セラフィムの夜



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初公開日(参考)1994年08月
分類

長編小説

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セラフィムの夜 (小学館文庫)

1998年12月01日 セラフィムの夜 (小学館文庫)

天使のような容貌と肉体を持ちながら生まれつき生理がない人妻・涼子は、大学の後輩の大島に好意を寄せられ、凌辱されてしまう。さらに、病院に赴いた涼子は、自らの性の驚くべき真実を知る。異常なまでにつきまとう男を殺めた涼子は、彼の腹違いのヤクザの兄・山本に助けを求めた。二人は、山本の故郷である韓国へと向かう。そして、山本には恐るべき殺し屋が襲いかかった―。「性」と「国籍」。二人の存在の証をかけた愛と暴力の逃避行の結末は。 (「BOOK」データベースより)




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セラフィムの夜の総合評価:7.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(5pt)

多元論の罠

やはり花村萬月はすごい作家である。
この物語の主体は、男女や善悪といった二元論を脱することを意識するあまり、常識や共通観念の崩壊した多元論の混沌に陥っている。
この様相は、某書巻末の氏のエッセイの言葉を借りれば「自分の馬鹿さ加減に気付いていない厳格な校長先生が、朝礼で偉そうな訓示をたれる」姿そのものであり、神の下における文明の原理原則の矮小さと、それから逃れようと躍起になるあまり視野狭窄に陥ってしまう人間の浅はかさを描き出すことに成功している。
譬えれば己の幻想を神だと信じて疑わないような、人間精神の危うさの描写が面白いのだ。
二元論的な規範が廃れ、価値観の多様化が進んでいる昨今、多元論の混沌に呑まれることなく、人と人とが健全(安全)な社会(関係)を守っていく上で何が必要か……この物語は警鐘を鳴らしている。
セラフィムの夜Amazon書評・レビュー:セラフィムの夜より
4093794618
No.1:
(2pt)

無理……。

 『惜春』が面白かったので、同じ作家のを読もうと手に取りました。でもヌレ場多すぎ。グロすぎ。うッとなって途中で投げ出してしまいました。花村萬月の作品はグイグイ引き込まれるし、女性の書きかたも(なぜかスゴく)巧いので、以来、パラパラしてエログロ控えめそうなものを選んで読んでいます。エログロバイオレンスが売りの作家なのに(笑)。
セラフィムの夜Amazon書評・レビュー:セラフィムの夜より
4093794618



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