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ルパンの消息
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ルパンの消息の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全163件 41~60 3/9ページ
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友人から勧められたがいい。 途中からの展開もいいし、回帰で話が進んでいくのも、描写が映像で見える。 | ||||
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この作品は、小説としては面白い方だろう。特に、三億円事件を絡ませたのが良かったと思う。 以下ネタバレあり しかし、鮎美と橘が舞子の「死亡」を自殺に見せかけた理由が全く不可解である。(本当は死んでいなかったが)もし鮎美が押したことにより舞子が死んだとしても、鮎美は犯されそうになったのだから正当防衛が認められる可能性がある。それに、もし傷害致死で有罪判決が出るとしても、執行猶予になる可能性が高いだろう。だからこの事故に近い事件は隠す必要が無く、すぐに警察に通報すればよかったのだ。 結果として、鮎美と橘が隠蔽工作をしたことによって、まだ息があった舞子は殺されてしまい、内海は殺人犯になり、相馬は友人に疑われて自殺し、鮎美は茂吉に犯され、橘はホームレスになった。執行猶予が付く程度の事件を隠蔽したことでこれだけ膨大な不幸を呼び寄せたのだ。だから隠蔽工作こそが大きな罪だったのである。我々がこの作品から何らかの教訓を引き出すとすれば、事故や事件を起こしたら正直に通報しなければならないということである。 | ||||
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就職間近で退学になった高校生とその妹がいて、兄は自殺、妹は成長して婦警になって当時の関係者と再会。の筋は良いと思った。しかしながら兄の自殺の理由が希薄なところ、妹が15年後に婦警さんになっていられるように年齢設定してある?大丈夫?と心配になる。その他は呆れる程にとってつけの後付け状況証拠のオンパレード、残りはご都合主義の自供頼みのといったところ(作中では語られていない) そもそもが、時効まで残り1日で始まったこの話、海外出張によるロスタイムで救われたって、、、結局何を主題にしたかったのか理解できなかった。地道な捜査のエピソードを省くために時効まで1日の設定を使ったのか、まさか、聞いてもいない話をペラペラしゃべる事件関係者の話を書きたかったのか? 警察、捜査の話、探偵ものであっても文章として読んで面白いものを作ってほしい。 有り余るほどの時間がある人は、暇つぶしに読めばいい。ミステリ感はほぼ無し。 卒業生が金庫を贈るってあまり聞かない話だし、かつて知ったる学校だからと言って夜中に忍び込んでその金庫を簡単に二重底に改造できるものなの?勘弁してください。 | ||||
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3人の高校生たちの揺れ動く日々が色鮮やかに思い浮かんで、まさか涙が出るとは思わなかった。 さすが横山秀夫!!!!! | ||||
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私は、普段小説を読まないのですが、気分を変えてミステリーを読みたいと思い、たまたま手に取ったのがこの本です。 非常に読みやすいです。なんども推理ドラマや映画で何度も見てきたような、浅くて判りやすい設定。 頭の中で勝手に俳優が思いつき、演技の仕方さえ想像できてしまいます。 中盤の学校に忍び込むシーンは面白いのですが、後半の解決や謎解きパートは陳腐ですね。苦笑しました。 あと、恐らくこの作者は女性や不良に対して無知です。非現実的でいい加減な描写が多くて度々冷めます。警察のプライドを書きこむ描写とか少々思い込みがはげしく、無理がある。。謎解きに女性の服装が関わる部分もあるのですが、読んで思わず「ないない。。」っとぼやきました。 細かい部分に目をつぶれば楽しめるのですが、すこし残念でした。 | ||||
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とても、読みやすく、 登場人物一人一人の息遣いが聞こえて来るようです。 犯人も、意外でしたが、様々な伏線を回収した上での納得の結末という感じでした‼️ | ||||
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面白くないことはない、という感想でした。数多くの伏線を回収し、綺麗にまとまったお話ではあるけど感動は薄かったです。 まずキャラクターに愛着が持てない。描き分けは出来ていますが、いまいち魅力が無く(マスターは良いキャラになりそうではありましたが。。。)、だから犯人が明かされたときも「あ、そうなんだ」程度の感想しか持てなかった。 またどんでん返しが好きな僕にしたら、小さな驚きはたくさんあるモノの、大きな驚きがなく、淡々と物語りが進んでしまった印象。 残念ながら寝るのも惜しんで読み耽ってしまう、まではいかない作品でした。 | ||||
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後半、次から次に転がってくる展開が面白かった。最後まで一気に読めました! | ||||
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素晴らしい製品! まれにこれらの項目です。 私がそれを使い始めるとすぐに、 私はそれが非常に満足見つける 性能と価格の比率が高く、価格は非常に良い品質を購入することができます。良い売り手、それは非常に良いです。後で来る。安心して購入することができます。 非常に良い品質 | ||||
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「第三の時効」が面白かったので読みましたが、これは「はじめにタイムリミットありき」のためか、ご都合よすぎる、というか、好都合な偶然重なりすぎというか、むりくりな設定が・・・。娯楽ミステリーですから面白ければそれでいいんですけど、不自然な設定だと、やはり素直に楽しめません。 それなりに納得のいく説明があればいいんですが、「1日だけ兄の仕返しがしたかった」とかありますけど(なにそれ?)。他にも、道端で会った女の子を警察キャリアが養女したり、とか、そのキャリアが「養女」のタレこみを真に受けて時効前日に現場に再捜査を命じたりとか(キャリアはそんなあぶないことしないでしょ)。ブロック紙の元クラブ登録記者でキャリアの生態・行動原理に熟知してるはずの著者にしては?な設定。とにかく不自然。 他にも変態教師集まりすぎ、とか、出席簿を3年近く?にわたり線を1本加えて改ざんするとか(・・・)。15年前の関係者がほぼ半日中に全員所在が確認でき接触できるとか。とどめは金庫に「そんなもん」隠しますか?虚構だし娯楽読物だから、かたいこといいいたくないんですが。 あと、この時代(昭和50年)は「シカト」って言葉はなかったと思います。 | ||||
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コレはデビュー作になるのでしょうか? 作家になる前に書いた物に加筆したとか何かで読みました。 さすがですね、チョット詰め込み過ぎな感もありますが。 面白かったです。 | ||||
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前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。 | ||||
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横山秀夫の作品は大好きなのでほぼ読んでいるが、幻のデビュー作の本書は読んでいなかった。 デビュー作でありながらなかなか書籍化されず発表から15年後に書籍化された。 デビュー作とは思えないほど緻密な構成で、物語のテンポもよく、登場人物も個性的で思い入れができる。 文句なしに面白い。 ただ、ちょっと詰め込みすぎじゃないかな? デビュー作という事で肩に力が入って、サービス精神過剰ぎみでアレもコレもとはりきって詰め込みすぎた感は否めない。 特に、三億円事件は絡ませない方がシンプルでよかったと思う。 後、ちょっと都合のよすぎる展開が多いかな。 時効まで残り1日という状況下で、15年前の関係者をそんなに都合よく集められるものなのか? 特にホームレスになって家族ですら行方を知らない人物をたった1日で探せるとは思えない。 それに、関係者の供述をもとに物語が進行していくのだが、どの人物にせよ15年も前の事にしてはやたら詳しく覚えている。 普通、15年も前の事をこんなに詳細には覚えてないだろう。 他に気になったのは舞台となった学校の教師に問題ありすぎる奴が多すぎるという点。 ・生徒を顔面変形するまでボコボコに殴る体育教師。まあこのレベルなら昭和時代ならいただろう。 ・レズビアンで女生徒や同僚女教師にレイプまがいの行為をする女教師。しかも卑猥な写真を撮ってエロ雑誌へ投稿。 ・校内に自分の隠し子がいて、その生徒の成績をあげるために試験の解答を横流しする校長。 ・更衣室や職員室など校内のいたる所に盗聴器をしかけ、そこで仕入れたネタを元に女教師を強請ってレイプする化学教師。 ・生徒とつきあってる女音楽教師。 こいつ等は全員同じ高校に勤務している。 これほど問題ある教師が勢ぞろいしてる高校なんてそうそうないだろう。 フィクションとはいえ、こんな問題教師ぞろいの高校なんてなかなかあるもんじゃない。 ちょっとリアリティに欠けるかなと思った。 でも、そうは言っても横山秀夫。 デビュー作でこれだけ面白い作品を書ける作家はそうそういない。 この作品の後の作品は、どんどん無駄が省かれて洗練されていったと思う。 厳しめの評価をしたが、それは横山秀夫だから。 普通の作家に比べたら、本書も十分すぎるほど面白い。 ただ、横山秀夫にはもっと上のレベルの作品を期待してしまう。 | ||||
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あっという間に読み切りました。なんとなく面白そうなタイトルに惹かれて買ったのですが、最初から最後まで面白くて一気に読んじゃいました。最後の最後いろんな事実が明らかになって読んでいる中で疑問に思ったいろんなことが本の先になっていく移り変わりはとても爽快でした。 | ||||
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警察小説のイメージが強い筆者なので、その先入観から最初の20Pはなかなか進まなかったが、それがどうして。回想シーンである青春時代に起こった殺人事件の描写がすごく生き生きとして、一気に惹き込まれ、謎が謎を呼ぶミステリーのオンパレードだった。その様々な伏線が、後半でどんどん繋がっていく様は鳥肌モノ。テンポも良く、無駄な展開もなく、これがほぼ処女作という筆者の力量に感服させられた。高校時代特有の葛藤や切なさを描いた青春小説であり、緻密な推理小説であり、硬派な警察小説であり。なんとも贅沢な一冊。出会えてよかった! | ||||
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まず題名のルパンが同ストーリーと絡むのか期待してたけど不発。 幾つかの動きが同時に進行し絡ませることにより事件に意外性を出そうとしているが、各々の動機(動き)が陳腐で同化できない。 悲劇の男女の展開に同化しかけたが、本筋からいつの間にかフェードアウトで???。 なんかタイトルは良かったのに。 | ||||
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作家の初期の作品ですがこれがロクヨンに繋がっていくのが解かる本です | ||||
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もっと大人な小説を期待したが、まるで学園ミステリーのような内容にがっかり。 不良少年たちが職員室に忍び込む長々としたくだりなど児童小説かと思った。 全体的に妙に青臭くて私の好みではありませんでした。 | ||||
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著者がサントリーミスリー対象に応募したときの作品に加筆修正したものだそうです。 殺人の告発があったものの時効完成まで1日しかないという状況。 警察がこれをどう打破するのかが最初の興味。 事件当夜の回想が長くて、やや中だるみはするものの、その中に伏線がたくさんはってあり、ラストに生きてくる。 3億円事件まで絡めて、よくできたミステリー。 | ||||
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横山秀夫といえば、警察小説という印象で、固い印象があり今まで読んだことがありませんでした。 思い切って読んでみてびっくり、ミステリー、サスペンス、青春、警察、社会派など様々なジャンルの要素があり、 また、どの側面から見ても超一級と言っていい作りとなっております。 特に個人的には推理小説としてここまで伏線がきれいに回収された作品を見たことがありませんでした。 さらに感服するのは、伏線を伏線と思わせないように作られていることです。 この作品は、食わず嫌いの方にも是非読んでほしいです。 面白くないはずがないというくらい出来上がってます。おすすめです。 | ||||
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