重金属青年団
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初期の作品ですが、初めて読む作家なので、期待して読み始めました。 しかし、残念ながら、最後まで読むことができませんでした。 ある登場人物のあまりのアンビバレントな挙動で、一気に読む気が失せてしまいました。 以後、この作者の著作は読んでいません。 | ||||
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花村萬月さんの本です。かなり初期のものですね。 なんつーか、バブル臭のする雰囲気というか、金持ってんなー、経済的に発展してんなー、という感じですね。 暴走族ではなく、所謂「走り屋」という人たちでしょうか、そういう人たちの話でした。 シャブ中の小説家、ブンガクさんが、タカミという女に導かれ、カタナというバイクを乗り回す集団とつるむようになる。 ヘビメタカフェというところが根城で、その集団とともに、北海道へ行くことに。 ブンガクさんはフェアレディZを駆り、ほかの連中はカタナで北へ。 タカミはほかのメンバーとの絆を深めつつ、しかしブンガクさんはシャブに夢中。 やがて、ブンガクさんが若者のメンバーにシャブをすすめていたことがわかって…。 タカミさんは、浅草置屋の娘で、どうやら父親はそれなりの立場の人のようで、大学に進学しているものの、それに飽き足りない。 タカミは処女だったりします。ブンガクさんはシャブ欲しさに、タカミの処女をドラッグディーラーに捧げたりしています(142㌻)。バカか。 ヘビメタカフェのマスター(おっさん)は、元は天才的なサックス奏者だが、今はほとんど引退状態です。 なんというか、バイク、すぐにやらせてくれる女(タカミ)、シャブ、天才サックス奏者、という、花村萬月さんが好きなものを、とにかく並べましたぁ、という感じが強い小説でした。 タカミも、最後の方は誰とでもやるような、金を受け取らない娼婦状態でしたからね。 ですから、上のことが好きな人には、たまらない小説なのでしょうが、 僕は、バイクもシャブも音楽も好きじゃないですし、すぐにやらせてくれる女にはすこし興味がありますが、小説の中の話だからねぇ、って感じしかしません。 まあ、時間を無駄にすごしたい人は、この小説はおすすめです。 | ||||
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頭のネジが2本も3本もぶっとんだ若者たちが、北海道を目指してバイクで旅をする物語です。 主役級登場人物の数が多く、それぞれ個性が強すぎるので少し描写過剰な印象を受けました。 主人公たちは、私の感性からすると極悪人に思います。バイク描写は格好良いです。 他の花村作品同様、物語性よりも登場人物の思索や蘊蓄、著者独自の倫理の展開に比較的多くの行数が割かれています。 本作では特に主人公たちの逸脱ぶり(薬物、暴力、セックス、自傷行為、交通法規無視)が激しいので、健全な感性の人に激しい嫌悪感を与えるような描写が多いと感じました。 生意気で小利口な小市民(非常に憎たらしい存在として描写されています)が主人公たちにひどい目にあわされたりする描写がスッキリするという読者もいると思います。 | ||||
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