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黒い家
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黒い家の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全344件 301~320 16/18ページ
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| こちらのレビューでみなさんが怖い、怖い・・と書いているのでどんな怖さなのか・・と思いながらやっと購入して読みました。最初の首吊り・・からはテンポがやや遅くて少し留まってしまいましたが、読み進めるうちに止まらなくなりました。 描写がとてもリアルで、自分がやられたかのように痛かった・・。そして、みんなが怖い怖い・・と言っていた意味がよくわかりました。 本当に怖かった・・・。読み終えた後じわじわとその恐怖が襲ってきました・・。 そして・・・その夜はあまりに印象的すぎたのか、夢の中で追いかけられていた自分がいました・・。本当に怖かったです。 人間てここまで恐ろしくなれるものなのか・・・と・・。 | ||||
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| 主人公は保険会社で働いており、仕事上、保険金殺人に巻き込まれる。それだけ聞くと、どこにでもありそうな話だが、この話に出てくる殺人犯はかなり怖い。自分の子供さえも愛さず、心がない人間。尋常ではない執着心を持っていて、こんな人が身近にいたら怖くて生きていけないだろうと思う。常軌を逸した人間と、そんな人間を生み出す社会が怖い。話の中に心理学者との会話などがあるので、現実味がある。怖いものが好きなら読んで下さい。 | ||||
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| ホラーとしてのリズム感とでも云うのか、恐怖感の緩急自在な操りは見事というほかない。特に後半の波のように押し寄せる怖さは絶品。電車の中で読んで、一気に引き込まれ、気付いたらガラスに映る自分の表情が鬼の形相になっていた。評価を下げるまでもないが、気になったことがひとつ。専門知識というのか、専門用語というのか、やたら使って見せたがる癖がこの著者にある。ストーリーと無関係な専門用語(難解用語)に戸惑うことがあった。「リング」の鈴木光司にもある変な癖。 | ||||
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| クリムゾンの迷宮とは質の違う怖さですね・・。レビューにあるとおり夜一人で読むとヤバイです・・・なんか後ろからゆっくりなにかが近づいてくるような怖さです・・今思い出しただけで鳥肌が立ちました・・・描写も怖いし。というか怖いしか思いつきませんでした・・・では・・夜の戸締りだけは気をつけてください・・・開いてると静かに入ってきますから・・・ | ||||
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| 至極のホラー。保険会社を舞台にした超本格ホラー。心理学を絡めた人間考察、さらに昆虫を比喩に使う、人の暗黒面の出し方。 サイコパスの定義から、それにまつわる日本の未来。それを保険というモチーフを最大限に使いながら抜群の上手さで書いている。 段々と迫り来るホラー性をここまで上手く発揮できる作者はなかなかいない。 | ||||
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| いや...マジ怖いです...。ここまで人間というのは残酷非道になれるものなのか?ってくらい人間深層の恐怖が描かれていて、そのうえ物語の背景や人物描写がまた緻密でリアルなだけに、読み進める程に生々しい怖さ増していきます。怖いけど読む手を止められない、良い作品でした。 | ||||
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| この本を読んだのは何年か前になるんだけど、レビューを書く今でもこの作品の怖さというか印象が残ってる。個人的には読んだなかで一番怖い本だった。非現実的なものではなく、現実的な怖さをここまで描いてるのがすごいとおもう。読みえ終えるとこの世で一番怖いのはやはり人間だと感じるんじゃないでしょうか?人間の怖さを見事に描いた名作といえると思います。ぜひ一読をお勧めします。 | ||||
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| これは怖いです。最初は、たんたんと進んでいきます。途中から止まらなくなります。最後は、その暗闇にヤツがいるのではないかとビクビクします。怖い。でも、おもしろい。本当に才能のある方だと思いました。徹底的な取材をすると言われている貴志様。細部にまで神経が行き届き、どっぷりとその世界に浸れること間違いなし。です。 | ||||
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| "知的ホラー"とも言うべき、一分野を確立した作品。綿密な細部の蘊蓄が、端整な印象を与え、読者を知的な興奮に引き込む。なおかつ、ちゃんと怖い。ゾ~ッする度よりもハラハラドキドキ度のほうがどちらかというと高いかな。 | ||||
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| ホラー作品の傑作だと思います。周囲に薦めて読んだ人は皆「こんなに怖いの初めて」と絶賛(?)します。保険金殺人というリアルな恐怖と犯罪心理学的な内容も織りこまれた絶対一読の価値はある小説だと思います。映画化もされたけど、とにかく怖い・・・。ひたすら怖い・・・。幽霊よりも人間が。 | ||||
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| 生命保険会社に勤める主人公に降りかかる、事件をかいたホラー小説。作者がかつて生命保険会社に勤めていたとあって、仕事の内容や仕組みも詳しくかかれています。保険金殺人がテレビのニュースを騒がせることが多い今、その現実味があるせいでかなり怖いです。登場人物の心理描写もうまいです。ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、じりじりと後から後からかぶさってくる事件の書き方で、余計に怖さを増します。人間の浅ましさを描いたこの作品、やはりこの世で一番恐ろしいのは人がもつ心の闇かもしれないと思う1冊です。 | ||||
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| この作品は保険金殺人テーマに、サイコパスである犯人と主人公の緊迫した駆け引きを描いていて上質のエンターティメントに仕上がっている。表面的に読んでも非常に怖く楽しめる作品になっている。しかし、この作品の底流のテーマを考えると戦慄が走る。真に怖いのは人格障害をもったサイコパスではなくて普通の人間の狂気だと気づく。主人公の恋人が「自分達の存在を脅かす者に邪悪のレッテルを貼って、いざとなったら心を痛める事なく排除できるようにしておく普通の人間の方が怖い」という表現をするシーンがあるが、まさに現代社会はそうした人間に侵食されつつあるのではなかろうか。最近ニュースで報じられている残虐殺人の犯人も、普段から異常な人間は少なく、「普段はいい人なのに…」というケースが増えている気がする。ふとしたきっかけで普通の人間が残虐な殺人者に変貌する恐怖。またそうした環境を助長している現代社会。これらに対してこの作品は警鐘を鳴らしている。小説の中の恐怖ではなくて、現実に直面している恐怖。戦慄した! | ||||
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| この本をホラー映画の数々を制覇している先輩から 「これはまじで怖いよ!!!!」 と、お勧めされて買いましたが、ここまで怖かった本は初めてです。まさに恐怖そのものって感じです。今流行のジャパニーズホラーやスプラッター映画とは違う恐怖感が味わえます。面白くて早く先が読みたい!!でも怖くて読めない・・・・・その葛藤を皆さん味わってください。 | ||||
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| 「黒い家」の恐ろしさはリアルさから来る。いくらホラーと言えど、サイエンスフィクションのように現実にあり得ないと分かっているものならはっきり言ってそこまで怖くはない。つまりこの作品で扱われるのが猟奇殺人や無差別殺人でなく、「保険金殺人」だから怖い。犯人が怨霊や悪霊ではなく人間だからこそとてつもなく怖いのだ。あいかわらず緻密さや計算された構成には変わりなく、読み終わった時の満足感も充分。貴志ファンならずとも読んで損はない。 | ||||
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| 本と言えば「ミステリー」と言うほど好きな私はこの表紙の不気味さと、帯に書いてあった「第4回日本ホラー小説大賞作品」という言葉に惹かれ手に取りました。読み進めていくにつれ、人はココまで自分の欲の為に残酷になれるのかと震えがきました。そして、実感させられます。「貴志祐介」という作家さんは、なんてリアルに心情や背景を描写するのだろうと…。この作品は「保険金殺人」という実際に「ありえる事」。ノンフィクションなのにとても「現実味」があり、読み上げた後もしばらくの間恐怖の余韻が残りました。この作家さんは細かなところまで丁寧に書かれるいるのに、くどくなく、とても読みやすい文章を書かれます。そしてこの作品のように「現実にありえる事」を題材にしたお話が多いのも特徴です。この「黒い家」は映画になったこともあり、読まれた方も多いとは思いますが、まだ「貴志祐介」さんの作品に触れた事の無い方は、この作品から触れてみてはどうでしょうか? | ||||
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| ほんとうにこわかったです。あらすじはばらしたくないけれど、黒い家のなかの描写や、エレベーターのシーンなどほんとうにこわかったです。 この作者は、ほんとうにうまいなあと感心しきりです。 読み終わったときに、文章の端々にさまざまなヒントがちりばめられていたことに気がつきました。 | ||||
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| この作品を読む前に十三番目のペルソナを読んだのではっきりいって本当におもしろいのか不安でした。あまりおもしろいと思わなかったから。でも、日本ホラー大賞(だったですよね?角川のヤツであったじゃないですか。アレです)を瀬名秀明の「パラサイトイヴ」のつぎにとったということで、まあ買って読んでみようかなと思ったわけです。そしたら、大当たり。ラストの犯人に追い詰められるところなんか、主人公と一緒にエレベーターのボタン連打してしまいました。すごいですよ、ほんと。なんだか、幸せの黄色い財布の広告みたいな書評になってしまいましたね…。 | ||||
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| 学校の図書館で友人に勧められてこの本を手に取りました。自分には分厚い本なんて・・と思っていたのですが、これが怖いし、面白いし、一日目で読みきってしまいました。 細かい描写や、迫力のあるシナリオは、時が過ぎるのを忘れさせます。夜中まで読んでいたので、途中から何度も後ろを振り返りながらの読書でした。最高の一冊です。 | ||||
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| 読後まず感じたのは「怖い」ということ。思わず自分だけ怖いのは嫌だからと、人に勧めたくなるような話です。読んでいると、何だか周りが暗く(黒く)ったような気がして、怖さ倍増。一気に話を読み終えてしまいました。最後のシーンなんか、何故か主人公と一緒に息切れしたり。感情移入はかなり出来ると思います。「怖い」という一点において。どうせなら、夜、寝る前などに読んでみることをお勧め。きっと悪い夢が見られると思います。 | ||||
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| なんだか良くわからないが、多分作者の書き方がウマイんだと思います。一日で読みました。リアルに伝わってきてスゴク怖かったです。 | ||||
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