■スポンサードリンク
ルパンの消息
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ルパンの消息の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全170件 81~100 5/9ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 『ルパンの消息』は、第9回サントリーミステリー大賞(1991年)佳作賞を受賞した、横山秀夫さんのデビュー作だ。現在、単行本として出版されているものは改稿されているようだが、例年の大賞作品とひけをとらない素晴らしい作品である。 警察にもたらされた出処不明のタレコミ。それは、15年前の女教師自殺が、他殺であったというものだった。時効成立まで24時間。所轄に送り込まれた本庁の捜査一課強行犯捜査第四係 溝呂木義人 以下、溝呂木班は、真相解明に向け捜査を開始する。 容疑者として浮かんだのは、当時、女教師 嶺舞子の勤務する高校の不良学生 喜多芳夫。喜多は、舞子の学校内で死体が見つかった頃、仲間の竜見譲二郎、橘宗一と”ルパン作戦”と称する試験問題の強奪を実行中だったのだ。無実を主張する喜多。しかし、過去を回想するうちに意外な真実が次々を明らかになっていく・・・ 近年の横山秀夫作品のように、読んでいて頭に血がのぼるような沸騰感が少ない。心を抉ってくるような棘のあるやり取りが、あまり描かれていないからなんだろう。そういう興奮を求めていると、前半はかなりモタモタして辛いかもしれない。そもそも、やさぐれた不良高校生三人が、試験問題を盗み出すために全力を尽くすというのもピンとこなかったりする。 とはいえ、ミステリとしてはとても良く出来ている。全ての登場人物が、一つの殺人事件の周辺で何らかの関わりを持っているのだが、これが捜査を通じて紐解かれていく様が痛快だ。事件の接点でそれぞれがそれぞれの思惑でとった行動が、複雑な状況を作り上げている。この会話、この出来事には、こういう裏があったのだという。過剰なほどに伏線が張りまくられているのだけど、人間模様を含めて全ての仕掛けを解きほぐしてしまう。ラストは怒涛の展開で、幾度となくあっと驚いて、まだ、これでもかとひねってくる。ホロリとくるシーンもあって満足感が大きい。ぶっこみ過ぎの感ありなのだが、横山秀夫さんの気合の入れ具合がひしひしと伝わる作品だ。 当時の三億円事件の時効を取り込んでいるのだが、これまたひねりに一役かっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 主筋の女教師殺害事件の回想の中で語られる事件とは直接関係がないような事柄が、最後にすっと指定された場所に落ち着いていくのに感心します。よく練られた良い作品ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 横山秀夫の処女作。 15年前に起こった、女教師自殺事件が、実は殺人だったとタレこみがある。 当初の容疑者は、当時高校生だった3名の男子生徒。 基本的に、話は3人の供述を基に進んでいく。 時効が迫る中での、取調べ官と容疑者とのやり取りは、緊迫感があり引き込まれる。 徐々に明らかになっていく謎は、人間の本質を得ており説得力を持って響く。 警察と犯人との駆け引きや、人間の内面を描く点については、 現在の横山秀夫作品の片鱗を伺わせるものである。 最後の、犯人の行動や動機については、多少の強引さを感じる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 一気読みでした 引き込まれますね、流石といった感じ ミステリー特有のある場所でスカッと全貌が見える感覚は気持ちが良いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 横山山の作品の中でもベストスリーか。展開の奇抜さ・画面展開の数に彼の才能をみる | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 前半おもしろくよんでいたが、中盤ぐらいから、処女作だからか、著者の作品としては、頼りなく、最後の筋には無理がありすぎる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 横山の処女作らしい。全体に拙さはあるが、やはり、筋運びはこの頃から素晴らしいものがある。15年前に高校で起きた 教師の自殺事件。時効直前になってこれは殺人事件であったとの通報が警察に入る。やがて、高校生のいたずらが 殺人事件のカギを握ることに。筋の運びや、最後になって2段、3段構えでドンデン返しが用意されている。現在の横山 に比して、当然深みはないが、読者をどんどん引きずりこむ筋運びはさすが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 雰囲気を楽しむ本だと思います。この作者は筆力が半端ないので、とにかく一度読み始めたら止められない止まらない。 3人の悪ガキのエピソードにすっかりハマって、読み進んでしまいます。真夜中の校舎に忍び込むというサスペンスとしてはほのぼの系の内容をこれほど緊張感を持って書けるのがすごい。 しかし、落ちはイマイチです。 半落ちの落ちも賛否両論ですが、私はとてもすきでした。 でもこちらの本は・・・本当にイマイチ。 ルパンの心理も???だし、女教師がある事をやらかして、その後脅迫されるのが早すぎない?とか・・・・ちょこちょこ突っ込みどころが。 第三の時効は、全編落ちが全然わからなかったのですが、これはかなり最初で誰と誰が出来てるとか、あの人にこんな性癖があるとかいうあたりがわかってしまって、最後にそれがさも重大な落ちとして展開されるんだろうなあと思いながら読むのはちょっと辛かったです。 しかしてこの筆力はやはりすごいです。 前半、特に面白いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 読み応えがあり、すぐに小説の世界にとけこめたのが印象的でした。登場人物の心理描写が分かりやすくよかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 横山秀夫さんは好きな作家です。 直ぐに読み終わりました。やはりハズれはないですね。さすがです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 15年前の女教師の自殺が実は殺人事件だったとのタレコミ。しかも時効が目前。&実在の3億円事件が絡み合ってワクワクでした。犯人は誰~!?えーそういう理由だったの!?って感じで最後まで十分楽しめました。初の横山秀夫作品でしたが他の作品も読みたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 一ヶ月をかけて横山秀夫著のルパンの消息を読み終えた。横山秀夫の作品は文章が洗練されているが文章が長く読むのが苦手なタイプだった。同著者の作品である「臨場」と「半落ち」などを読んだが、いずれもあまり好きにはなれなかった。 ルパンの消息消息は横山秀夫の作品ではあるが、著者が長けている記者ものから離れて刑事物に変わり、全く別の作者のような作品をも思えるほどの作品でありながら筆は依然として立ちさくさく読めた。 ストーリーは奇抜な展開はないが先が気になりどんどん先へ先へとなかなか楽しめたし、全体としてはかなりの良作だったが、どうしても腑に落ちないところが幾つあり、ここで記しておこう。 以下ネタバレにもなりうるのでご注意を。 この手の小説はどうしてもご都合主義なので、なんとも言えないが、この作品に出場する刑事は根拠もなく関係者の少ない証言だけでいかにも的を突いた推理がどんどん展開でき、たらめな推理がまた見事に的中する。言うまでもないがこの時点では殺人方法など明確な根拠などなく、争ううちに殺したレベルのごもっともの推理であり真実とは限らない。そんなデタラメな推論を持ちながら真相がどんどん明かされついに犯人が特定できてしまうところは都合良過ぎないか。 もう一つは犯人だ。如何も待ってました、逮捕してくださいと言わんばかりの行動を取っているところにどうしてもうなずけない。もちろんそれなりの理由をつけてそうさせていたが人間性という面から考えた時に果たしてああ行動するのだろうか。〇〇〇〇罪を犯しているだけでああもなるのかと非常に胡散臭いと言わざるを得ない。そもそも時効直前となってみんながみんなこうもこの日を待ってたかのように行動しているところがおかしい。 最後にこの本の一番の醍醐味は時効だ。時効直前にわかった新事実で自殺から他殺に変わるストーリーが全体に緊張感を与えてストーリーが進み、刑事も常に時間が気になる容疑者を落としていくのだが、最後の最後はあっけなかった。動機も犯人も密室も、何もかもあっけなかった。 何れにしてもこの作品は私のある思い出の出来事に当たるようなところがところどころあり、非常に読み甲斐がある作品だが、もう少し合理的になって欲しいところである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 横山秀夫のデビュー作を改稿して、単行本、文庫にしたもの。 いや、お見事。 色々な謎がばら撒かれていって、そして最後に一つの結末に収束していく。 上質なミステリーを読んで楽しいのは 「あと○○ぺージくらいしかないのに、ちゃんと犯人に辿り着くの!?」 と言うドキドキ感です。 この作品も本当にドキドキします。 しかもちゃんと全ての伏線がぴんと張られた状態で解明されていく。 いや素晴らしい。 星五つ。 純粋なミステリーはやはり良いもんですねぇ。 誰かさんのバッタモンの「屋上ミサイル」とはレベルが違いますな(まだ言っているw)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 最後の最後での結末で この物語の面白さが 一気に爆発しました。 回想シーンと現在シーンがうまく 切り替えられられていて読みやすかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 横山さんの他の作品もいくつか読んで、こちらを読みました。 デビュー作らしさがありますね。原点か。 これも好きです。 ちゃんと全て解決させてくれてありがとう。 いっぱい解かせてくれてありがとう。 そんな爽快感。たまりません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| >3億円事件の関わり方がすごく面白い。 のめり込める作品です。めちゃくちゃオススメ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| デビュー作とは思えない、一気に読めます、主人公の内面描写ばかりがやけに長い「64」より面白いかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 事件が起きるまで前半が長かったためこれはミステリーなんだろうか?横山氏の本は最近64を読んだばかりなので、つい比べてしまうけど、凄い人間描写や葛藤が迫力があり、つい読み始めると、一気に最後まで読んでしまった。最後のどんでん返しがたまらない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 読み応えがあった。 内容の展開がおもしろっかた。 三億円事件が絡んでいるところがおもしろっかた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 昭和を思い起こさアせてくれる味わいのある作品 「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などの作品はかつて読んでいたが,今回の『ルパンの消息』は,横山の作家デビューを飾る作品とも言えるであろう。彼の作品構成の原点がここにありそうだ。高校の職員室の陰の世界を描いているともいえるが,昭和の高度成長期の高校生たちの姿を,その鬱屈した心理を踏まえて描き切ったミステリー傑作品ともいえる。共犯者橘の「アポロの月面着陸を見たときほどがっかりしたことはなかったな。もう世の中行きつく所まで行っちまったって感じでさ。」と言ってため息をつく感じが今の鬱屈した時代精神を反映しているような気がした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!





