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時計館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
時計館の殺人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全122件 101~120 6/7ページ
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| 館シリーズの5作目です。本作にはデビュー作『十角館の殺人』に登場した江南孝明が主要登場人物として再び登場します。これは単に読者に懐かしさを感じさせる為だけではなく、本作が内容的にも『十角館』と対になっていることをうまく示唆しています。館シリーズは古典的な本格探偵小説に度々登場する館というものを舞台とすることによって雰囲気面での効果を上げてはいますが、トリック的に言うと別に館を舞台にしなくてもいいようなものがこれまで多かった気がします。しかし、本作は正に時計館という舞台がなくては成立しない作品であり、館シリーズを代表するにふさわしい作品と言えます。 前作『霧越邸殺人事件』と同様非常に長い作品ですが、読んでいて飽きることは全くありませんでした。館の磁場が読者を捉えて離さないのです。登場人物は多いのですが大部分が殺されてしまう結果、残った犯人候補が少なく、たいていの人は誰が犯人なのか想像できてしまうというところが難点なのですが、こういう作品を書き切ったという偉業の前には大して気になりません。 | ||||
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| かなり映像的な作品だと思う。映画にする事前提に書いたのかって思うくらい。時計だとか、黒いマント、マスク、クライマックスもビジュアル的だと思う。結構なボリュームの小説だが一気に読めた。それは間違いなく面白かったからである。 | ||||
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| 最近になって、綾辻はんのミステリーを読み出しました。『十格館の殺人』で一目ぼれして、出版順に読んできたけど、大スペクタクルを官能させられました。それは、よもや十格を凌駕したかもしれないほどであります。トリックもさることながら、そういったトリックができる環境にも、過去との事件をシンクロさせて無理のないものと仕上げてますね。そのセンスに脱帽です。雰囲気もかなり良かったですし、ここに来て、コナンくんが復帰してくれたのがまた嬉しいですね。とりあえず『びっくり館の殺人』(←w)まで読みましたが、十角と並ぶほどの館モノといってもいいでしょう!! | ||||
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| だいぶ前に私がミステリー小説を読むきっかけになった本です!! それから何冊ものミステリーを読みましたが、この作品と同等もしくは凌駕していると感じたミステリーは数えるほどしかない それほどに、この『時計館の殺人』はすばらしい出来だと思う!! 『十角館の殺人』から『びっくり館の殺人』までの館シリーズの中でも、抜きん出た傑作だと私は思います 時計館全体に関わる大掛かりなトリックは逸脱だと思うし、それを生かした演出(時計館を脱出した被害者の驚き等)も良かった ただ、ラストの場面は映画的ではあったが、大げさ過ぎた感がある… | ||||
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| もうずいぶん前に出版された本だが、未だに色あせない。 特に被害者の一人が地上に出たときのあの驚愕。 見事の一言。 殺人事件の犯人より何より、あの驚愕のためにこの作品はあるといっても過言ではないだろう。 ルパン3世シリーズのようなラストのスペクタクルも爽快で悲しくて素晴らしい。 | ||||
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| 綾辻行人『館』シリーズの第五弾。 鎌倉の奥地にひっそりと佇む『時計館』。そこは昔の大手時計メーカーの社長が残した悪魔の住処だった。 館内を埋める多数の時計。そしてそこに集う人間たち。 かの天才『中村青司』が建てた館には必ず潜む狂気が、館の中で蠢き出す。 外と完全に遮断されたその『時計館』の中では、凄惨な殺人事件が連続して起こる。犯人は誰なのか?目的は?一体どのようにして?自分は狙われるべき人物なのか?幾つもの疑惑の中で、登場人物たちはその恐怖で精神を蝕まれていく。 そしてそれとは別に、この館内での実態も分からぬ『違和感』の正体とは?名探偵『島田潔』の頭脳が冴える。 現実世界では実在することは無い『時計館』だろうが、それ故小説内でのこう言った我々の中で妙なリアリティーを持ってくる。 やや長編ながらも、中身は読者を飽きさせないギミック、プロットのてんこ盛り。更に綾辻さん自慢の情景描写が、これでもかと入っている。 それにこの作品は、それ以外にも綾辻さんの世界観が、時間の概念が練りこまれている。皆さんが考える『時間』とはどう言った物ですか?その本来は姿形を持たない人間が作り出した抽象的な概念は、この作品内の世界の中ではそれを酷く曖昧な、けれども何処か堅固な流れとして存在します。 推理小説としても、またある種の哲学書としても存在価値のある作品だと感じます。 | ||||
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| 推理小説の醍醐味のひとつは、名探偵が事件の謎を明かす前と後とで、同じ事実がまったく違うように見えてくる、という感覚を与えてくれることだと思う。時計館の殺人はその観点から見て、他に並ぶもののない傑作である。しかも、事件の真相を知ったあとでも、真相を知る前の視点が、魅力的であるという、まれな作品となっている。あえて言うなら、毛色は違うものの、島田荘司の異邦の騎士が、これに匹敵しうる数少ない作品であろう。解決編後の視点の魅力は、その大掛りなトリックだし、解決編前の魅力は、事件の最中に与えられる恐怖である。なお、これは「館」シリーズの一冊であるが、前作を知らなくても、問題なく楽しめる。 | ||||
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| ちょっと劇的。代表作なのはわかるけど、シンプルに読者を驚かせて混乱させる十角館の殺人の方が好きです。まぁ好みですが。 | ||||
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| 夢中になって読む事は出来る。その点では結構オススメ。だから星数は多い。個人的には館シリーズは比較的簡単に犯人が解る為、トリック当てを楽しんでいるのだが、これはちょっと…、と言いたい。「展開にしろトリックにしろ、凝ってるなあ」とは思うが、話の展開速度と残りページ数から、簡単にトリックを推理出来てしまった。言うなれば「凝りすぎ」。 | ||||
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| 綾辻さんの「館シリーズ」5作目。お馴染みの人物+久しぶりの人物も登場。やや長編ですが、面白いので気になりません。本書は、ミステリー度が高いです。館シリーズでは、一番ではないでしょうか?それに、描写も綺麗です。その世界観に入り込めます。館シリーズでは、外せない作品と言っても良いでしょう。 | ||||
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| 綾辻さんでは、一番好きな作品です。作中で投げかけられる様々な謎が、たった一つのトリックの上に成り立っているところが素晴らしい。ラストは、自分の中で立てていた仮説をはるかに上まわるものでした。このトリック分かりそうでいて分からない!犯人はいかにも怪しいので、ある程度よめるんですが、どう考えても殺人不可能な状態なので・・・。読み終わった後も、嗚呼これも伏線だったのか・・・って、その箇所をまた読み返してしまいます。まあ読んでいて、ありえないって思う箇所は多々あるんですが、もともと本格ミステリーの設定自体がありえないものなので、そのへんは割り切って読みましょう。 | ||||
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| 綾辻行人という作家は、トリックではなく「世界」を創り上げる類のミステリ作家だと、個人的には考えている。他の館シリーズにも共通した事だが、本作はある天才建築家の手による奇抜な洋館の、その内包した世界が崩壊する過程を描いた物語に他ならない。そこで起こる多種多様な殺人模様は、まさしくその世界の崩壊の一部であり、シリーズで1,2を争うその凄惨さは、それだけ館に内包された世界(作中では登場人物が「悪夢」と名づけているもの)が巨大かつ濃厚なものであったという証である。本作における「世界」がどのような物であり、どのような「崩壊」をするのかは実際に一読していただくてして、これだけは言っておきたい。読了後に「迫力」を感じたのならば、その中には作中の凄惨さも間違いなく含まれており、それは作品自体の完成度と切っても切り離せない物だと言う事を。 | ||||
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| ~館シリーズは全て読みましたが、この作品は人によって、意見の分かれる作品だと思います。シリーズ1、たくさんの人が殺され、シリーズ1、大規模なトリック。初めて読んだ時には、ラストシーンでの壮大な演出には驚かされました。しかし、トリック的には規模が大きすぎて、『ありえない!』という思いが強く、いまいち他の作品より冷めた目~~で見てしまいました。壮大な設定、トリック、映画を見ているような演出。本格派独特の世界観にどっぷりと浸かりたい方は、ぜひ映画を見るような気持ちで読んでください。~ | ||||
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| 館シリーズはすべて読みましたが、この作品がビジュアル的に最も美しいと思います。読み終えた後の脳裏に浮かぶイメージは島田荘司の斜め屋敷の・・やルパン三世のカリオストロの・・・に匹敵するかと。壮大で美しい情景にそれまで続いた殺人が浄化されるような気がします。確かにあんなに死ななくてもと思いますが、ラストシーンをより美しく見せるための布石なのかもと。 | ||||
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| 綾辻行人氏は、基本的にトリックメーカーと言うよりもストーリーテラーだと思います(どなたかも何かの解説で書いておられましたね)。代表作である館シリーズをはじめ、いわゆる○○トリック的な仕掛けが氏の作品には多いですし、囁きシリーズなどはサスペンスタッチが強いですね。無論、意外なオチはつきますが。 そんな中で、この作品は、相当大掛かりな一発トリックが軸になってます。それはもう悪魔のような大仕掛け。伏線が螺鈿細工のように到る所に散りばめられており、それらをいちいち拾い集めるだけでも大変な作業だったとの事。そのお陰でこの分量になってしまったのでしょうかね。 それと、僕は読んでて恐かったです。人が次々に死ぬんですが、そこら辺のサスペンスフルな筆運びが秀逸だと思いす。『殺人鬼』よりも恐怖感は上でした。 日本推理作家協会賞受賞作(当時の史上最年少)。 | ||||
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| 館シリーズのなかでも最高に匹敵します。館の意味も必然があってのことだし、トリックに至っては、読んだ人にしかわからない面白さがあります。動機に無理がちょっとあるのと、あんなに殺さなくても…というくらい人が死ぬのがね。一冊読むと、ひと夏が終わったくらいの切なさを感じますが、これも推理小説の醍醐味でしょう。これは海外でも読んでもらいたいナンバーワンの作品です。 | ||||
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| 私は「十角館の殺人」の次にこれを読んだ。準探偵役の江南は三年前の十角館の傷を負いながら再び惨劇に出会ってしまう。あの中村青嗣の呪いが込められた屋敷で・・・登場人物はほとんど駒のように死んでいく。いかにも綾辻らしい。しかし、十角館とは違いトリックはおおがかりで登場人物は多く犯人はある程度よめてもトリックは分からなかった。果敢な読者は挑戦せよ。 | ||||
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| なにぶんにも、綾辻作品で最初に読んでしまったのが『人形館の殺人』と『黒猫館の殺人』だったもので、この『時計館』には、「初めて普通の推理作品を読んだ」と思った。もちろん、「人形」「黒猫」でのビックリはとても楽しい体験だったが。「人形」「黒猫」(『迷路館の殺人』もある意味で)と異なり、作品そのものの大枠にしかけられたトリック(叙述の錯覚など)ではなく、本当に、そこで起こった事件についての推理。館の構造、異常な数の時計コレクション、そこに住んでいた人間のドラマ(それにしても綾辻作品は初めから故人として登場する人物が多いこと)に、動機とトリックのはめ込み方が素晴らしい。特に私が最初にたまたま読んだ(なるべく書かれ順に読んだ方がいいのだが諸事情あって)の㡊??叙述トリックに重点のあるものばかりだったせいもあって(これもきっと何度も読み返せば変わってくるものと思うが)現時点では、やっと推理らしい推理に出会えたという感じ。ここまで奇妙な形で奇妙なコレクションのある館が、ちゃんとトリックに生かされている。奇妙な館の”存在理由”があるのだ。そして、「迷路」同様、閉じ込められる怖さ。特に、探偵がすぐそばまで来ているのに気づいてもらえずにバッタバタ人が死んでいく、ある意味残酷すぎるシチュエーション。本当に、人が惜しげもなく死ぬ作品。(犯人にとっては殺さなきゃいけない相手なのだから、しょうがないのだけど。)地の文の書き方そのものを気にせず、普通に、「館もの」として楽しめる作品。但し、人が死にすぎる(しかも残酷な死に方をする)残酷ものはダメな人には少々辛いかも。 | ||||
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| 大がかりな建物のトリックを伴った傑作今回は建物がある必然があり、非常に読んで、納得がいく本は長いし、やたらめったら人が死んでいるシーンが多いのでその手の物が耐えられる方のみおすすめ | ||||
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| 大がかりな機械仕掛けのトリックを誇る島田の「斜め屋敷」、二階堂の「人狼城」とならぶ「館」ものの作品ですとりあえず、建物をメインに据えるのならこれくらい壮大な仕掛けが欲しいところですただ、人が死にすぎで辟易する | ||||
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