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十三番目の人格
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十三番目の人格の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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主人公の能力はちょっと反則。なんでもありに近くなってしまう。あとその患者に入れ込みすぎ。そこが引っかかってなかなか感情移入しにくかった。大学准教授が絡みだしてからの加速感はさすが。主人公の能力のところをすっきりさせればとても上質の映像作品になりそう。作者の他の作品と比べて星3つどまり。 | ||||
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作者初期の作品であり、最後の後味の悪さはかなりのものだと感じた。 内容は相変わらず説明がうまくわかりやすいです。 イワワ軍曹・多重人格って家畜団の家畜関係よりややこしいよな?サットゥーハリポ・そんなの、ロリッ歩アダル歩といわれるイワワ軍曹のストライクゾーンと一緒だろ? 僕は魔法使いの立場として、こういう話は清々しい妄想にかけると思うね | ||||
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「天子の囀り」「黒い家」など強い刺激に慣らされてしまうと、 こちらの作品はホラー色は弱めに思うかもしれません。 とはいえ、ドラマチックに盛り上げる構成力や、 著者お得意の学術的な表現は健在。 この作品では心理学をメインに知的要素が多く含まれていて、 稀有なエンターテイメント作品に仕上がっていると思います。 (もちろん貴志作品全般に言えることですが。) あとは個人的な好みとなってしまいますが、後半にオカルト要素が 強くなってしまったため、リアリズムが減少してしまったように感じます。 私としては、その点で少し冷めてしまったのがマイナスですね〜。 元々主人公がサイキックという内容も現実離れしているので、 それも好き嫌いが分かれるかとは思いますが・・・ でも、最後まで読ませてくれますよ! | ||||
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阪神大震災で被災した森谷千尋の多重人格を巡る話。 ボランティアの由香里、スクールカウンセラーの野村浩子が 多重人格の一人一人の人格を調査、統合にむけて進める中 13番目の人格となるISOLAを発見。 最終的にはISOLAの人格の特徴、発生原因、統合にむけての話になるが 想像もつかないISOLAの発生方法に終始楽しく読めた。 | ||||
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舞台は大震災直後の神戸。 そこへ東京からサポートボランティアとしてやって来た由香里が、千尋という女子高生と接触したことから物語が始まる。 由香里は人の考えてることが分かってしまうエンパスであるため、すぐにこの少女の中に多数の人格が存在することを知る。 そこで自分はエンパスだということを隠しながら、千尋の人格統合の手助けをすることになる・・・ 最初はただの多重人格ものかと思ったのですが、途中から怨霊みたいな話になっちゃって、私的には「なんや、そっち方面かいな・・・」とちょっと残念に思ったのも束の間、次は科学的な面が出てきて最後までノンストップ状態でした。 私的には幽霊話とかは好きなんだけど、自分自身にそういう体験が無いもので、そっち方面の話になると、もう何でもありということになってしまうので嫌なんだけど、一応それだけではなかったので良かったかなと思う。【ISOLA】という名前の由来もどんでん返し有りで、そこはやられた〜!と思いました(^^;) 最後はありがちな感じもしましたが・・・ この話は映画にもなっているので、どんなものか見てみたいような気もします。 | ||||
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正直この小説がホラーとはあまり思えません。 実際に映画を見た人ならわかると思いますが、映画の方が怖く作っています。 内容的にはもう一つでした。 何か物足りなさを感じます。 ラストがイマイチだった様な気も。 少し小難しいことが書かれているせいか、冷めてしまったりで、少し長いかな?という印象を受けたりしたら、ラスト辺りは、もの凄いスピードで読めました。 こういうテンポの抑揚をつけるのが作者は非常にうまいかと。 恋愛も交じり、人間の嫉妬に対して強く書かれているので、そういうジャンルが好きな人向けの本ですね。 | ||||
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安定した一冊。 ネタは使い古された感があり、新鮮味が無いのは否めないが、テンポと文章構成力は○。 貴志祐介ファンなら買っても良いし、「この手のホラーを読みたいけどどれにしよう?」と悩んだ人が買っても、損をしたと思う事は少ないのでは。 ただ、やはり新鮮味や衝撃には欠ける一冊。それを求めて読むのはお勧めできない。 | ||||
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主人公である女性は「エンパス」という他人の激情を読み取ることができる能力を持つ。そして彼女は多重人格である一人の少女に出会うのだが、その少女の中に潜む人格のうちの一つが恐ろしい人格であり、その人格が引き起こす恐怖と戦っていくというようなホラー小説となっている。「多重人格」と「エンパス」、この二つに着眼したのがよかったように思う。主人公は少女な中に潜む「各人格」達の激情をよみとることができる。きっと「多重人格」だけを取り扱うだけではありがちな感じだし、「エンパス」という能力がただ単に「他人の心を読む」だけでなく「激情を読み取る」という能力であったのも作者は物語中で何度も触れている。おそらく作者もかなり気を遣って書いたように思われる。ただ、「恐怖の人格」との戦いのラストはかなりあっけなかった。逆にエンディングは予想できなかったなかなかいい終わり方であり、多分戦いよりもエンディングの方に力を入れたかったのだろうと思う。作者の作品は、ホラー小説ながら、えげつない「妖怪」のようなものがあまり出てこないように思うのでホラー嫌いの人にとってもなかなか読みやすいと思う。 | ||||
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映画のCMの印象が最悪だったのであえて避けてたのですが、好きな作家のデビュー作だから・・・と読んでみました。感想は「読むんじゃなかった・・・」素直でわかりやすい作風が好きだったのですが、ここまでいくと「大人向けじゃない」って気がしました。アニメや漫画の「超能力ヒロインもの」みたい(^-^;流行に乗ってみんなが読みたそうな作品を生み出すという点で、この方の作風は一貫してるんだなぁと改めて思いました。そういう期待には応える作品だと思います。 | ||||
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「黒い家」で貴志作品にはまり、過去を遡るように読んだせいか、楽しめるものの他の作品に比べると衝撃が少ないように思いました。 多重人格モノに慣れてしまっている私としては「多重人格ブーム」以前に読みたかった!というのが本音です。 ただ、人の心が読める女性、多重人格の少女、その中の恐るべき人格、とこれだけの設定を前に「新鮮味はあまりないなぁ」と思ってしまう人間でも、最後まで読まずにはいられない筆力には脱帽。 買ったら必ず最後まで読むことは間違いなしです。 | ||||
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