■スポンサードリンク
ルパンの消息
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ルパンの消息の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全163件 161~163 9/9ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
たれ込み元が分からない情報・・・。時効まで24時間という限られた時間の中で、はたして真実は見えてくるのか?緊迫した状況は、読み手にも緊張感を与える。次第に明らかになっていく15年前の事件の夜のできごと。死んだ女性教師の裏の顔。はたして犯人は誰なのか?ラストには驚かされた。だが、詰めが甘く、多少の疑問も残る。前半がとてもよかったと感じるだけに、後半の展開には不満が残った。けれど、作者の処女作ということで、楽しみながら読んだ。非凡な才能をあらためて感じた作品だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
多少強引なストーリー展開ですが、一気に読み抜ける事が出来ました。秘密を持ち続けることの難しさというか、人間の顕示欲が書き込まれています。最後の章はやり過ぎかもしれませんが、面白いことは間違いなし。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
~1990年12月の東京、15年前の女教師「自殺」事件は、実は「殺人」だった――。謎のタレ込みによって公訴時効まで24時間を切った事件が息を吹き返す。一刻を争う刑事たちのマン・ハンティング、取調室の心理戦、覆される15年前の鑑識結果。そして事件の核心を巡って、失われた少年たちの青春が蘇ってくる。小説は1990年パートと1975年パート(参考人の元少年の自白~~)に分かれて、交互に進みます。1990年パートでは、今夜の夜半に訪れる時効まで、緊迫する時間との戦いが描かれます。1975年パートでは対照的に、不良高校生3人組が期末テストを盗み出そうとする「ルパン作戦」など、懐かしさとせつなさが入り交じる青春劇が展開されます。この緊張と緩和の繰り返しが、とても気持ち良い。1975年の、まだ戦後の面影の残った巣鴨~~の町並みや喫茶店、都立(とおぼしき)高校の情景は最高です。過ぎ去った青春を無理矢理思い出すのは、せつないです。本書は、いま人気絶頂の著者が15年前サントリーミステリー大賞に入賞したものの、ずーっと未刊行だった幻の作品を改稿したものだそうです。このせつなさは、この作品独特の来歴のせいかもしれない。土曜の午後、どきどきしながら一気に読~~みました。結末ではほろりとさせられました。いい時間を過ごさせていただきました。~ | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!