■スポンサードリンク
ボトルネック
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ボトルネックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公にイライラさせられっぱなしだった。 きっと主人公が何の決断もしていないからだと思う。 人の力(妹?)に頼って、状況にうろたえ続けるだけでは感情移入できるはずもない。 設定の面白さというが、パラレルワールドの話なんかいくらでもある。 設定はあくまで舞台であり、そこで活躍する人物に魅力がなければどうしようもないのではないか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待したのに本当につまらなくてびっくりするほどだった。 どの人物も性格悪いかやたら単純かで魅力ないし、 話もまったくおもしろくない。読むべきではない作品。 「死んじゃえ」って…お前が「死んじゃえ」だよ、と思ったのは私だけではないだろう。 あとやたらにポッキーがでてきたように思うが、お菓子会社から金でももらっていたのか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
平板な文章表現と陳腐な人物造型。なんですか、これ。 本当に賞をとったり、すごい小説に選出されたりしてるんですか? 退屈な描写の中で、これでもかとばかりに異世界との相違を並べたてる構成は強引かつ、不愉快。 出てくる登場人物はどれもうすっぺらく、80年代のアニメみたい。 そんな中で運命だとか、罰だとか語ったところで上滑りに終わるだけです。 中でも許せないのはフミカとの決着を一切書かないところ(彼女また同じこと他の人にもするでしょ?ほったらかし?) そして最後の1行もまったくもって意味不明。後味の悪さを際立たせたいつもりなのか、あまりにも唐突すぎる。 悲惨だとか、救いがないとか言ってるレビューが目立ちますが、そこまでこの小説にのめりこめるほど僕は能天気な読者じゃありません。 ということで☆ひとつ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
そんな少しずつ殺さないで、やるならサッサととやってくれ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
売れちゃった米澤氏は若気の至りを本にしちゃいました。 これはミステリではなくファンタジーです。 ファンタジー・SFでヒューマンだラマやったって 何の説得力もない。 エックスメンに感情移入しないのと同じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読後の気分は最悪。内容が暗いからでは無く、この本を読むために費やした時間と金のことを思ってです。どうでもいいような文がだらだら続き、結末もどうでもいい感じ。ボトルネックという題名も良く分からない。文章の言葉遊びみたいなのもムカつく。作者が難しい言葉を敢えて使い、喜んでいるところを想像してしまう。いらいらする。「想像力」が好きな女もムカつく。読みながら壁を殴っていました。 帯に惹かれて買いました。ミステリーナンバー1だって。詐欺じゃないか。 この本はとりあえず燃やすことにします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーもSFも大好きな私ですが、この小説は全く楽しめなかったです。ミステリーと呼ぶにもSFと呼ぶにも、浅すぎる印象。まずリアリティがない。言葉遊びが延々と続き、主人公に全く感情移入できないまま終わりました。最後の終わり方も、中途半端。ただたんに作者がカッコつけて終わったとしか思えません。題材が複雑?なせいか、作者がストーリーをなぞっただけ。描き切れていない。台本を斜め読みさせてもらった感じです。日本の小説のレベルって下がってるのかな、と思わせた作品です。ドキドキもワクワクもしんみりもしなかった。がっかりしただけ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者は何を読者に伝えたかったんだろう。絶望感? にしては、軽い内容だった。暗いと言っても、薄暗い程度。中途半端な感じ。特に驚きはなかった。終わり方も、不完全燃焼。これほど得るもののない小説は久しぶりに読んだ。なんで売れてんの。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんなつまらない本は読んだことがない。文体も、しょうもない言葉遊びで水増しがひどい。これが今はやりのラノベってやつ?こっぱずかしくって読んでいられない。内容は思い出したくもないが、二日酔いの晩に見る夢以下のSFチックな(断じてSFではない)内容。こんなものを背表紙で「ミステリ」と紹介して売るなど、詐欺的行為だ。いや詐欺だ。あまりに腹が立って、一読した後すぐに空港のごみ箱に捨てた。もう触るのも見るのも嫌だったから。星一つが最低だから一つにしたが、マイナスでも良いくらいだ。本当に頭にきて、初めてレビューを投稿してしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これが何故ミステリーと言われるのかなのかわからない。帯には作家が選んだなんやかんやと書いてあったが、選んだ作家って誰なのか?そのほうが気になる。まあ、調べる気にもならないが。一言でいえば、あまり出来のよくないSFですね。そこそこ読ませてくれたが最後の詰めにがっかり。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全体的な世界観が狭い感じがしました。 登場人物たちが「想像力」をキーワードに物語を展開していくのですが、それほどのインパクトはなく、なにもないまま物語が広がることもなく終わってしまったというのが正直な感想です。また、心理描写や状態表現に奥深さがなく、単なる言葉遊びに付き合わされたような感じでした。今後の作品に期待して、星1つです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この物語は、主に以下の登場人物を軸に進められます。 ・どこにでもいそうな高校生の男の子 ・ある点が、鏡のような、高校生の女の子 ・機転のきく、明るい高校生の女の子 ・人がある状態にいることを病的なまでに追い求める高校生の女の子 これだけ見れば、青春ミステリーものかな? と思い込むのもしょうがないと思います。 しかし、物語は。 転げ落ちていく。 落下していく。 崩壊していく。 そういった印象でした。 題名につけられたボトルネックという言葉が伏線となる、 残酷な一つの真実。 その重さに耐えられるほど強い人など、いるのだろうか。 あるシーンでは、そう考えざるを得ませんでした。 それゆえに、終わりに向かって収束していくある結末は、 物語の落とし所としてきっと正しいのでしょう。 高校生を主人公にして、 これほどまでに読者の心を叩き折ってしまう(悪い意味で)作品は、なかなかありません。 読み終わった後に感じた、 虚無感、そして、後味の悪さ。 読書を通して、笑いたい、感動したい、そういったプラスの気持ちを 持ちたいと思っている人には、間違いなく推薦できない作品です。 そして、上記のスタンスで読書に臨みたい僕にとって、 この作品は読み終わって後悔した作品でもあります。 よって、このような評価を付けることにも迷いはありません。 しかし同時に、 ・登場人物たちの性格設定 ・パラレルワールドの比較による緻密な構成 ・ありふれた日常に潜む崩壊の兆し ・ナイーブな高校生の心理描写 これらが相まって、一息に読み進めてしまう中毒性があり、 その結果、心に刻まれてしまうものであることも、また確かなのです。 評価は星一つですが、 その星は、燦然と輝いています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作家は初めてだが、文体が読みづらかった。セリフで改行されたり、情景描写が少なかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はっきり言って文章が稚拙。 <ヒューマニストとモラリスト>なんて大仰な言い回しを、 プロの作家が無自覚に使ってくれるなよな、と思う。 読んでるこっちの方が恥ずかしくなる。 主人公の年齢設定がそうだから、ではなく、この作者自身が 「ムズカシイ言葉を覚えたての中高生が会話の中にそれを盛り込んでみる」 域を出ていないのでは?と感じさせてしまうような拙さ、青さ。 「クールを気取ってやろう」という空回りばかりが目立つ文体。 「村上春樹くずれ」というどなたかの指摘は秀逸。 この“こなれない”文体には閉口させられたが、 それでも、「設定が秀逸」とか書評に書いてあったような気がしたので、 我慢して最後まで読んでみる。 なんということはない。 「こうで、こうで、こうだから」と、イジけた発想で状況証拠を集めて思いつめ、 「だから、僕には生きる価値が無いんだ」と結論づける主人公。 「誰も僕のことなんか相手にしてくれない」と拗ねて、 派手な凶行に及んだ「秋葉原事件の加藤某」を私は連想した。 加藤某をヒーローと呼べるのなら、本書の主人公もヒーローたりえるのだろう。 私からすれば、美しくも切なくもない、「視野の狭いネクラな奴」でしかないが。 途轍もなく暗い物語でも、「絶望の物語」自体は何も悪くはない。 成功すれば名作になると思う。 でも、「未熟さ、青臭さゆえの早計な絶望」に共感は持てない。 少なくとも「いい大人」世代なら。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
移動中に読むものを探していると、本屋のランキングで上位におり購入した。2時間程度で読めるくらいの容量で他の方も書いていたが後味が悪い。ハラハラドキドキというわけでもなく、ジメジメタラタラと話が進んでいく。サキとリョウの会話で おお!と思うところもあったが、ページをめくる手が止まらないということはない本だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テンポが遅く、全体的に暗い。 主人公に共感出来なければ、最後の選択もどちらでもいい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋で「作家別投票第1位」と帯に書かれてるのを見て気になり、読んでみたが……自分は星1つでした…。 「もしも」の世界で対象的な「姉」や「彼女」や世界を知った事で、強烈な劣等感を感じる主人公の気持ちが女々しい。あーすればよかった、こーすれば問題起こらなかったって、作品中の言葉「間違い探し」は主人公にとっては間違ってたんだ〜と気がつかされるだけで、なんか1つくらい良い事もあっていいのではと思った。めっちゃ優秀な人がいて、嫌な事が雪崩のように降り懸かってくりゃそりゃ誰も嫌ですよ、それを小説で読まされても……… 小説を読む中で「あ〜なんか共感できるな〜」と思う部分を求めて読むのでないけどさりげなくあったり、「深いな〜」って思える作品が自分は好きですが、そうは感じなかった作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半を読んで購入を後悔。 それは、購入代金を惜しんでではなく、この先この小説を読み終えるまでの時間を惜しむ。 後悔の原因は文体か? たるい。 私、37歳が読むにしてはたるい高校生の会話。 いや、高校生の会話がたるいのではなく、文体に見え隠れする作者の作家としての力量がたるい。 金沢市のプチ情報に紙面を割く。 もう十分。 たるい会話とたるい情景描写は先に発展する伏線と思いきや、特に発展せず。 ああ、たるい。 「もしかして」という淡い期待をもって中盤へ。 止めとけばよかった・・・。 中盤も相変わらずのたるい会話と展開。 主人公に魅力がない。 ぐだぐだつぶやく一人称視点。 惰性と気合いで終盤へページを進める。 最後のどんでん返しを期待する。 でも・・・最後までたるい。 今年ワースト1の作品。 中高生が読んだら面白く感じるのだろうか? 中年のおじさんには無理でした。 お金はいいから、時間を返してほしい。 ボトルネック。 タイトルと帯にやられた・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
米澤穂信さんの小説を読むと、いつも一歩足りないと思ってしまいます。 人間不信的な苦々しさは良い。清涼な読後感を与えながらも、居心地の悪い気持ちにさせる、それもとても良い。だけど、どうしても、この人は筆力や文体が不足していると思ってなりません。 例えば、古典部シリーズ、古典部という魅力的なガジェット、その中の(キャラ立ちしすぎているとも思える)キャラクター(名前も含め)、のりのりなライト・ノベルにも読めますし、謎もそこそこ面白い。個人的には、放課後〜の処理の仕方は大好きです。 例えば、小市民シリーズ、青々しい雰囲気は良い。キャラクターも魅力にあふれているし、この手の小説には、欠かせない決まり文句「僕が思うに〜で片が付く」も良い。謎も、ココアなんて素敵すぎます。 でも、足りない、具体的には、特に2点、文体が美文とは言えない(かと言ってとても下手ではないという中途半端が苦しめる)、そして、小道具の処理ができていない(激辛タンメンしかり睡眠薬しかり)ちょっとした伏線かと思いきや、思いつきのようにちりばめられるにぎやかし。この2点を総合的に言えば、文章が有機的ではないのかもしれません(なにが有機的なのかは知らないけれど)。 このボトルネックは、その足りない部分が発露した小説かと思います。全てにおいて無駄だらけ。苦々しさを書くために書いただけ、という処理。だいたい、パラレルワールドに飛ばされる意味がわからない。神の意志?青春の苦悩の往路?うーん、苦しい。そして、当然、こんなパラレルに飛ばされれば懊悩するでしょう。だから、舞台設定に意味がないと思います(戦国時代に飛ばされて頑張っちゃう逆パターンとしても笑えない)。 面白くない、とは思わないのですが、足りない、残念だ、ということで、☆2つです。米澤さんには頑張ってほしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
SFではよくあるパラレルワールドもの。 たまたま会った人の性格を真似するノゾミの不自然な設定に唖然とする。そんな人間はいないでしょう。 フミカの歪んだ性格も、この小説の鍵となる事件を起こすために設定されたような非常に不自然な設定。 会話と会話の間の一人称の文章も冗長で不要。村上春樹の下手なコピーのよう。 「このミステリーがすごい2010年度」の第1位と帯に書いてあるが、ぜんぜん凄くなかった。 この程度で1位になるなんて、大丈夫なのか、と心配になる。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!