弾正星
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なし | ||||
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松永久秀の小説にはざっくり「良い久秀」、「悪い久秀」があるのですがこれは「エロい久秀」です! 主人公と久秀の掛け合いが軽妙で面白い。じんかんで久秀を知った人に是非オススメしたい。 | ||||
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主君を殺し、将軍を殺し、東大寺本堂を焼尽させた「希代の悪人」松永久秀を描いた作品である。 今村翔吾『じんかん』を読んで、松永久秀を描いたの他の小説を読んでみたいと思ったからである。 『じんかん』も面白かったが、本作はそれ以上だった。 『じんかん』では、松永久秀は最下層から成り上がりであるがゆえに、武士の居ないいわば無階級社会を目指したのだという設定であった。 しかし、本作は本当の「悪人」としての松永の真骨頂が描かれている。 いとも簡単に人を殺す。 しかし、その背後に、どこか憎めない、孤独な、とてつもないスケールの人格が隠されている。 それを、生涯より沿って生きることになった右筆上がりの「弟(血縁はない)」蘭十郎の視点から描いている。 松永久秀がしゃべる関西弁が、何ともやわらかくていい。 織田信長が久秀に惹かれている情景は『じんかん』の舞台装置でもあるのだが、本作でも説得力を持って描かれている。 茶への傾倒も、そこから平蜘蛛の釜を抱いて爆死する壮絶なシーンに至る過程も、好ましい。 この人が書くとこうなるか! 期待以上の小説であった。 | ||||
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なんの問題もなく、満足でした。 | ||||
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戦国の梟雄松永久秀の20代から死までを、義兄弟の蘭十郎の目から描いた作品。 久秀が理不尽に殺人を犯す日の出だしの鮮烈さは、「出ましたマンゲツ!」なのですが、読み進めるうちに、普通の歴史小説になった。時の流れが早すぎで、久秀に対する思い入れが不完全燃焼である(女性がらみのエピソードが過剰だったから?)。 織田信長と対峙するシーン等、所々、ワクワクしはするのだが。結局、悪漢小説ではなく、友情物語であったのだ。もっと、著者らしい、ノワール感のが欲しい。 有名な爆死にほどこした味付けは良いのだが、何か残念な気分で読了。 | ||||
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