一つ残るものがなかった作品でした。最後にがっかりする、というケースも少なくないのですが、この作品に関しては、最初から最後まで、もりあがれませんでした。とくに、なかで描かれている恋愛模様には、とてもさめた目でしかみることができませんでした。少なくとも私には、ですが。期待が高すぎただけに失望感が強かったのかもしれません。江戸川乱歩賞受賞作は好きな作品が多いので、正直がっかりでした。随分前の作品のようですので、最近読んだというのも原因かもしれません。こういう内容は、当時は新鮮だったのでしょうか。もしかしたらこの作品は映像化の方がむいているのかもしれません。私はみていませんが。。。とにかく、私のように、江戸川乱歩賞受賞作を手当たり次第読んでみよう、と思って手にしようとされる方は、注意された方がよいかもしません。あしからず。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.70
(2pt)

江戸川乱歩賞受賞作ですか。。。

結論から言いますと、珍しく心に何一つ残るものがなかった作品でした。最後にがっかりする、というケースも少なくないのですが、この作品に関しては、最初から最後まで、もりあがれませんでした。とくに、なかで描かれている恋愛模様には、とてもさめた目でしかみることができませんでした。少なくとも私には、ですが。期待が高すぎただけに失望感が強かったのかもしれません。江戸川乱歩賞受賞作は好きな作品が多いので、正直がっかりでした。随分前の作品のようですので、最近読んだというのも原因かもしれません。こういう内容は、当時は新鮮だったのでしょうか。もしかしたらこの作品は映像化の方がむいているのかもしれません。私はみていませんが。。。とにかく、私のように、江戸川乱歩賞受賞作を手当たり次第読んでみよう、と思って手にしようとされる方は、注意された方がよいかもしません。あしからず。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.69
(1pt)

作者の意匠が全く見えない物足りない作品 !

未だジュニア小説を書いていた頃の作品とは言え、乱歩賞受賞作とは思えない程の未熟な作品。捨てた夫に自殺された過去を持つミロをヒロインとした物語である。ミロが、友人でノンフィクション作家の耀子が愛人成瀬の金4700万円を盗んで失踪した、と成瀬自身から告げられる所から物語は始まる。その金は闇の金。成瀬はミロが耀子を匿っていると疑っているし、闇のボスは成瀬とミロ双方を疑っていると言う設定。自分の身を守るためと、耀子を巡る事件の真相を探るためのミロの行動を追うと言う形で物語は進行する。
まず、ミロの性格設定が支離滅裂である。当初、元夫を自殺に追い込んだ自責の念から殆ど鬱状態にあった筈なのに、闇のボスから脅迫され"命の危険"に晒されているのに平然として捜査を開始する"強い女"に変身する。この不自然さをカバーするかの様に、ミロの父親は暴力団関係の元探偵と言う設定。ご都合主義が過ぎる。そして時折、無闇に感傷的になる。その上、この危険な捜査中に容疑者の一人に恋情を持ったりするのだ。それなのに、自身を理知的で行動力を持った女と自覚(錯覚)している。これではヒロインに感情移入出来ないし、物語の求心性に欠ける。実際、物語にミステリ的謎は無く、ただ醜悪・奇矯な人間が次々と登場するだけで、サスペンス性は皆無。人物の書き込みも表面をなぞっただけで物足らない。犯人設定くらい、もう少し工夫を凝らしたらどうなのか ? 耀子は風俗ルポライターから硬派のルポライターに転進するつもりだった、との設定だが、霊能力占い師、変態ショーを登場させる等、本作の舞台設定が風俗ルポそのものとの印象を受ける。読者はその観衆の位置付けとの意図だろうか ?
本格ミステリでも無ければ、サスペンス小説でも無く、人間心理を深く抉った文学的味わいも無い。作者の意匠が全く見えない作品。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.68
(1pt)

作者の意匠が全く見えない物足りない作品 !

未だジュニア小説を書いていた頃の作品とは言え、乱歩賞受賞作とは思えない程の未熟な作品。捨てた夫に自殺された過去を持つミロをヒロインとした物語である。ミロが、友人でノンフィクション作家の耀子が愛人成瀬の金4700万円を盗んで失踪した、と成瀬自身から告げられる所から物語は始まる。その金は闇の金。成瀬はミロが耀子を匿っていると疑っているし、闇のボスは成瀬とミロ双方を疑っていると言う設定。自分の身を守るためと、耀子を巡る事件の真相を探るためのミロの行動を追うと言う形で物語は進行する。
まず、ミロの性格設定が支離滅裂である。当初、元夫を自殺に追い込んだ自責の念から殆ど鬱状態にあった筈なのに、闇のボスから脅迫され"命の危険"に晒されているのに平然として捜査を開始する"強い女"に変身する。この不自然さをカバーするかの様に、ミロの父親は暴力団関係の元探偵と言う設定。ご都合主義が過ぎる。そして時折、無闇に感傷的になる。その上、この危険な捜査中に容疑者の一人に恋情を持ったりするのだ。それなのに、自身を理知的で行動力を持った女と自覚(錯覚)している。これではヒロインに感情移入出来ないし、物語の求心性に欠ける。実際、物語にミステリ的謎は無く、ただ醜悪・奇矯な人間が次々と登場するだけで、サスペンス性は皆無。人物の書き込みも表面をなぞっただけで物足らない。犯人設定くらい、もう少し工夫を凝らしたらどうなのか ? 耀子は風俗ルポライターから硬派のルポライターに転進するつもりだった、との設定だが、霊能力占い師、変態ショーを登場させる等、本作の舞台設定が風俗ルポそのものとの印象を受ける。読者はその観衆の位置付けとの意図だろうか ?
本格ミステリでも無ければ、サスペンス小説でも無く、人間心理を深く抉った文学的味わいも無い。作者の意匠が全く見えない作品。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.67
(2pt)

たいくつな展開

短編「虫卵の配列」が面白かったので、長編を読んでみることに。
人捜しをするお話ですが、「さしたる山場も無く淡々と続くストーリー」と別の方が書いているように、ページを進めど進めどさほど状況が進展しません。大きな展開があるのはクライマックスだけ。
400ページなんてとてもじゃないけどいらないでしょ。100ページぐらいにまとめれば面白いかも。
江戸川乱歩賞?がっかりです。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.66
(2pt)

たいくつな展開

短編「虫卵の配列」が面白かったので、長編を読んでみることに。
人捜しをするお話ですが、「さしたる山場も無く淡々と続くストーリー」と別の方が書いているように、ページを進めど進めどさほど状況が進展しません。大きな展開があるのはクライマックスだけ。
400ページなんてとてもじゃないけどいらないでしょ。100ページぐらいにまとめれば面白いかも。
江戸川乱歩賞?がっかりです。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.65
(5pt)

女にも熱い魂がある

OUTやファイアボールブルースを読んでも思ったが、硬質な素材を巧みに自分の味で料理し、それでいて卓上の読者になんら阿ることなく物語を構築していく力量に舌を巻く。それは読者を無視するというのとはまるで違う。筆者の内に潜んだ荒涼とした惑星に取り残されたような孤独はこの処女作にも見受けられる。というよりここから桐野夏生は始まったのだろう。孤独の描写は孤独の閾値を知らぬものには描けない。そこから静かに充溢する優しさは、悲しみの閾値を知らないものには決して描けない。
ヘナヘナした甘っちょろい作品を読んだ後で桐野夏生の作品群に触れると、彼女の切っ先の鋭さに襟を正される想いだ。強くおすすめする。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.64
(5pt)

女にも熱い魂がある

OUTやファイアボールブルースを読んでも思ったが、硬質な素材を巧みに自分の味で料理し、それでいて卓上の読者になんら阿ることなく物語を構築していく力量に舌を巻く。それは読者を無視するというのとはまるで違う。筆者の内に潜んだ荒涼とした惑星に取り残されたような孤独はこの処女作にも見受けられる。というよりここから桐野夏生は始まったのだろう。孤独の描写は孤独の閾値を知らぬものには描けない。そこから静かに充溢する優しさは、悲しみの閾値を知らないものには決して描けない。
ヘナヘナした甘っちょろい作品を読んだ後で桐野夏生の作品群に触れると、彼女の切っ先の鋭さに襟を正される想いだ。強くおすすめする。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.63
(4pt)

主人公が魅力的

 主人公ミロのセリフやモノローグにおもわずクスッと笑ってしまう部分が多くあり、怖い場面も多いこの作品の暗さを和らげている。桐野さんでなくてはこのストーリーをこんなふうには仕上げられないと思う。
 サスペンス劇場を見てるようだという人がいるが、そこがいいんじゃない!と言いたい。ただし、相当できのいい部類の・・・であるが。実際過去にドラマ化されているようだが、たぶん原作のこの感じ、表現できてるわけなさそうだから観たいとも思わないが。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.62
(4pt)

主人公が魅力的

 主人公ミロのセリフやモノローグにおもわずクスッと笑ってしまう部分が多くあり、怖い場面も多いこの作品の暗さを和らげている。桐野さんでなくてはこのストーリーをこんなふうには仕上げられないと思う。
 サスペンス劇場を見てるようだという人がいるが、そこがいいんじゃない!と言いたい。ただし、相当できのいい部類の・・・であるが。実際過去にドラマ化されているようだが、たぶん原作のこの感じ、表現できてるわけなさそうだから観たいとも思わないが。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.61
(4pt)

このシリーズのファンになった

このシリーズは読み進めるごとに面白くなっていく。桐野さんは当たり外れの激しい作家だと思っているが、このシリーズは当たり!
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.60
(4pt)

このシリーズのファンになった

このシリーズは読み進めるごとに面白くなっていく。桐野さんは当たり外れの激しい作家だと思っているが、このシリーズは当たり!
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.59
(3pt)

中盤の変態?秘密クラブの辺りからのってきたけど

それまでがなんかもたついてる気がした。
デビュー作だからこんなものなのかな?
でも桐野さんの作家としての確かな筆致を感じた。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.58
(3pt)

中盤の変態?秘密クラブの辺りからのってきたけど

それまでがなんかもたついてる気がした。
デビュー作だからこんなものなのかな?
でも桐野さんの作家としての確かな筆致を感じた。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.57
(5pt)

親友の失踪の奇怪な謎に迫るスリルな展開

読み進めるごとに灰汁が強くなってスケールも膨らんでいく凄みと面白さで読み応え抜群でした。
シリーズ物とは知らず、「ダーク(上)」から読んでしまい慌てて本作を読みました。個人的には「ダーク」の薄気味悪さが後を引くようなテイストが好みだったので探偵ミロシリーズの1作目の本作とは全く印象が異なっていてショックでしたがストーリの奥深さや意外性に富んでいて飽きさせません!
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.56
(5pt)

親友の失踪の奇怪な謎に迫るスリルな展開

読み進めるごとに灰汁が強くなってスケールも膨らんでいく凄みと面白さで読み応え抜群でした。
シリーズ物とは知らず、「ダーク(上)」から読んでしまい慌てて本作を読みました。個人的には「ダーク」の薄気味悪さが後を引くようなテイストが好みだったので探偵ミロシリーズの1作目の本作とは全く印象が異なっていてショックでしたがストーリの奥深さや意外性に富んでいて飽きさせません!
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.55
(1pt)

がっかり

あの桐野夏生のデビュー作ということで、読んでみましたが、
なんだか漫画の原作か、テレビの2時間ドラマのシナリオみたい。
江戸川乱歩賞〔でしたっけ〕って、もうちょっとハードルが高いと思ってました。
厳しい言い方ですが、おそらく受賞作品の中でも最低ランクだと思います。
アメリカでは見目麗しい女性ミステリー作家全盛時代。(もう過ぎた?)
ハリウッドの映画のシナリオみたいな作品が多いけれど、それの日本版という感じ。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688
No.54
(1pt)

がっかり

あの桐野夏生のデビュー作ということで、読んでみましたが、
なんだか漫画の原作か、テレビの2時間ドラマのシナリオみたい。
江戸川乱歩賞〔でしたっけ〕って、もうちょっとハードルが高いと思ってました。
厳しい言い方ですが、おそらく受賞作品の中でも最低ランクだと思います。
アメリカでは見目麗しい女性ミステリー作家全盛時代。(もう過ぎた?)
ハリウッドの映画のシナリオみたいな作品が多いけれど、それの日本版という感じ。
顔に降りかかる雨 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨 (講談社文庫)より
4062632918
No.53
(4pt)

鋭い人間観察。

 鋭い人間観察は、桐野さんの作品の特徴だと思う。
人の悪意から目を背けず、果敢に描写し、事件を終局まで運ぶ手腕は、脱帽。
主人公ミロの、弱さ、頼りなさにハラハラさせられながらも、彼女なりの人間に対する観察眼を頼りに事件の答えを探す。そこに、幸福が待っていないとしても。
その頼りないが理知的なところ、力強いパワーに魅力を感じた。(だから、ダークのやさくれっぷりは同一人物と思えないくらいビックリした。別作品として読めばいいのかもしれないが)
  人としてリアルな探偵だと思う。
 結末の暴露の動機も、どうにも人間らしい。
顔に降りかかる雨 Amazon書評・レビュー: 顔に降りかかる雨より
4062066688