■スポンサードリンク
ルパンの消息
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ルパンの消息の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全170件 121~140 7/9ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 誰が犯人?ってのはあまり好きなジャンルじゃなかったけど 完成されたストーリーにグイグイ引き込まれて一気に読んじゃいました。 終盤、複線の繋がりはお見事。。時効がせまってドキドキハラハラ、、 無駄の無いキレイにまとまった作品に感じました。 横山秀夫さんの作品は共通して、登場人物が多くて人名漢字が難しいよね。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| この本の巻末の横山秀雄自身による「改稿後記」によると、この「ルパンの消息」は、まだ彼が新聞記者をしていた当時の未刊行の作品を改稿して、ようやく出版に漕ぎ着けたのだそうだ。いくら1991年の「サントリーミステリー大賞」の佳作に選ばれているとはいえ、そんないきさつから、私は、この作品を、それほど期待して読み出したわけではないのだが、読み進めるにつれ、この作品は侮れないと思い始め、読み終わったときには、この作品を、「半落ち」、「出口のない海」と並ぶ彼の長編作のベスト・スリーに入る傑作とまで、思うに至ったのである。 さて、この作品は、「15年前の女教師の自殺案件につき、他殺の疑いが濃厚。女教師が死亡したとされる時間帯に、「ルパン作戦」と称して深夜の学校に忍び込んでいた教え子の3人が殺したらしい」という有力情報に基づき、時効まで24時間しかない捜査が開始されるという物語だ。事件の真相の解明は、「ルパン作戦」の首謀者、喜多芳夫の回想場面を中心に据えて、東京、府中で実際に起こった三億円強奪事件をも絶妙に絡ませて進められていく。そんなこの作品は、横山秀雄には珍しい堂々たる本格派ミステリであり、あっと驚く大どんでん返しも付いている。そのうえに、いかにも横山秀雄らしい、涙なしでは読めないほどの感動の人間ドラマが二段重ねで盛られているのだから、そのレベルの高さは、半端ではない。 「改稿後記」に、「書いた当時の熱っぽさと粗っぽさに驚く」という記述があるのだが、この改稿作には、熱っぽさは存分に感じるものの、粗っぽさは微塵も感じられない。横山秀雄は、この文庫本化にあたり、単行本から、さらなる加筆と修正を行ったそうなのだが、圧倒的な筆力を持つ現在の熟達した手で再改稿をしたのなら、おそらく、未刊行本とは比較にならないくらいの完成度の違いがあるのだろう。機会があれば、ぜひ、未刊行本と比較をしてみたいものだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 本好きの母に勧められて読みました。 いろいろな出来事が絡み合い、でもすごく読みやすかった。 ジーンとくる部分もあり、最後まで一気に読み切りました。 すごくおもしろかった。他の作品もぜひ読んでみたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 処女作でこれだけ面白い作品が書けるってすごい。あの話題の作家の処女作!という謳い文句の作品には外れも多いけれど、これは本当に完成度が高いです。 横山さんの作品にはいつも、人間同士のしがらみがあって、泥臭くて生々しい。読後にずしりと残る重みが癖になります。 売れている人はやっぱり最初から人の心を惹きつける文章を書くんですね。そしていつもながらタイトルが秀逸。読み終わってからタイトルを見ると、こんなに作品にぴったりで尚且つカッコいいタイトル他にないな、と唸らされます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 高校時代の女教師殺人事件が時効直前に急展開。 当時、生徒だった不良3人組が容疑者として集められ...。 同僚教師、生徒、生徒の溜まり場だった喫茶店の店主で3億円強奪事件の容疑者、 それぞれの事件後の人生と絡めて、不良生徒の事件当時の回想で話は進んでいきます。 作者のデビュー前の「幻」の作品の出版化とのこと。 面白いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 横山秀夫の処女作に後で本人が文庫本の出版に併せて手を加えた物らしく、処女作ならではの気合いとベテランの巧さが混ざり合った作品。 横山秀夫得意の警察小説でルパン作戦の成り行きと高校生ならではの青春ストーリーのミックスは途中では止められない。 ■読んで欲しい人 ・推理小説好きの人 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 横山秀夫に裏切られたことは一度もない。特に短編にはハズレがなく、もはやミステリーの枠を超えた、どれも名人芸としか言いようがない傑作ぞろいである。 そうは言っても……という不安がないわけではなかった。処女作ということは、作家になる前に書かれた作品であるということだ。なかなか文庫化されなかったのも、高すぎる読者の期待の水準にまだ達していない作品だからではないか。 しかし杞憂に終わった。 読み始めるや否や作品世界に引きずり込まれた。十五年前の自殺が殺人だというタレ込みが入り、忘年会に興じていた管轄の警察署員に緊張が走る。時効が成立するまであと二十四時間しかない。容疑者が集められ、その中の一人喜多の目線で語られる回想と、現時点での署内の動きが平行して物語を織り成してゆく。過去と現在が入り乱れながら、劇的な事件解決に向かって収斂してゆく構成は見事としか言いようがない。 むろん欠点がないわけではない。容疑者の学生時代の行動や会話には不自然さが見られるし、視点のブレや少々クサい場面もないわけではない。また三億円事件という実際にあった事件をフィクションに登場させているのも、評価が割れるところではあろう。 ともあれ単に「横山秀夫の処女作だから」というだけの理由で読むのは失礼な、優れた作品であることは間違いない。むしろ横山秀夫のその後の長編のほとんどがオムニバス形式になっていることを思えば、これほど統一性があり完成度の高い長編は横山作品随一と言えるのではないだろうか。ファンならずとも必ずや満足する極上のエンターテインメントである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 話としては突如時効目前となって浮上した女教師の殺人事件の謎解き。高校生の試験問題盗難事件、時効を迎えるあの3億円事件が登場するなど話は壮大。青臭くリアルな人間模様と悲しき弱者の生き様と狂気の沙汰が入り乱れ、事件の真相を巧みに隠してしまう。 読み易くすいすいと読み進めてしまうが、途中にそっと用意された細かい伏線が読者を煙に巻く。それらが終結に向け一気に収束されていく様は圧巻。ページを繰る手が止まらなかった。文句無く面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 横山作品は、「第三の時効」「臨場」などなど全て読んでいます。最近、文庫化されている作品がなく寂しかったのですが、今回デビュー作であるこの作品が文庫化されてすぐ購入。 一気に読んでしまいました(GW期間中に・・)。 今の作品と比較するとサラッとしていますが、15年前の自殺事件を殺人事件として立証する話の流れがグイグイと時間の経つのを忘れさせてくれる程、面白かったです。 横山さんの作品は、推理小説であるより「人間小説」ですね。時代を反映する考え方を持った人物像を版画のように浮き彫りにするのがトテモ巧です。この作品は、その後の作品の原点であるような気がします。是非、一読をお勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 青春の思い出、辛い記憶、幸せな記憶。色んな人の、相手を想う気持ちが15年の時を越えて繋がった瞬間は涙が出そぅゃった!!!でも思い詰めるって、相手を想いすぎるって身体に良くない('・ω・`) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| デビュー作ということで、たぶんいまいちなんだろうと思って読み始めたら、 止まらない、止まらない。 後の横山作品の濃密さはないが、ストーリーテリングは見事。 伏線の張り方、回収も見事の一語。 2回の改稿を経たとはいえ、 これで大賞が取れないなんて。 サントリーミステリー大賞って、映像化に向く作品ばかりで、 ミステリーとしてはいまいちというのが私の中での位置づけだったのだが。 横山ファンもそうでない人もまずはご一読あれ。 決して損はしないから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 本作品は、作者が元新聞記者ということも関係しているせいか、登場人物や人間関係の描き方が濃密で、泥臭いものになっていた。 横山秀夫作品は初めて読んだのだが、「素晴らしい」の一語に尽きる。 推理小説としても秀作だが、それ以上に作品を面白いものにしているのが、「人間ドラマ」。 登場人物が織りなす人間ドラマを読んでいると、ページを読み進める速度を遅くしないばかりか、むしろ速くなっていく。 “ミステリー小説”というとほとんど東野圭吾ばかりだったが、これからは横山秀夫も少しずつ読んでいこうと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 娯楽作品としてはよく出来ていて充分に楽しめるし、横山秀夫の処女作として興味深く読める。 ただし、本書は現在の横山秀夫の作品に比べてリアリティに乏しい。ミステリーはありえない前提が許容されるべきであると思うが、ありえない前提が多く、ありえないことが中盤に差し掛かっても起きているのはいただけない。 具体的には、時効成立前の数時間で被疑者が集められて同時に取り調べられることや、供述としては15前の記憶が鮮明すぎること、その鮮明な記憶をもとに捜査が進められること、喫茶店のマスターの設定にも強引さを感じる。 ザムザが虫になってもリアリティがあるのは、ありえいない前提が冒頭の1回だからである。 また、改稿したことを知って読んだからかもしれないが、良くも悪くも『当時の熱っぽさと粗っぽさ(改稿後記)』と現在の緻密さが同居しているという印象を受ける。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 横山秀夫の作品をずっと読んできた。 警察小説の独自の切り口がとても新鮮な作家で、フアンになって今まで来た。 本作品は、その横山のまぼろしの処女作だと言うが、そういう事を知らずに、要するに横山の新作と思って 読んでいった。 するとどうだ。これまでの横山の、独特の警察組織への切り口とはまた全然違う。 非常に優れた推理小説で有り、サスペンスである、さらに青春ドラマでもあり大変に楽しめた。 時効間近の高校教諭自殺偽装殺人事件に、昭和の大事件「三億円強奪事件」を絡め、そこに高校の同級生3名 の15年後の人生を投影する。 大変重層的で、しかも読みやすく、一度手に取ると一気に読み終えるまで手放すことができない。 これが処女作であると言う事は、とりもなおさず横山のその後の発展が占える事であるし、同時に本作品は 発表当時のものに今の横山が十分に手を入れたものであるとの事で、その完成度が一段と上がっている。 読者にとっては、なんとも贅沢な喜びと言えるだろう。 謎解きも大変おもしろく、昭和の世相もなつかしい。様々に楽しめる好著と言えるでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 1991年、第9囘 「サントリーミステリー大賞」 佳作賞受賞作。 横山秀夫の原點とも云はれ、デビュー前に書かれた「幻の處女作」とも云はれる作品である。 ただし、2005年に光文社から刊行されるにあたつて、作者による改稿がなされてゐる。 1975年12月、不良高校生(死語?)の3人組がテスト問題を盜み出す計畫を立てた。 名付けて「ルパン作戰」といふ。 そして、その作戰實行當夜の9日に、一人の女性教師が學校の屋上から墜落死してゐた。 この作品の「現在」は1990年の12月9日。 すなはち、女性教師の墜落死から15年、もし殺人事件であれば時效が完成する日だ。 その前夜、當局に「あの事件は殺人事件だ」といふタレコミがあつたらしく、搜査員たちは、わづか1日の間で時效を迎へる事件を搜査する破目になつたのだ。 搜査員たちは、「ルパン作戰」を實行した當時の高校生を探し出し、署に連行して當時のことを語らせる。 果たして、女性教師の墜落死はほんたうに殺人事件だつたのか? 犯人はいつたい誰なのか? 迫る時效完成時間との勝負。 この作品を讀んでゐて、最初に違和感を感じたのは、取り調べ室で調書を記録する美しい婦人警官の存在。 あまりにも、登場した際の描寫が丁寧で存在感がある。 もちろん、彼女の存在はあとで大きな役割を果たすことになる。 ストーリーが命といふ作品なので、ここであまり書くつもりはない。 ただ、1968年に起つた3億円強奪事件が關係してくるといふことだけは書いておきたい。 私の少年時代と重なる時代、「昭和」を感じさせる、どことなく懷かしいやうな作品だつた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| この小説がデビューのきっかけになったらしいけど、出版されたのは 15年後。 3億円事件も上手く絡ませながら高度な伏線を張った文章は緊張感を 倍増させて終わりまで一気に読ませてくれた。 推理小説とか全然興味なかったけど、横山秀夫、クセになりそう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| なかなか細かい。さすがは記者出身というところだろうか。だからか、事件の結末に関して、現実的であるがゆえに、小説、特に推理ものとしてのあの犯人の挙げられかたはありなのか? という小さな疑問があった。本格ものをよく読む私としてはもう少しきっちりとした形で会って欲しいと感じたところ。 が、作品自体はとてもしっかりしていて、処女作でありながらも決め細やかさがあり、好感を持てました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 横山秀夫の本の処女作ということで、 読んでみた。 処女作ということでかなりの粗さがあるし、著者の若さも感じるし 表現が野暮ったかったりするが、高校時代のテストを盗む 事件と3億円事件が見事にリンクしあっていて ストーリーのプロットはさすがにしっかりしているなぁ・・と感じた。 橘がなんであんな風になってしまうのか、少し府に落ちなかったが・・ 細かいところは抜きにして楽しめたので★4つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 忘年会の警察庁に入った一本のタレコミ電話。「15年前に自殺として処理された高校教師の墜落死は殺人事件」。時効まであと1日。捜査陣は、教え子3人組から聞きこみを開始する。彼らの行っていた「ルパン作戦」を辿り…。 横山秀夫氏の処女作にあたる作品、ということなのだがなるほどなぁ…というのが第一声。なんて言うか、良い意味で「若さ」を感じる作品だった。 個人的に、横山秀夫作品というと、「老成した」という印象を持っている。そもそも主人公の年齢そのものが高いものが多いし、一筋縄ではいかない曲者の人物が多いように思うのだ。が、本作に関しては、全く逆。現在と15年前のパートに別れるわけだが、過去のパートの主人公は、テストを盗み出そうという「ルパン作戦」を計画する悪ガキ3人組。どっちかといえば単純な性格の彼らが、計画を立て、実行をし、事件に巻き込まれ、自分の手で事件を探る。そして、15年後の現在に舞台が移り…。 作品として、「?」と思うところはある。強引さみたいなものも確かにある。ただし、それを補えるだけの勢いがあるように感じる。現在の横山氏の書く、「老成した」作品も魅力的ではあるんだけど、本作のような「若さ」「勢い」のある作品というのをもっと読んでみたいな、と感じる | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 15年も眠っていた処女作。 この本の読了後には「ハア・・・」ととてもこの物語で展開されるドラマの終焉にふさわしいため息をつくことができる。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!





