自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ
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バイク旅のスタイルは様々、どんなやり方でも本人が楽しめればOK。 でも、本書の内容は参考になることがいろいろ書いてあります。 | ||||
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著者の主張を、私なりに解釈すると、 オートバイは「自由」の象徴だと言うが、 その「自由」には、もちろん、重い重い「責任」が伴うもので、 オートバイ乗りは「覚悟しろよ」というものです。 日本人にとって、「自由」とは、天からいきなり降ってきたものだと思われていますが、 本当の「自由」とは、多くの困難を経験し、勝ち取った結果、初めて手に入れられる、 貴重なモノだということです。決して、「自由」は、「空気」のようにあるものではないと。 残念ながら、日本ではオートバイを「文化的なモノ」として受け入れられていません。 今では金のかかる趣味ぐらいとしか思われていないでしょう。 普通の市民のオートバイに対するイメージは、よく見かける公道でのすり抜けや、 けたたましく鳴り響くマフラーの音、垂れ流す排気ガス、そして、オートバイは、 「危険なモノ」という共通認識でしょう。 日本のオートバイ業界は、70年代や80年代の頃と比べて、今や瀕死の状況です。 現在では、日本の主要4メーカーの車種は、日本市場を見限っている状況です。 その状況を生んだのは、私たち自身です。 オートバイの新車販売台数を見ても、現在のヤバい状況を、容易に知ることが出来ます。 日本自動車工業会が発表している統計数値を見ると、 1980年の日本では235万台ものオートバイ(約7割は原付第一種50cc以下)が新車販売されていました(中古車を合わせると300万台を余裕で超えるでしょう)。 それから約40年後の2018年の数値を見ると、合計で36.9万台と、 当時の16%程(約8割減)になりました。 どうして、こうなったのか? バイクに乗ることは、多大なる社会的な責任が生じていることが発生しているという観点が、 あまりなかったものと考えられます。バイクに乗って、楽しければよい、速ければいい、カッコよければいい、など、それに伴う責任と負の面を見なかったことによる無責任さが、今のバイクを取り巻く環境を生んだと思います。いや、今の状況が「正常」だと思う人もいるでしょう、昔は「異常」だったと、、、。 この点、著者の主張は、過激ながら、納得してしまいます。 オートバイは凶器であり、自分や他人を殺す道具にもなりえると。 そんなの知っているよ!と思うかもしれませんが、 これは、著者一流の比喩でしょう。 本当はね、オートバイで「自由」を体現するには、多くの重い、重い「責任」を伴うものなんだよ、 その「責任」を日本人は、何も考えないで、こんな悲惨な状況にしてしまったよね、 ほんと、どうしようもないよねと。 | ||||
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読んでいて実に気分が悪くなってきた。モーターサイクルに乗っているときの爽快な気分とは全く逆! だからこの著者はライターとしてもライダーとしても失格だね。あと、最近見たのだが、この著者の面構えって正直、どっか病的な感じがする―心が病んでいるというか、歪んでいるんじゃないのかと心底感じられるね。 | ||||
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バイクで旅に出る事の解放感や充実感が伝わる。 楽しい事ばかりではない、リスクも多く伴う自由。 若気の至り的な部分は書かれていなかったほうが良かったな。 観光地を避け、とにかく距離を走る旅スタイルには共感。 | ||||
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文体は話し言葉のように気軽で、アッと言う間に読み終えてしまいました。本書は、所謂ハウツー本ではなく、旅や自由についての根源に関わるものについて触れているように感じます。 書かれている内容は実に率直で、ウソ臭いものが一切ありません。 バイクの魅力を語るときに、まずその死への近さをひたすら説明する書は他にないと思います。自由と、それに伴う責任について、オブラートに包むことなく書かれた本で、読んでてヒリヒリするといいますか、自立した人間であることを求められているようで非常に気が引き締まります。 また細かな話になると、プロテクター等の装備品の重要性を挙げて「趣味に死ぬな、仕事に死になさい」と、当たり前に正しいことをハッキリと言葉にしていて好感が持てます。 ただ、あまりに率直すぎて少年時代のバイク泥棒の話まで披露しています。嫌悪感を抱く方もいると思いますが、私は著者の表裏のない性格によるものとして捉えました。何しろ40年以上前の話ですし、著者の出自や時代背景、経歴から考えても特に突飛な話ではないと思います。 著者は繰り返し自ら考えて行動すること、体験することの重要性を説いています。これはバイクやツーリングだけに限った話ではないでしょう。なかなか面白い本でした。 森林が成長する時の音、聴いてみたいなあ! | ||||
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