■スポンサードリンク
孤島の鬼
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
孤島の鬼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.47pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 21~40 2/8ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Kindle版で読みました。 マチネとソワレで、孤島の鬼を演じるとのことで、予習として読みました。 もともと乱歩のおどろおどろしい世界観が大好きなので期待していましたが、読んでみたらめちゃくちゃ好きでした。 諸戸が切なすぎます。ラストを何度も読み返してしまいます。 挿し絵もいい感じに気持ち悪くて素敵です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友達の誕生日プレゼントに買いました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本作品は、名探偵明智小五郎は出てきませんが、著者の代表作とされていて、題名だけは知っていました。 でも、何故か未読だったところ、Kindle本のラインナップに入っているのを見て、代表作なら読んでおかなくては、と読んでみたものです。 その題名から、横溝正史の「獄門島」のような絶海の孤島を舞台に、連続殺人事件が起こり、探偵役が推理して、真相をあばくようなストーリーを想像していましたが、ちょっと趣が違いました。 冒頭の舞台は、東京。 ストーリーの早い段階で、主人公、箕浦の周辺で2件の殺人事件が起こります。 これが、いわゆる不可能犯罪というもので、どうやって犯人が手を下したのか分からない、という本格ミステリ仕立ての展開です。 これが、あるところから、「怪奇小説」の趣になっていくところが面白い。 ただ、冒頭の脚注に、「現在からすれば表現に穏当を欠く部分がありますが、古典として評価されている」として、原文のまま記載とあります。 確かに、あの描写では、もし現代の作家が新作としても発表してようとしても、出版界の倫理的なルールに引っかかって、出版できなかったように思います。 乱歩の世界は、結構、「怪奇」をテーマにしたものがありますので、その一環として読ませていただきました。 そして、物語も中盤くらいになってくると、この「孤島の鬼」という題名の意味が分かるような展開になってきます。 そこから、何と「冒険小説」の趣が出てくるとともに、ミステリで多くの作品が書かれている「あるジャンル」が飛び込んで来て、どんどん物語に引き込まれていきました。 以上、「本格」「怪奇」「冒険」「あるジャンル」といろいろな要素の詰まった作品で、読者を全く飽きさせない展開になっているところは、さすが巨匠、という感じでした。 なお、本書では、雑誌連載されていた当時の「挿絵」が載っていて、昭和初期の「探偵小説」の味わいを感じさせてくれるようになっているのも、嬉しい部分でした。 本作品は、著作権切れでパブリックドメインになっていますが、挿絵入りというのは、出版されている書物ならではのものです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初の江戸川乱歩作品を読みました。 作風がとても独特ですぐにその世界観に引き込まれました。 時代は大正時代で当初の特色も上手く抑えられており、勉強にもなります。 内容としては、生まれながらの畸形や同性愛等、本来ならば触れるべきではない所が一切のカモフラージュもなく表現されていて、それが本書のリアルな息遣いを感じました。 道徳観、悪徳、悲壮感、偏愛などをテーマに繰り広げられるあまりに濃い内容に感服させられました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古典独特の文体も味があり、ミステリーとサスペンスであるからに、やはり先が気になり辞めどきが見つけにくい。数日は確実に、1日を豊かにしてくれる。読了前はワクワク感が、孤島の鬼を開いてない時も体にあるので、月に1冊はこういう本を手に取りたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
kindle unlimited読み放題で読みました。とにかく続きの展開が気になって、時間を忘れて読み続けました。登場人物の個性もあって、感情移入してドキドキしました。終わり方もスッキリしていたように思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古い作品なので、最初は訝しみながら読んでいたのですが、すぐに物語に引き込まれました。古い作品でも、良いものは色褪せないものですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
聞きなれない単語がたくさん出て来て読みにくい部分もありますが、次々と読み進みたくなる内容でとても良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
始めは読むのに少し疲れたが、後半はどんどん引き込まれ、想定以上に楽しく読みすすめた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
時代背景にある種のロマンを感じるミステリアスな仕立てになっており、知らず知らず引き込まれていく乱歩ならではの一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理小説のカリスマ江戸川乱歩の世界を堪能。人間は生きる事への執着が強ければ強いほど、それが原動力となり如何なくパワーを発揮するが、それが差別意識や劣等感などによる負のエネルギーに転換した時、悲劇が生まれる事に共感。推理小説ではあるけれども、ホラー小説とも取れる怖さを体験できる作品。長編小説でありながら、最後まで飽きさせず、臨場感たっぷりの体験を味わえる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりに読み直しました。続きが気になって一気に読んでしまう作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小説でしか描けない世界でしょう。 現代では大問題になるような差別用語満載で、おそらく現代にこれを書いたなら、発禁になるのでは? これを映像化した作品があるのかどうかは知らないが、敢えてそれを見てみたいと思わせない、圧倒的な筆力でした。 正常に戻った「吉ちゃん」のその後に触れていないのが、ちょっと残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
明治期の人々の暮らし振りも興味深く、何より流石と思わせる展開。江戸川乱歩を久しぶりに読んでハマりました。 現代には無い一種のロマンを感じます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
秀ちゃんの手記は忘れられない 主人公には感情移入しかねるが 諸戸の心情は胸に迫る 吉ちゃんにも新しい幸福が待つことを願う | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2つの殺人事件は序章。物語がどんどん壮大になっていくのが面白い。 殺人事件のミステリーに、薄気味悪い奇怪なストーリーが加わって、暑い夏にお薦め。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔、読んだ覚えがあり購入。 やっぱりお話がだんだん怖くて… 流石です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評判通りの怪作。ただしエンターテイメント小説としても存分に楽しめます。恐怖体験の後日談として描かれているので、行く手にどんなホラーが待ち受けているのかと思い、なかなか読む手を止めることができなくなりました。主人公が凡人で非常に常識的なので、降りかかる災難や恐怖への反応が非常にわかりやすく、感情移入しました。ぐいぐいと読ませる力がある小説です。江戸川乱歩さんの作品、もっと読みたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現在では表現できない差別的語句が多く出てくるが、大正時代の文化や道徳観を知るのに役立った。殺人トリックよりも作者の描く時代背景の方に興味が移ってしまったのは事実だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
孤島の鬼。 探偵小説で始まり怪奇小説を経て冒険小説で終わる。主人公たちの行動から目が離せない。 テレビもCDも無かった時代の若者たち。 乱歩さんも乗りまくって執筆したんだろう。 乱歩長編小説の最高傑作。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!