ワルツ
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いやはや、大したものである。 花村の作品はこれまで、『百万遍シリーズ』『風転』『たびを』と読んできたが、どれも圧倒された。 これも例にもれず、である。 舞台は終戦直後のヤクザの世界。 登場人物は特攻くずれの死に場所を求めている城山、在日韓国人で中央大学に留学していた驚くほどの美丈夫の林、そして空襲で天涯孤独となった大学教授の娘・百合子。 この3人を軸にワルツを踊るように物語は転変していく。 ヤクザを描きながら、戦中の日本軍や戦後すぐの日本政府への冷めた視線は鋭い。 そして、この人の作品の特徴でもあるが、男女の恋情とセックス、男と男の情の描き方は、読みながら読者が欲情してしまうほどの圧倒的な筆致とも言える。 読後感も悪くない。 多作な作家だけに、その作品を全部読み倒してやろうという楽しみが増えた。 | ||||
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数年前の作品ですが、今さら上中下読み通しました。下巻を読み終え、最後の最後まで残酷な話だったというのが素直な感想です。正直、読後が悪い。私は中巻の途中から三人の結末が読めました。だから下巻を読むのが億劫でした。ワルツの一辺があまりにも不憫に欠けてしまうので・・・。他の方も書かれている通り中盤までは、疾走感と共に突き抜ける物を感じる作品でしたが、徐々に失速し、特に一人の描写が淡々とした物にかわり、あっさりとエンディングへ向かいます。今回初めて花村作品を読みましたが、イメージと違った所もあり、他の作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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この作家さんの小説は好きで、このワルツも面白かったです。細かい筋書きはほかの書評に任せて、いちばん強烈かつ興奮した場面を紹介します。強姦を繰り返していた不良米兵三人(拳銃携帯)を、主人公の1人が、手ぬぐいに包んだ石、拳、頭突きで全員殺害します。野獣の襲撃のような殺しのやり方に興奮させられました。さすが、花村さんです。 | ||||
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戦後の新宿角筈から中野界隈の猥雑で混沌とした闇市と任侠とまつりごと。百合子は映像化するならだれだろうか。ブルースにつづいて読みました。傑作です。おかしな展開もあるけれど。どことは言えないけれど。 | ||||
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わざわざネットで買うほどでもなかったかな?というのが本音。図書館にいつでもあるから。 | ||||
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