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氷菓
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氷菓の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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読み物としてはまぁ読めるけどアニメを見た後に読むのはどうかと思う。 アニメのほうが話が細かいし。 | ||||
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一昔前のライトノベルによくあった書き方で書かれている本です。 元の出版レーベルがライトノベルのところだったので、当たり前ですが濃い内容を期待している人は肩透かしを食らうかも知れません。 内容としては学園モノで、ミステリー要素は薄く、考えずに読めるので楽です アニメ化もされましたが、アニメを見たのであれば特に見る必要はないかな?と感じます。 | ||||
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アニメから入り原作小説に手を出しましたが、なんと言いますか、改めて氷菓のストーリーを読み返すと微妙な気持ちになります。例えるなら味付けが薄い汁物、読みやすいが物足りないというべきか。 推理ものとして読んでも謎が小さいために「ふーん」、「なるほどね」くらいの感想しか抱けません。もちろん、先にアニメを見たからという先入観は捨てています。アニメ版のレビューで演出過剰と言われても仕方ないと思いました。 次に学園ものとして読んでも学園生活のことはさらりとしか触れていません。部活動以外は皆さんどうしていらっしゃるのでしょう。 どうやら処女作であり、文字制限か原稿用紙の制限でもあるんでしょうか、なんとなく詰め込み感があるように思いました。それでもとても読みやすいので小説初心者の方には丁度良いかもしれません。ただし、自分の嗜好に合うかどうかは別問題です。 私は先に述べた批判はありますが、それでもこういうどうでも良さそうなことに真剣に取り組む若者の日常は微笑ましく、日常って端から見ればこんなもんだよなと思ったりしました(しかし、そんな話を読むのは不毛という人もいるかも)。また叔父の氷菓に纏わる顛末は辛い現実といったところか、氷菓の題名の由来よりも良い締めくくりと思います。 後は禁じ手に近い姉貴をもう少し上手く扱えないかと。 そう思うのは私だけ? | ||||
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すいすいと読めるのは著者の文章の力だろう。高校一年生の癖に、皆大人びているがこれは小説と割れきるしかない。 フィクションの割に謎解きの先が読めてしまうのは辛い。氷菓の謎のくだり、英語の慣用冗談なので、がっかりした。文章が古びているのは気のせいかな。何か昭和40年代の物語を読んでいるようだ。処女作ということで☆3つ甘目 つ | ||||
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ヒロイン?である名家のお嬢様のキャラや、ほとんど手紙でしか登場しない主人公の姉のキャラが、なんというか、男性が生み出す類型的女性像の典型の両極みたいな感じで……私にはちょっと、ついていけない気持ち悪さを感じてしまいました。お好きな方には申し訳ないです。 日常の大したことない謎を閃きによって解くというスタイルで、小さな小さな謎から始まり、一冊読み終えると最初の話のあれが伏線だったのか〜とわかる……といった構成は、うまいなあと思いました。ということで星三つ。 ただ、最初のうちは、謎があまりにもどうでもよく感じてしまい、薄い本なのにかったるかったです。 高校生の会話の言葉づかいも、妙に狙って古風な言葉を使わせたりしている感じが、ちょっと気持ち悪く鼻についてしまいました。 最初の「ストーリーセラー」におさめられていた短編の雰囲気がよくて、古風な雰囲気の小説が気持ちいいかなあと思ったのですが、ちょっとこのシリーズは私にはむかなさそうです。残念です。 アニメには向きそうですね。話は地味なのですが、女性キャラがなんとなくアニメっぽい作り方なので…… | ||||
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アニメビジュアルカバーはやめて欲しい。 アニメ嫌いという訳では無いですが(アニメ見てますし)このカバーは正直、引きます。 カバーだけ見て色物扱いする人も居るでしょうし、それが作者の評判に響いたら取り返し付きませんよ。 | ||||
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この作品は星みっつ以上の評価を獲しづらいのではないかと思います。文章は丁寧、謎解きも丁寧、感情表現も丁寧で、読みづらいと感じることはありません。しかし派手さはない。どんでん返しが好きな人にはオススメできないです。作者も、これが絶賛されるとは思っていないのではないですかね。 気になった点は、「省エネモード」な主人公がありきたりなこと。特にラノベの分野に、「人生だりーなー。でも俺本気だせばすごいんだがな」っていうキャラはありふれています。主人公折木にもう少しオリジナリティが欲しかった。 もう一つ、隙間隙間に差し込まれる、折木とサトシの対話(二人きりの場面)。 この場面を通して主人公の心情変化を読者に伝えているのですが、会話が普通すぎる。二人は旧知の仲のはずなのだから、もう少し掛け合いが面白くてもいいはず。あの場面の必要性があまり感じられない。 | ||||
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本作は古典部シリーズの第一巻であるが、著者の処女作でもある。 おそらく、本書が書かれた時点でシリーズ物にする気があったわけではないだろう。 本書では同シリーズの他の著作とは違い、一つの話で一つの謎解きをするのではなく、主人公が校内で出会うちょっとした謎をひとつひとつ解いていくという話になっている。そして、その謎の最後が本書の表題『氷菓』の謎になるわけだ。 当然、前提となる話があるわけでもなく、シリーズ物にすることも想定していないのであれば、キャラクターの性格も綿密に描いていくことになる。説明が丁寧で読者が謎解きを楽しむための本というよりは、その過程で起きる出来事を楽しむ本になっている。 普通にミステリーと言われてイメージするジャンルとは違うので、好みに合うようならお勧めする。 | ||||
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見た目は子どもな某高校生探偵とは違って、普通の高校生が何かを解き明かそうとしたらこんな感じなのかな……という印象。閃き過ぎだろうと思ったりもしますが。 まだ『氷菓』しか読んでませんが、複雑な伏線があるわけでもなく気楽に読めました。 千反田えるの強引さというか自分の好奇心に周りを付き合わせようとするのには若干いらっときてしまいましたが表紙がかわいかったのでいいです。表紙といえば、アニメ版の絵の表紙ともともとの表紙との二枚がついていますが、アニメの方はなぜか縦が少し短く、そこに対する不満もあり星マイナス。表紙裏に色々あったのでアニメを観ていなくてもなんとなく雰囲気がつかめたのはいいですが。 明日続きを買いに行くので、2巻以降でより面白くなっていることに期待します。 | ||||
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最近よく見かけるので、よんでみました♪ 正直アニメ絵にひかれたことは否めない! うーん、これは・・・日常系ミステリー?たいした事件が起こるわけでなく。 学生生活の中で起こった、ちょっとした「謎」(普通だったら気にも留めないような)を解いていく、ある意味地味な作品。 ヒロイン・千反田さんの叔父さんの話は悲痛ですが、言葉遊びに面白みを感じました。 割とロジカル。 面白いけど、正直一読して満足かな。 学生時代に読んでいたら、もっと感情移入できてわくわく出来たかもしれないなー。 奉太郎の省エネな自己評価も微妙だけど、別に古典部である意味もないような。 シリーズ物みたいだから、続きを読めばもっと楽しいかもしれない。 | ||||
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著者のデビュー作らしいですが、同じ高校を舞台にした、後年の小市民シリーズと比べるとかなり物語りのつくりが硬いという印象です。 アントリイ・バークレーの「チョコレート殺人事件」を意識したのか、推理を交互に語り合う、いわば推理合戦とでも言う趣向ももう少し推理や反論の中身を掘り下げて書いたほうが、物語の厚みが増したと思います。とういえ、出版上の制約などでやり太陽にできなかった可能性もありますが。 | ||||
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今まで何に対してもやる気を見せなかった少年が、 古典部の仲間と33年前に起きた事件を推理することを通して、 少し成長するという内容です。 非常に読みやすく、推理の説明がとても丁寧で ミステリを読まない人でも気軽に手を出せる作品だと思います。 また、登場人物のキャラクターも個人的には好みです。 ただ、ミステリの部分は無難で、良く言えば高校生が解いているという意味で現実味はありますが、 やはりミステリをよく読む人には物足りないかと思いました。 | ||||
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謎が大きいわけでもなく、特に文章が好みでもない。 シリーズものらしいけれど、気が向いたら読むかな、程度。 だけど、読んでいる間、もう10年以上前の高校生時代を思い出して身悶えた。 高校生って、なんて恥ずかしいんだろう…。 あの時の気持ちを思い出せただけでも、本書を読んで良かったと思った。 | ||||
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「古典部」という古めかしさに気押されて今まで敬遠していましたが、ふつうの学園ものでした。 古典部は、文芸部に近い感じでしょうか。 正直な感想は、可もなく不可もなく。 日常のちょっとした出来事を、ミステリー仕立てで解決する。 伏線の張り方もうまいし、最後にちょっとした仕掛けあり。 それを通じて、変わっていく主人公。 ただ、登場人物に感情移入できなかった。 あまり物語に没頭できなかった。 残念です。 | ||||
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何事にも積極的にかかわろうとしない「省エネ人間」の奉太郎は、なりゆき古典部に入部する。 そこで彼は、日常に潜むちょっとした謎を、なりゆきに任せて推理していく… 可もなく不可もなく。 ぼーっと読み進められるお話でした。 推理と言っても、本当に日常のちょっとした不思議を「どういうことだろう」と暇つぶしに考えてみる、といったものがほとんど。 でも逆にそれが味になっていて、嫌いじゃなかったです。 ただメインになる「氷菓」の謎は、もうちょっとすっきりさせてほしかったような… 高校一年生にしては、登場人物がものすごく大人びているのも、ちょっとだけ気になりました。 | ||||
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私が高校の頃、新校舎の横にはまだ旧校舎の一部が残されていて、そこは 文科系の部の部室として使われていた。当時のそんな様子を思い出しながら、 ちょっぴり懐かしい気持ちで読んだ。 学校生活や部活動の中で起こるちょっとしたミステリアスなできごと。奉太郎は 次々とその謎を解いていく。そしてそのことは、同じ部の千反田の叔父が絡む 33年前に起こったあるできごとの真実を掘り起こすことになる。一人の人間の 運命を狂わせたできごとは、高校時代に似たような経験をした私にとっては胸の 痛くなるような話だった。ラストで明かされる「氷菓」という名前に込められた 思いも、切ない。青春とミステリーが組み合わされた「古典部シリーズ」を、 これからも楽しんで読んでいきたい。 | ||||
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著者のデビュー作,『古典部シリーズ』と呼ばれる1作目です. 序盤は主要人物の紹介も兼ねた,いわゆる『日常の謎』で, 図書室での謎など,いかにも学園ものの明るめな内容ですが, 中盤以降の,タイトルの『氷菓』の謎へと迫るメインパートは, その真相と,甘い『氷菓』との言葉の対比が強く印象に残ります. また,姿を見せない人物によって,物語がうまくリードされ, ともすれば強引な展開が,自然にまわっているように受けます. ただ,解決を導く主人公のひらめきにいきなりなところがあり, それまでのやり取りなどから,置いて行かれる感じのあるところ, あと,高校生のという割には,大人びすぎた言動が気になりました. とはいえ,序盤に比べ,明らかに意識の変わりだした主人公や, そんな彼らを外から見る人物の真意などは,いかにもこれからで, 続刊されている作品を,もう少し読んでみたいと思わせられました. | ||||
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