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真珠郎
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真珠郎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
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病気療養の為に一時筆を断っていた横溝正史は1935年に『鬼火』で復活を遂げました。この『真珠郎』はその翌年に発表された作品で、由利先生が探偵役を務めています。『鬼火』が持っていた幻想的なムードを引き継ぎつつも、やや本格推理的な方向に移行しつつあることを感じさせる作品です。蔵の中に閉じこめられて殺人鬼として育てられた真珠郎という美少年が連続殺人を犯すという設定には、江戸川乱歩の通俗ものを彷彿とさせる趣きがあります。しかし、きちんと論理的な結末をつけてあるところはさすが横溝です。ちなみに、TBSのドラマ化では探偵役を金田一耕助に変えていました。 | ||||
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作者お得意の美少年をベースに事件が起きる「真珠郎」。映画化はされていないが、怪しい耽美な世界を満喫できる。今となっては現実味に乏しいが、情報量の少ない戦後間もない頃の山奥では、こんなことがあっても不思議ではないかも。金田一耕助は出てこないが、風情ある作品です。 | ||||
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