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新世界より
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【この小説が収録されている参考書籍】
新世界よりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全85件 61~80 4/5ページ
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設定・主軸となるストーリーは 私個人としてはとても良かったと思います。 (最終巻まで読んでの感想です) 人間の倫理感や、力(この作品では呪力)を持つ事の意味 そこから発生する差別等、 「設定を踏まえてよく考えると面白い作品」 だと思います。 この作品は「主人公の体験談の手記」として書かれており その部分自体には全く問題は無いと思います。 ……が、いかんせん全ての文章が読み難い。 説明が必要であろう部分の説明が無く (これは「主人公の手記」という 体を取っているので仕方無いかもしれませんが) どうでも良い部分の説明が冗長。 しかも、長々と続く割に目の前に情景が浮かんで来ない。 あくまで個人の好みの問題ですが 情景も、キャラクターの心情も 全く浮かんで来ない小説を読むのは 苦痛以外の何者でもありませんでした。 手記という体裁を保っているのに 微妙に小説調が基本で、急に手記調になったり 同じ様な文章の繰り返しだったり……。 (過去の文章をそのまま使う部分もあります) 小説という媒体で、 文字のフォントを変えて表現する& 擬音や口語を記号で表現する(ギリシャ文字など) も、自分の好みでは無いので見てて不愉快でした。 そこは文字のプロの方なので 文章で表現して欲しかったと思います。 しかしながら(折角買ったので)、読了し 設定を鑑みて、自分なりに世界の構築をしなおすと 人間の浅ましさや愚かさ、不条理…… 色々考えさせられる小説でもありました。 本当に設定は良く出来た良作だと心から思っています。 氏の他の作品は読んだ事がありませんので 「新世界より」の筆力が貴志祐介氏の全てだとは 思いたくないですが、貴志祐介先生の他の作品を 読んでみようとは思えませんでした。 この設定で他の先生に書き直して貰えたらと 思ってしまった小説です。 私は読むのが苦痛でしたが、 (情景が文字で想像出来ない小説が苦手なので) 文章自体は簡単で読み易い物です。 幅広い年齢層の方が読める作品だと思います。 この作品を苦手とした私が好きな作家先生を 参考までに書いておきます。 京極夏彦先生、有川浩先生、有栖川有栖先生 綾辻行人先生。 大体逃さずに読んでいる作品を読んでいる先生は 以上です。 | ||||
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人にはオススメできない。 読んでから3週間たつが、未だにこの最悪のオチから立ち直ることができない。 | ||||
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期待していただけにすごくガッカリしました。 元々小説でフォント変えや記号があるものが苦手なんですが、その両方だったものだからうんざりでした。 出来れば、そういうのは地の文で描写して欲しいです。プロなんですし。 他の方も書かれてますが、ストーリーも途中で読めてしまい、まさか違うよなぁ……と読み進めたら予想通りで本当にガッカリしました。 主人公の言動も全く共感出来ないし、この小説の魅力が私には分かりませんでした。 こんなに魅力を感じない主人公も珍しいと思います。 設定は面白いので、出来ればもう少し上手く料理して欲しかったですね。 | ||||
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上巻だけで評価するのはいかがかと思い、上下両方とも読み終えました。なので作品を通した感想としてみていただければ、と。 内容は、薄い。 何故こんなに分厚くしたんだ、っていいたいぐらい薄い。 回想として物語を始める手法は別に構わない。 だとしても、毎度毎度話の切れ目に『思えば〜〜〜〜であった』的な回想文が読者をストーリーに立ち入らせない。また、ムダに細かく村の描写とかしてるけど、動的な描写がなく、生命感が皆無。 話自体もムダに長く。正直はじめと最後を読めば物語は分かる。間は要らないぐらい、意味がない。 設定はチャチなライトノベル程度。いや、むしろ劣っているかもしれない。物を操るのと、火を生じさせる。この二つって全く違うのに、なぜ呪力って言葉ですべて済ますのか。 展開もひどく、強引(というか、矛盾生じまくり)に進めていくので読んでいて腹がたちます。 小説と設定資料集が一つになっている、と思えばいいでしょう。ただし、相当な駄作ですが。 今まで読んだ中ではぶっちぎりで最下位。読むだけ時間と金の無駄です。 | ||||
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文庫はすべて読み、初期の作品からだんだん悪くなるなぁという印象を受けていました。 そういった先入観のせいか、どうも世界観に入り込めず… 途中,何度も挫折しそうになりつつも、なんとか最後まで読みました。 また、回想録として書かれており、途中途中に挟む、その後の展開に関するコメントは その都度、現実に引き戻されて、集中できませんでした。 新しいジャンルへの挑戦かもしれませんが、どうなんでしょうか? 先入観無しで、入り込めたのかもしれませんが… | ||||
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前半が恐ろしいほど退屈。その先にどんなに面白い展開が待っているのだとしも、そこまで到達できない。この作者はダメだ。力量が無さすぎる。本をよんでここまでイライラしたのは、クリムゾンの迷宮以来だ。よくこんな作品が出版できたな | ||||
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腑に落ちない展開でせっかくの世界観がもったいないというのが率直な感想。 上巻では訓練された子どもの能力者が数人いても能力の限界から化けネズミに苦戦したのに、 下巻では訓練されていない子ども能力者1人がまるで無敵の存在のごとく 無尽蔵に能力を振るい、人間側が壊滅させられそうになる。 いくらなんでも、この違いはないだろう。敵さんの有利を書きたかったんだろうけど、 読んでて冷めてしまった。 | ||||
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「クリムゾンの迷宮」「黒い家」など、自分の中でかなり面白かった作品を書いている作家さんの長編ということで、非常に楽しみに上巻を買いました。 途中、読むのが苦痛に思えるほどの長い長い説明に、読むのをやめようと何度も思いました。 でも、ここを乗り越えれば最後にはすごい展開が待っていて、「前半をちゃんと読んでいて良かった」と思えるはずだと信じて最後まで頑張って読みました。 しかし、そのような期待もバッサリと裏切られました…。 結局、化けネズミと人間の戦争の話しだったのかあ、という印象でした。もっと壮大なストーリーを期待してた私もいけなかったのでしょう。 途中、興味を引かれる設定もあったので、結局戦争の話しで終わりそうだと気付いたときはガッカリでした。 敵となる化けネズミにも人間にも魅力的なキャラクターがいないし、感情移入出来るような登場人物もいませんでした。 ちなみにラストで明らかになる事実も、上巻の早い段階から予測出来ました。 「まさか、そんな分かりやすいラストじゃないよな〜」と思ったらそのまんまでビックリ。 次回はもっと面白い話を書いてください。お願いします。 | ||||
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このレビューは参考になりましたか? 「いいえ」「いいえ」「いいえ」とクリックされるのを覚悟で(笑) SF・ファンタジーの世界にしては、ちょっとチャチな印象です。 「呪力」は、漫画ですが、ハンター×ハンターなどのマンガを読んでる私からすれば、 表現不足というか、練りこみが足りないという印象を受けました。 ハンターファンとしては、「呪力」は、ハンターの「念」の設定からすれば、 あまりにも幼稚に見えてしまいました。 小説での文章だけの表現と、漫画での視覚での表現という違いもありますし、 私の読解力のなさにも、そう感じた理由はあるでしょう。 (ハンター×ハンターは、ジャンプという少年誌に連載されていますが、 内容は大人向けだと思います。深いです。小学生では理解できないでしょう) 貴志祐介先生のファンの方、ごめんなさい。 私は、この作家の文章が受け付けにくい体質のようです。 これは好みなのでどうしようもないですし、以前にも貴志先生の本は何冊も読んでいて、 う〜ん、どうもこの作家さんとは合わないなぁと何度も思いつつ、 それでもこの本を手に取った(しかも最後まで読んだ)私もちょっとおかしいのでしょう。 皆様、遠慮なく「いいえ」を押してください。 最後に。子供同士の性描写のところは、少し吐き気がしました。 ラストの「永遠に続く痛み」の描写のところも少し吐き気がしましたが、 子供同士のセックスシーンは、それ以上にきつかった。必要ないと思います。 | ||||
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この主人公でなく、バケネズミ側からの切り口でストリーを構成したほうが斬新だったかもしれませんね。感情移入が全く出来なくて読み進めるのに苦労したくらいです。わたしの趣味ではありませんでした。 | ||||
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上巻は伏線らしきものが多々あり、子どもの目線による謎多き世界に引きづられてまあまあ読める。 しかし、中巻以降は「呪力」の定義の曖昧さ、揺らぎ、強引な辻褄合わせに興醒めし、読み進めるのが非常に辛かった。 「呪力」はこの物語のストーリーの根幹であり、様々なものの暗喩として読める。 最初は科学技術や文明社会そのものとして読めるが、最後にバケネズミの持つ「知」との対比が明らかになることから、 科学技術や文明社会の持つ暴力的な側面として捉えるのが妥当であろう。 そのような意味でも「呪力」は非常に重要だ。 一方、「呪力」の扱いは非常に難しい。 物語の中でも難しいし、作者にとっても難しいのである。 難しいゆえに、作者はこのアイデアを30年も寝かせなければならなかったのである。 だが、結果的にはその難しさを克服できていない。 例えば作者は、この物語のキーポイントともいえる「攻撃抑制」と「愧死機構」について、 同種に対して呪力を行使したときのホルモンの働きなどと、生理学的に説明しようとしている。 ところが生体が何をもって相手を「同種」と判断するのかが非常に曖昧だ(すなわち、判断するのは作者だ)。 「呪力」にまつわる科学的説明が非常に中途半端である。 中巻では「呪力」でテロメアを操作して長生きしている老女が登場するが、テロメアは長寿の必要十分条件ではない。 「呪力」で遺伝子を操作できるのならどうして「攻撃抑制」や「愧死機構」を制御できないのか。 「呪力」で老化を抑制できるのなら老女ではなく若い女にすればいいのに、などと次から次へと余計なことが思い浮かび、 なかなかストーリーに入りきれなかった。 そこは作り話と割り切ればよい、という意見も当然あろう。 しかし、作者にこそファンタジーあるいはホラーなのだと割り切っていただき、 無理な科学的説明の導入を控えて欲しかった、というのが正直な感想である。 | ||||
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上巻は伏線らしきものが多々あり、子どもの目線による謎多き世界に引きづられてまあまあ読める。 しかし、中巻以降は「呪力」の定義の曖昧さ、揺らぎ、強引な辻褄合わせに興醒めし、読み進めるのが非常に辛かった。 作者はこの物語のキーポイントともいえる「攻撃抑制」と「愧死機構」について、 同種に対して呪力を行使したときのホルモンの働きなどと、生理学的科学的にに説明しようとしているが、 生体が何をもって相手を「同種」と判断するのかなど、ご都合主義が過ぎる(すなわち、判断するのは作者だ)。 「呪力」で遺伝子を操作できるに、どうして「攻撃抑制」や「愧死機構」を制御できないのか。 最後は作者の呪力で強引に辻褄合わせをした感が拭えない。 そこは作り話と割り切ればよい、という意見も当然あろうが、作者にこそファンタジーあるいはホラーなのだと割り切っていただき、 無理な科学的説明の導入を控えて欲しかった、というのが正直な感想である。 | ||||
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上巻はまあまあおもしろく読めたが、中巻で、 「呪力」でテロメアを操作して長生きしている老女が登場してからこのような無理矢理の科学的説明が嫌になり、読み進めるのが辛くなった。 テロメアは長寿の必要十分条件ではない。 「呪力」で遺伝子を操作できるのならどうして「攻撃抑制」や「愧死機構」を制御できないのか。 「呪力」で老化を抑制できるのなら老女ではなく若い女にすればいいのに、などと次から次へと余計なことが思い浮かんだ。 そこは作り話と割り切ればよい、という意見も当然あろう。 しかし、作者にこそファンタジーあるいはホラーなのだと割り切っていただき、 無理な科学的説明の導入を控えて欲しかった、というのが正直な感想である。 | ||||
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皆さん評価高いですね〜。 世界観はすばらしいし戦闘シーンの描写も良いですが、ちょっとグロい表現が目立つ気が。。 | ||||
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上巻ですが途中で読むのを諦めました。 自分史上ワースト記録に残るつまらない作品の一つです。 1000年後の世界、呪力というキーワードに釣られて手に取ってみましたが、繰り広げられるのは訳のわからない世界設定の説明文ばかり。 作者の作り上げた世界を丁寧に描写しているようで、その実、無駄な文章が物凄く多い。 特にその世界に生きる生物を『よくもまぁ〜』ってぐらい冗長なまでにダラダラクドクド説明するもんだから話が進まないに等しい。 もう小説じゃなく妄想動物図鑑でも書けば?と言いたくなる酷さでした。 最後まで読まずに評価するな、という意見もあるかと思いますが、最初の掴みで一気に引き込めないのではそれまでの作品なのだと思います。 個人的には文句無しの駄作でした。 | ||||
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1000年後の未来、とかいうのでアイザック・アシモフとかのハードSF的、もしくはスチームパンク的な呪術とかを想像していたのですが、そういった部分に対するアプローチがホラー的で、なかなか作者はがんばってウィキペディアで勉強してるな、というような記述も多いのですが説得力に欠け、よってなんだか小学生の空想絵日記を読んでいるような気分にさせられました(あくまで成人してからの回顧録という形だと思って読んでいたので)。ストーリーの進行でもモタつく部分が多く、数ページ飛ばしてもそのまま読めてしまう箇所があります。編集者に添削されなかったのが不思議なくらい、まるで推敲前の新人賞応募作品のようです。背景設定やテーマ、登場人物の心理描写、人物描写などが浅く、なんだかすごろくの上をコマが動いているような印象を受けました。読んでいて、「添削ボーイズ」の書き方に似ているな、と(良くも悪くも)思いました。あのときのがっかり具合に近かったです。『これ以上面白い本は今期登場しないだろう』なんて帯に書いてありましたが、『?』しか浮かんできませんでした。 | ||||
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貴志氏の「クリムゾンの迷宮」の、1ページ毎に手に汗握る緊張感は、漫画やファッション雑誌にしか興味が無かった若き日の私を、読書の世界へ誘ってくれました。 その後「黒い家」、「青い炎」、「天使の囀り」を始め、数々の作品を読みあさりましたが、「クリムゾンの迷宮」と「天使の囀り」を越える作品には出会えず、「硝子のハンマー」からは読んでいませんでした。 そこで「新世界より」という超大作が発表され、世界観やあらすじを調べてみると、かなり興味が湧いてきたので久しぶりに貴志作品を手に取る事となったのですが・・。 正直、最後の最後まで手に汗握る事はなかったです。「呪力」や「バケネズミ」、「悪鬼」等のSFな世界観に最後まで入り込めませんでした。人間模様も何だか希薄に感じ、最高潮の盛り上がりを期待しながら読み続けてる内に、「あれあれっ?」と終わってしまった印象です。 やはり映画や音楽と同じように、所詮人それぞれの価値観があると思いますが、前述した2作の傑作を考えると、自分にはとても集大成とは思えませんでした。 | ||||
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「悪の教典」が高評価されている中、 ハードカバーは持ち歩きが不便なので、 文庫版となったこちらを読んでみようと購入。 他の方も指摘されていますが、 世界観の説明に稿を費やしすぎるきらいがあり、 ストーリーの進行中に起こる 世界観の説明・脱線が長過ぎて ストーリーに疾走感が無い。 説明が長い割に、 情報を小出しにするので、 ストーリーの根底を支える 生活の基盤が把握できず、 より感情移入が難しい。 異世界・未来を扱うSFを 読み慣れている人間には ちょっと辛い小説のような気がします。 これよりもっと良作のSFが 日本にはたくさんあるので、 あえて、これを読む必要を感じず、 稿半ばにして挫折。 あまりに、世界が頭に入ってこなかったので、 久しぶりに途中で読むのを止めました。 残念無念。 | ||||
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結構高評価で、SFチックな話も嫌いじゃないので買ってみましたが、私には合いませんでした。 背表紙にある「昔の日本」とか「1000年」とかいう単語からゾクゾクするような話を期待していたのですが、回想シーンの連続で臨場感がないし、魔法とかが出てきて全く別世界の話のように感じてイメージがわかない。 結果、上巻の途中で読むのをやめてしまいました。ごめんなさい。 | ||||
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一言で言えば「萌え要素のない長編ラノベ」。 超能力モノとしても真新しい要素はなく、漫画などでも使い古されたような設定。 解説や描写が細かいわりに世界観が掴みづらく、 町や家など、主人公たちの生活している情景が想像できない。(私の想像力の問題か?) 全編が主人公の手記だということを冒頭で明かしているため、冒険要素がありながら トラブルや災厄に全く危機感を感じられないことが最大の欠点かと思う。 ページ数、文字数に対して内容が薄く、コストパフォーマンス悪し。 角川ホラーシリーズはとても面白かったのに、どうしてこうなった… | ||||
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