なで肩の狐
- 元ヤクザ (24)
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組の内紛に巻き込まれた、元ヤクザの姿を描いた作品。 著者の描く男は、暴力的でありながら、愛に脆いというのが特徴的。本作品の木常(キツネ)も、グロテスクなくらいに暴力を振るうが、一方では純粋な愛情と友情を持ち合わせた男である。 組からくすねたか金を一時の約束で預かった木常は、ヤクザ組織に付け狙われるようになる。今や堅気となった木常が、また暴力の世界に身を投じるのか。クライマックスは、北海道へ向かう木常のロードノベル。木常を追う”狸”との決戦が待っている。・・・ラストは、若干、消化不良かもしれない。 | ||||
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暴力、金、ドラッグ、女といった花村萬月らしさが満開の一冊 ぐいぐいと物語に引き込まれスラスラと読めるが、終盤熊と相撲を取るところだけは ファンタジー風味でいまいち | ||||
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花村氏の作品を読んだのは初めてであったが、かなり面白かったため、朝方までかかって一気に読んでしまったほど。 元やくざの破天荒な主人公と元力士、幼馴染を連れて物語が展開する。中断が苦痛になるほど話に引き込まれた。 ちなみに、花村氏に興味を持ったのは、「父の文章教室」(集英社新書)を読んだため。氏は特殊な環境の中で父親から変わった英才教育を受け、義務教育すらまともに受けていない稀有の芥川賞作家なのである。父親が他界して以来10代で道を踏み外し福祉施設で過ごした経験もあり、そうした経験が小説の中に随所に現れていると思う。 本作品を読んで他の作品も読みたくなった。 | ||||
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この本はとにかく面白い。花村さんの本は全部読んでますが、私はこれが一番好きだ、ストレートでカッコイイ。ガツンと来る。この本を読む人はラッキーだ。。未読の人はとにかく読んで欲しい。二番目に好きなのは真夜中の犬です。三番目は眠り猫。四番目はブルース。五番目は皆月。こんなところです。 | ||||
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