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自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ
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【この小説が収録されている参考書籍】
自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ (集英社新書)

自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみの評価: 3.74/5点 レビュー 39件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.74pt
Created with Highcharts 5.0.105件12.82%3件7.69%6件15.38%8件20.51%17件43.59%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 1~20 1/2ページ
12>>
No.25:
(4pt)

参考になることがありますね

バイク旅のスタイルは様々、どんなやり方でも本人が楽しめればOK。
でも、本書の内容は参考になることがいろいろ書いてあります。
自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ (集英社新書)Amazon書評・レビュー:自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ (集英社新書)より
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No.24:
(5pt)

本当はね、オートバイで「自由」を体現するには、多くの重い、重い「責任」を伴うものなんだ

著者の主張を、私なりに解釈すると、

オートバイは「自由」の象徴だと言うが、
その「自由」には、もちろん、重い重い「責任」が伴うもので、
オートバイ乗りは「覚悟しろよ」というものです。

日本人にとって、「自由」とは、天からいきなり降ってきたものだと思われていますが、
本当の「自由」とは、多くの困難を経験し、勝ち取った結果、初めて手に入れられる、
貴重なモノだということです。決して、「自由」は、「空気」のようにあるものではないと。

残念ながら、日本ではオートバイを「文化的なモノ」として受け入れられていません。
今では金のかかる趣味ぐらいとしか思われていないでしょう。
普通の市民のオートバイに対するイメージは、よく見かける公道でのすり抜けや、
けたたましく鳴り響くマフラーの音、垂れ流す排気ガス、そして、オートバイは、
「危険なモノ」という共通認識でしょう。

日本のオートバイ業界は、70年代や80年代の頃と比べて、今や瀕死の状況です。
現在では、日本の主要4メーカーの車種は、日本市場を見限っている状況です。
その状況を生んだのは、私たち自身です。

オートバイの新車販売台数を見ても、現在のヤバい状況を、容易に知ることが出来ます。
日本自動車工業会が発表している統計数値を見ると、
1980年の日本では235万台ものオートバイ(約7割は原付第一種50cc以下)が新車販売されていました(中古車を合わせると300万台を余裕で超えるでしょう)。
それから約40年後の2018年の数値を見ると、合計で36.9万台と、
当時の16%程(約8割減)になりました。

どうして、こうなったのか?
バイクに乗ることは、多大なる社会的な責任が生じていることが発生しているという観点が、
あまりなかったものと考えられます。バイクに乗って、楽しければよい、速ければいい、カッコよければいい、など、それに伴う責任と負の面を見なかったことによる無責任さが、今のバイクを取り巻く環境を生んだと思います。いや、今の状況が「正常」だと思う人もいるでしょう、昔は「異常」だったと、、、。

この点、著者の主張は、過激ながら、納得してしまいます。
オートバイは凶器であり、自分や他人を殺す道具にもなりえると。
そんなの知っているよ!と思うかもしれませんが、
これは、著者一流の比喩でしょう。

本当はね、オートバイで「自由」を体現するには、多くの重い、重い「責任」を伴うものなんだよ、
その「責任」を日本人は、何も考えないで、こんな悲惨な状況にしてしまったよね、
ほんと、どうしようもないよねと。
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No.23:
(4pt)

自由とは何か

バイクで旅に出る事の解放感や充実感が伝わる。
楽しい事ばかりではない、リスクも多く伴う自由。
若気の至り的な部分は書かれていなかったほうが良かったな。
観光地を避け、とにかく距離を走る旅スタイルには共感。
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No.22:
(5pt)

バイク〜自由の本質が書かれている。

文体は話し言葉のように気軽で、アッと言う間に読み終えてしまいました。本書は、所謂ハウツー本ではなく、旅や自由についての根源に関わるものについて触れているように感じます。

書かれている内容は実に率直で、ウソ臭いものが一切ありません。
バイクの魅力を語るときに、まずその死への近さをひたすら説明する書は他にないと思います。自由と、それに伴う責任について、オブラートに包むことなく書かれた本で、読んでてヒリヒリするといいますか、自立した人間であることを求められているようで非常に気が引き締まります。

また細かな話になると、プロテクター等の装備品の重要性を挙げて「趣味に死ぬな、仕事に死になさい」と、当たり前に正しいことをハッキリと言葉にしていて好感が持てます。

ただ、あまりに率直すぎて少年時代のバイク泥棒の話まで披露しています。嫌悪感を抱く方もいると思いますが、私は著者の表裏のない性格によるものとして捉えました。何しろ40年以上前の話ですし、著者の出自や時代背景、経歴から考えても特に突飛な話ではないと思います。

著者は繰り返し自ら考えて行動すること、体験することの重要性を説いています。これはバイクやツーリングだけに限った話ではないでしょう。なかなか面白い本でした。

森林が成長する時の音、聴いてみたいなあ!
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No.21:
(4pt)

今楽しんでいます。

萬月節が全編に。
いつも抵抗し続けているような文体で、読みながら思わず時間を忘れる。
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No.20:
(5pt)

期待以上の内容で、満足しています!

自分的には、文調・内容とも非常に満足いくもので、ある面インスパイアされました。
ただ、個性的な文章表現である点が、ひとの好きずきが分かれるところかもしれません。
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No.19:
(4pt)

面白い

絶版なのかな?
本屋では手に入れられないので、ここで購入
小説とは違うんだけど、やっぱり泥臭い
でもさわやかな感じがしないでもない
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No.18:
(5pt)

バイク乗りの言葉にならない感情を言語化してくれた。

私はバイク乗りだがいわゆるバイクに関する書籍は殆ど読まない。

巷のバイク旅行にまつわる書籍は、例えば原付バイクで世界一周!とか妙にチャレンジングだったり
反対に豪華なツアラーバイクで温泉宿を巡り夜は舟盛りで乾杯してたり、と、妙に青臭いかオッサン
臭いかの両極端でどうも苦手なのだ。

本書はそういう表層的な楽しみは置いておいて、バイクに乗る事の根源に何があるのかを、芥川賞受賞の
私小説作家らしい肉感的な文章で掘り下げた秀逸なエッセイだ。

筆者はテントを装備して野宿をしながらあてどなくバイクで貧乏旅行をすることこそ、最高の自由だという。
そこではすべてが自分の意志と責任の下に置かれる、裏面にあるバイクならではの危険も含めて。そして
それは人間として生きる喜びを実存的なレベルで感じさせてくれるものらしい。
まさに書を捨てよ、バイクで旅に出よ、ということなのである。

同時に哲学的な掘り下げだけでなく、野宿のノウハウなどきわめて実用的な内容も書かれているのが面白い。
ディテールの積み重ねから来る内容のリアリティが素晴らしく、筆者は本当にバイクを愛しているのが伝わってくる。

私は本書のような旅はとてもできないし、せいぜい一泊をホテルや温泉宿で過ごす程度のありふれた
小市民ライダーだが、それでもバイクで旅をしているときの、あの何にも束縛されない解放された心境は
何者にも代え難い。本書はまさにそれを言語化してくれたことで、自分が何を楽しんでいたのかを改めて
認識でき嬉しくなった。筆者のような長い旅は出来ないが、読んでいるだけでバイクに乗っている感覚が
思い出され、心が躍るのだ。

バイクの危険性・反社会性も含めて衒い無く書き尽くしている本書である。本書の説く世界は万人に
受け入れられるものではないし、バイク乗りであっても反感を持つ人も多かろう。ただ例えばバイクに
乗らない人であってもジャック・ケルアックのオンザロードやブルース・チャトウィンの紀行文など
社会の枠組みから逸脱する旅を描いた本に共感する人ならば本書の楽しさにシンクロできるであろう。
そしてその人がバイクに乗る人ならば、それはとても幸せなことだろう。
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No.17:
(5pt)

自由とは

自由を定義した、定義というと堅苦しいですが、解説している本だと思います。筆者はオートバイが好きだそうで、自由を得るツールの一つとしてオートバイや野宿旅を薦めているわけです。これも色々理由があってのことですが、本編に詳しく書いています。
本書の定義だと、自由というのは、積極的に自分で行動を起こすことです。で、例えば自由奔放に野宿旅をした。でも良い事ばかりではない、嫌なことだって当然ある。それを含めて自由。自分で選択、行動することが自由なのだ。と書いています。
後半に乗っている好きな一節に
「(旅の)出発前に天気予報を見るようなせこいことはしないように。」
と書いていますが、これが旅の本質なのかもしれません。
読んだ後、ふとしがらみを捨てて旅に出たくなる勇気が沸いてくる本です。オススメです。
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No.16:
(5pt)

花村兄貴

花村兄貴の語り口が心地よく、読みやすい。
これからオートバイ乗りになる人は、必読。
また、不自由な日常に溺れている人も、手に取られてはいかが?
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No.15:
(5pt)

花村兄貴

花村兄貴の語り口が心地よく、読みやすい。

これからオートバイ乗りになる人は、必読。

また、不自由な日常に溺れている人も、手に取られてはいかが?
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No.14:
(5pt)

あなた、わたしの旅の仕方

 自分は、結構一人旅(旅行)をする(年1回程度)。マラソン大会を通して、沖縄の離島の半分は行った。しかーし野宿はしたことがない。まあ人好き好きだが、実際の花村さんの体験談はとても参考になった。「男なのに大地で寝て過ごしたことない奴はかわいそうだ」すごく楽しそうだと思った。花村さんの気持ちの良いところは、旅の良いところも悪いところも受け入れている点だ。「雨が降れば、憂鬱になる。」「人と付き合うのはおっくう」「食事は質素」旅行は本人の性質が結構でるのでは思った。その人間を知りたいなら、一緒に旅をするのもいい方法なのかもしれない。
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No.13:
(5pt)

気持ちの良い一冊

この本の気持ちの良さは、著者の自然体な視点にあると思う。
つっぱったり断定したり正義漢ぶったり格好をつけたり穿ったりが無い。
普通に考えることを語り行動している気持ちの良さである。
だからこそ著者のツーリングの楽しさがダイレクトに読者に伝わるのだ。
まさしく「自由に至る旅」である!
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No.12:
(5pt)

一気読み

ツーリング好きならアッという間に読んでしまうでしょう。
それ程に描写が自分の記憶とリンクして楽しめるのです。
口語体もとても読みやすくて文章がどんどん入ってきます。
読者が若者なら著者の旅への想いに洗脳されてしまうのではないかなぁ。
この本で旅に目覚めた人もきっと多いのでしょうね。
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No.11:
(4pt)

ヒーリング書に属されるかも・・

色々と考えることがあり、昔なくしたバイクの免許を再度取得しようとしていた矢先に本書に出会いました。
内容はバイクを通し訴えかける著者の人生哲学と、若干のツーリング紀行文、ワンポイントメモです。
ツーリング紀行文、ワンポイントメモとしての観点であれば、他にもっと優れたものがありそうですが、バイクのキーワードである、危険性、一体感(操縦性)、肌感覚等を自己責任、日常や精神の開放と説明する発想には大いに共感を得ました。
家族には愛情をそそぎつつ、会社では責任のある仕事を全うしている。現状に満足しつつも心の奥で少し違和感を感じ始めた人にお勧めです。
少しの違和感、これこそ曲者です。一度心のオーバホールをしてみるのもいいかもしれません。私もバイクとテントを買ってしまいました。自分という基点を見直すために・・・。
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No.10:
(5pt)

単なるバイク旅の魅力を紹介しただけの本ではない

これは単なる旅紀行でも、思い出話でも、はたまたバイク四方山話でもない。バイク談義に擬して書かれた「花村思想」の啓蒙書である。花村にとって、バイクや旅というのは、「自由」を語る道具の一つに過ぎない。とにかく、全てのモノ、人、考え方から自由であること。その「自由であること」の意味を執拗に、とにかく繰り返し説いている。そして、我々に対し、もっと自由に生きようと誘いかけてくる。いろんなしがらみに囚われた我々一般人には考えもしない発想で語りかけてくるその論調は、あまりにも突拍子がなくて、ついて行けないところもあるかもしれない。軽そうに見えて、何だか新興宗教の勧誘か催眠商法の販売会の語り口にも似た花村の論調に、いつか読者も乗せられ、「旅に、出ようかな」と思わせられてしまう。バイク乗り以外の人にも読んでもらいたい本である。
自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ (集英社新書)Amazon書評・レビュー:自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ (集英社新書)より
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No.9:
(5pt)

単なるバイク旅の魅力を紹介しただけの本ではない

これは単なる旅紀行でも、思い出話でも、はたまたバイク四方山話でもない。
バイク談義に擬して書かれた「花村思想」の啓蒙書である。
花村にとって、バイクや旅というのは、「自由」を語る道具の一つに過ぎない。
とにかく、全てのモノ、人、考え方から自由であること。その「自由であること」の意味を執拗に、とにかく繰り返し説いている。そして、我々に対し、もっと自由に生きようと誘いかけてくる。
いろんなしがらみに囚われた我々一般人には考えもしない発想で語りかけてくるその論調は、あまりにも突拍子がなくて、ついて行けないところもあるかもしれない。軽そうに見えて、何だか新興宗教の勧誘か催眠商法の販売会の語り口にも似た花村の論調に、いつか読者も乗せられ、「旅に、出ようかな」と思わせられてしまう。
バイク乗り以外の人にも読んでもらいたい本である。
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4087200973
No.8:
(5pt)

自由って

 花村氏は新書がオモシロイ。  オートバイは、車の免許が取れるまでのつなぎ、という印象が強い日本社会。雨風もしのげるから四輪のほうがいいじゃない、という合理性を敷衍していくと、新幹線やケータイ電話でいつの間にかスケジュールがびっしり、という事態になる。 そんな合理性、という呪縛から自らを切り離すのに有効な手段としての「オートバイ」についてのさまざまな考察がなされている。 凡百のオートバイエッセイにありがちな「自由」、「風」、「きまま」といった口ざわり、耳アタリの良い言葉は、この本にはない。その代わり冒頭から「事故」、「死」、「交通刑務所」といったネガティブな言葉を突きつけてくる。そしてそういったリスクを想定した上でオートバイ、という乗り物を選択したことによる「自由」って、じつは厄介で憂鬱でしょ?といわれるのだ。こりゃ脅しが効きすぎですよ、マンゲツさん。 何かをしたくてウズウズしている若者や、社会である程度の地位を気付いて、踊り場でエアポケットに入ったおじさんたち、この本を読んで、オートバイ、という手段もあるんだ、と気付けば何かが変わるかもしれないです。 自分は、旅にいけないときの代償行為として読んでいますが、、。
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No.7:
(4pt)

単独行の醍醐味を知る一冊

単独行の旅人や冒険家はたくさんいるけれど、なぜ単独行なのか?ひとつの答えがここにあるような気がします。単独行の魅力、素晴らしさ、リスクなどが凝縮した一冊でした。当然ながら、バイクにも乗りたくなる。そして「バイクに乗ること」をもう一度考え直したくなる、そんな本。
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4087200973
No.6:
(4pt)

アウトローなところが良い

 雑貨店でふと目に留まった本がこれでした。著者の柔軟で押し付けない文体が気に入りました。またアウトローだけど、自分で責任をとる姿勢の中に自由があるのだと訴えているような感じがします。バイク暦22年で、そろそろ倦怠期かと思いきや、この本でさらに極めてみたいと思うようになりました。…でも野宿する勇気はなさそうです(笑)。
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