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ラム&コーク



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【この小説が収録されている参考書籍】
ラム&コーク
ラム&コーク (宝島社文庫)
ラム&コーク (光文社文庫)

ラム&コークの評価: 3.00/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

文体が独特で、比喩が多く、にやりと笑える。中国人の欲望がよく見える。

礼と冴が 父親が同じの異母兄弟。
父親/新納壮一郎は 墓石屋で、中国に進出することを考え、
礼と冴に 中国語を勉強するようにと言う。
冴は、指を子供の頃に切り落とし、今はホストクラブにいる。
礼は、幼なじみの殺し屋兄弟の仲間で、牢屋にぶち込まれている。
父親の権限が強く 息子たちに、有無を言わせない威厳がある。

羅偉慈は、大柄なオトコで、短気、15年前に密航船で日本に渡る。 
林傑は、元警察官であったが、事件を起こして同じように日本に渡る。
羅偉慈と林傑は、瀬川と言うボスの高利貸し取り立て屋を15年ほどしている。
瀬川には、中国語を教える 大友翔子という孫娘がいた。

中国人、羅偉慈と林傑は、
呉富貴の情報に基づいて、瀬川の地下銀行のおかねをぶんどろうとする。
呉富貴は、翔子の元カレだったと思い込んでいる。
翔子の授業中に因縁を付けて、瀬川のおカネのあり場所を探ろうとする。

礼と冴は、それを防ごうとするが、
文体が独特で、比喩の言葉が多く、日本語らしからぬ日本語で、
綴られているが 読みやすく ときどき にやりとする。
羅偉慈は、クルマの中で翔子をレイプしようとして、ヒーターで
ちんぽを焼かれてしまうところは、まぬけそうである。
翔子はクレーンを動かしたいという思いに
礼は応えてやるのである。なんといっても、礼は翔子に気がある。
テンポの速い 物語だった。
ラム&コークAmazon書評・レビュー:ラム&コークより
4796642986
No.1:
(5pt)

翔子いいね!

デビュー作からのファンだ。この人の作品は、いつも忘れかけていた青春の香りというのを思い出させてくれる。単なるサスペンスだけで終わらない何かがある。今作はまたパワーアップしていて、闇金を巡って、日本、中国、台湾の悪党どもが入り乱れつの攻防を繰り広げるエンターテインメントに仕上がっていた。間違いなく面白い。
ラム&コークAmazon書評・レビュー:ラム&コークより
4796642986

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