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ルパンの消息
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ルパンの消息の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全170件 141~160 8/9ページ
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| 最初は「なあ〜んだ青春小説・・・」と落胆していましたが・・・。 それも束の間、直ぐに、ぐいぐい引き込まれてしまい、あっと言う間に 読み終えました。 これがデビュー作とは! 高校生の悪ガキ3人のちょっとした悪戯から、殺人事件に発展し、更 に、あの3億円事件にまで結び付いてしまう・・・!? いつもながら筆者の巧みなストーリ展開、登場人物の心情変化&バック グラウンド等、本当に巧いな!って感服します。 また、書かれてからかなり年数が経っている(勿論、若干の肉付けはさ れているようですが)ところが、私のような中年の読者には、学生時代 を懐かしむことも出来、好感が持てました。 とは言え、お若い方にも、お勧めの1冊です。 | ||||
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| 横山 秀夫の原点ともいえる作品。設定や、落ちなど強引なところも見られるがそれが気にならないほどの力と勢いを感じる作品。疾走感が最後まで続く良作といえる。 本作の刊行にあたり作者があえて設定を変えず必要最小限の加筆にとどめた理由がそこにある。 青春小説の香りもする、横山 秀夫 らしからぬ? 幻の処女作。 一度お試しあれ! | ||||
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| 青春小説っぽいノリ。 お得意の巨大組織内のイザコザ描写も少ない。 スイスイとページが進みます。 とりわけ、美人婦警のバックストーリーが泣かせます。 | ||||
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| 現在のストーリーテラーとしては抜群の横山秀夫氏の処女作でわくわくしながらページを繰りました。相変わらず文章は流れるようで読み易い。最後は思わず涙を誘うどんでん返しもきちんと用意されています。今から約20年前、同世代の私としては本当に懐かしい新宿や池袋の風景もちりばめられています。青春小説としてもすばらしい。横山作品のなかでも一押しの名作です。娘もこの作品の大ファンになり、親子の仲直りにも一役買ってくれました。 | ||||
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| 『半落ち』で大ブレイクした、今をときめく人気ミステリ作家・横山秀夫氏が15年前に「サントリーミステリー大賞」に応募して佳作になった、氏が作家デビュー前に書いた初めての作品。 今回の発行に当たり、多少改稿作業はされたらしいが、初稿時のみずみずしさは失われていない。 それどころか「あと1日で時効」というタイムリミットを中核に置いた「サスペンス」と、真犯人が最後までわからなかったり、ドンデン返しがあったりという「本格謎解きミステリ」の体裁もしっかりと両立維持している。 「警察小説」でありながら「青春小説」の色合いもあったり、果ては「三億円事件」まで絡んできて、若き日の著者のあふれんばかりの創作意欲がうかがえる、色んな要素テンコ盛りの傑作だった。 | ||||
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| 高校生のテスト用紙強奪作戦、高校の管理事情、レズビアンの実態など強引でリアリティに欠けるという意見がある。そのとおりだ。難癖をつければつけられる。 しかしその後世に出された横山作品を楽しみながら、この作品にけちをつけるのはフェアではないだろう。横山作品のスタート地点がここにあると思えば、楽しんで読むことが出きる。 | ||||
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| 幻の作品を損なわぬように加筆したデビュー作。ファンにとっては幻だった作品ですが、期待を裏切らない仕上りです。後の横山氏の作品に伏線となる仕掛けもさりげなく登場し、商業的に成功した横山氏の構成がふんだんに盛り込まれ、デビュー作ならではは粗い部分も後の成長との比較に繋がる面白さに。因縁がこのミステリーのキィワードになりますが、その因縁が横山氏の人生にもかかわるのがあとがきから知るおまけもあり。 | ||||
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| あぁ~昔ワルでも今は良いパパだったりまだ不良だったりするよねぇ~って思いながら一気に読みました。実際に起きた3億円の事件も本当にこの通りだったら・・・ちょっとありえない展開かも知れないけどそれはそれで。 | ||||
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| 15年前にサントリーミステリ大賞佳作を受賞した著者のデビュー作。女性教師転落死亡事故が実は殺人事件との「たれ込み」情報が入る。時効成立までわずか1日。関係者の供述から「犯行当日」が再現されていく…。 これでもかとストーリーに枝葉を付け過ぎ、全体としてボッテリとした印象だが、読み応えは十分。デビュー作ながらすでに著者の文章スタイルは確立されており、その後の活躍を十分予見させる出来栄え。 | ||||
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| 横山さんの作品はすべて目を通しているのですが、15年もたってデビュー作を読むとは思いませんでした。はっきり言って、最初は2時間ドラマっぽくて軽い作品なのかなと思いましたが、読み進めていくうちにいつもの重厚な感じがしてきました。とはいえ、やはりデビュー作。高校生のドラマにしてはヘビーすぎませんか。女教師との恋愛があんなに簡単に進むとも思えません。でも舞台は”高校”でなくてはならなかった。むずかしいところですね。どんでん返しの連続のこの作品、最後の最後までやられました。涙してしまったのは私だけでしょうか。 | ||||
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| 現在の洗練された文章と比較すると明らかに若い文章で、横山ファンとしては 味わい深い作品でした。 しっかりミステリーしているのですが、青春ものとしての趣が強く、楽しんで 読めますし、生き生きした文章と、過去と現在を行き来するスリリングな展開 で最後まで飽きずに読めます。 書こうとしても二度と書けない、横山作品の中でも上位に位置する良い作品だ と思います。 | ||||
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| 15年前の幻のデビュー作の改稿版ということで、他の作者にもありがちなやたらと「青い」作品を想像してしまい、なかなか読む気持ちにならなかったのだが、間違いだった。作品のはじめの部分には若干「青さ」が残っているが、その部分を我慢して読んでしまうと、あとはどんどん作品に引き込まれた。15年前に高校でおきた女教師の転落死。自殺として片付けられたこの事件の時効1日前に、殺人であるとのたれ込みがあるところから作品が始まる。犯人として名指しされた3人と事項直前の立件にかける捜査陣。3人が卒業のために計画した「ルパン作戦」を中心にした15年前と、現代の取り調べにやりとりを交互に配しながら、事件の全貌が明らかにされていく。時効という時間制限を設けた中で、ストーリーに緊迫感を持たせる手法は決して新しいものではないが、様々な要素が詰め込まれており、読者を飽きさせることがない。若干展開に強引さが見られるものの、十分に楽しめる作品である。実は題名にも仕掛けがあるのだが、これは読み終えてのお楽しみ。 | ||||
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| 本書は横山秀夫氏の処女作であり、第9回サントリーミステリー大賞佳作となった作品を改稿し出版したものである。 3億円事件の最有力容疑者だった内海が経営する喫茶ルパンで、「ルパン大作戦」と称した期末テストの問題を盗む計画を企て、実行した喜多、竜見、橘の3人組。そして、ときところを同じく、女教師が飛び下り自殺を図り死亡するという事件も発生した。しかし、それから15年後を明日に控えた年の暮れに、「自殺した女教師は他殺であり、喜多、竜見、橘の3人組が関与している」というタレコミが本庁に入る。手がかりは「ルパン大作戦」のみ。当時高校生だった3人組が任意同行され、作戦の全貌を明らかなる。「ルパン大作戦」と女教師殺人はどのように絡んでくるのか? そして女教師を殺した犯人とは!? | ||||
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| 15年前に書かれた処女作だけにちょっと強引な荒々しさが感じられます。ストーリー、心理描写などは確かに当初からさすがと思わせるところがあります。しかし、15年前のことをいくら殺人事件が絡んでいるからといってあんなに鮮明に覚えているものでしょうか?その点が一番しっくりこなかったです。それでも話しに一気に引き込まれてしまうのはさすがだなという感じがします。 | ||||
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| 探偵小説における「禍々しいもの」の存在を、個性的な3人のキャラクターに定着させ、さらに周到なプロット展開により、その存在を読者の眼にまざまざと見せ付けた名作集『第三の時効』。本格ミステリの骨法を押さえた上で、手法上の様々な冒険を試みつつ、「職人」としての名探偵像を追求した『臨場』。――横山秀夫のソリッドな小説世界を、「探偵小説」「本格ミステリ」のパースペクティヴで今一度観測するということは、いかにもスリリングな営為なのだ。例えば、初期の『陰の季節』『動機』と『半落ち』『クライマーズ・ハイ』、そして上記の『第三の時効』『臨場』――この三者の間には、明らかに断層があると思うのだが、しかし、横山的物語世界が地表を強固に覆う限り、この三者の間にはなだらかな連続性が担保されてしまう。横山作品を論じるということは、この深層を地表面より手探りで探っていくということに他ならない。しかも、これらの各層がそれ自身の質を更新していくかたちで、新たに作品を生み出していく。観測者には油断がならない。 本作は「幻」の処女作を改稿したもの。フリー以前の作者と現在の作者の合作、と形容したら失礼だろうか。本格ミステリ的視野で見れば、「時効」というアイテムを使って、何とスリーピング・マーダーテーマとタイムリミットサスペンスを止揚させてしまった作品なのである。果たして、このコンセプトは、初稿の段階から存在していたものか、それとも徹底的なブラッシュアップを経た賜物なのか。それによって、この作者の作家論を組み立て直さざるを得なくなる論者もいるかもしれない。 | ||||
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| 時効を明日に控えた15年前の女性教師墜落死は、教え子だった三人の生徒だと、警察にきたタレこみでストーリーが始まり、3億円事件も絡んで、サービス満点の小説です。横山小説のまさしく原点です。結末は、処女作ゆえに多少の強引さはありますが、泣かせ所もあり一気に読めます。 | ||||
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| 読むのがつらい。ワルの高校生がテスト盗むためにあんな苦労はしない。「ワル」の心理がわかってない。宿直なんて相当前からなくなってる。(昭和50年当時でも)ましてや、60過ぎた教師が学校に泊まってる? 馬鹿な。職員室が5年以上そのまま? 毎年4月に机移動して掃除するでしょう。そして、出てくる教師、校長のいかにもマンガチックな描写。ワルにおどされて停学処分を取り消す校長って何? ギャグマンガの世界だろう。読むのが苦痛だった。横山秀夫名義なら売れるから、この程度でも出しておこう、ってか。 | ||||
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| この本は横山秀夫さんが15年前に書いた作品を改稿して今年出版のはこびとなった、幻の処女作です。 横山さんならではの、タイムリミットものですが、テンポがよくて、面白い。 一気にラストまで行ってしまいました。 15年前に自殺で処理されていた女性教師の死が、実は殺人だったというタレコミが時効寸前にもたらされ、その犯人と名指しされたのが当時のつっぱり高校生3人組。 偶然にも3人組が期末テストを盗み出す計画が思わぬ方向に向かって走り出し、ラストの3億円事件の犯人?にまでつながっていきます。 つっぱり3人は15年の歳月を経て、3人3様、それぞれの人生を歩んでいたところを警察に拘束され、テストを盗み出した当時の様子を自供し始めます。 その供述の中で、さまざまな教師たちの実態、夜の学校に忍びこむ鮮やかな手口が生き生きと描かれていきます。 登場人物はそれぞれパズルのように複雑に絡み合い、端役と思われた人物が実はキーパーソンであったり、最後の最後まで気の抜けない展開が続きます。 強引すぎるようなラストの持っていきかたのようにも感じましたが、ぐいぐいと読者を引きつけていく所は、さすがストーリーテラーの面目躍如!!! | ||||
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| 人は誰でも自分の中のみに秘めた事柄を持っているものだし、何かを背負って生きているものである。その闇というものが、人間のすべてを奪ってしまうという悲哀さを、橘という人間の半生から感じずにはいられなかった。同じ出来事に向かい合った人間でも、ある者はそれを心の中に完全に封印してささやかな幸せの中で生き、ある者はその頃のままに生きる。そしてある者は、その出来事によって人生のすべてを失ってしまった・・。ほんの少しの不運とボタンの掛け違いのために。 時は、多くのものを変えてしまうし、人から多くのものを奪ってしまったりもする。そういう意味で時間というものは恐ろしいものである。だがその時間をもってしても、二人の人間の心から闇を消し去ることが出来なかったということが、逆に時間の恐ろしさを際立たせていた気がする。 | ||||
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| 1991年に同著で受賞し、その後殺人罪時効と同じ年数(15年)を経て「幻の処女作」が出版されるという、出版社と筆者の心憎い演出にまずは脱帽。作品自体もひねりにひねりが加わった小説で、読者を飽きさせない。昔の作品とはいえ、十分に楽しめる本です。オススメ。 | ||||
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