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無間人形 新宿鮫IV
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無間人形 新宿鮫IVの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 41~51 3/3ページ
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万年初版作家と呼ばれていた作者が、直木賞を受賞した作品。 前作「屍蘭」がどちらかというとアクション控えめ、心理戦に近い事件だったのに対してなのだろうか、「無間人形」はヤクザはでてくるわ覚せい剤は乱れ飛ぶわと、アクション色が強い作品。 ちょうど「暴力団新法」が施行された時期に書かれたということも大きな影響か。 新法のおかげでどこの暴力団も資金難。そんな折、「アイスキャンディ」と呼ばれる新しいドラッグが若者を中心に出回っていることを、鮫島はつかむ。 そのアイスキャンディの売買の瞬間を押さえることからキャンディ絡みの今回のストーリーが始まる。 キャンディの製造元はどこか。販売ルートは? ある地方都市を牛耳る兄弟の狙いは? そしてアルバム発表を受けて地方ツアーに旅立った恋人・晶の旅は? お互い屈折してしまった兄弟のお互いへの愛情が悲しくうつる。 直木賞も納得の筆のノリ。 | ||||
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第110回直木賞受賞作 94年度版このミス10 16位。 93年文春ミステリーベスト10 3位。 大沢氏の代表作「新宿鮫」シリーズの第4弾。 本作品では、非合法の覚醒剤「アイスキャンディー」を巡って、地方財閥の御曹司との戦いを描いている。このシリーズ全般に言えることであるが、特に犯罪者の描き方がうまいと思う。 直木賞受賞作として注目を浴びた作品であるが、(現時点で)他の7作も遜色のないできである。現在第9弾の執筆に取りかかっているようであり、楽しみに待ちたいと思う。 作品の内容については、作者のHPで冒頭の5ページを立ち読みできる。 | ||||
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第110回直木賞受賞作 94年度版このミス10 16位。 93年文春ミステリーベスト10 3位。 大沢氏の代表作「新宿鮫」シリーズの第4弾。 本作品では、非合法の覚醒剤「アイスキャンディー」を巡って、地方財閥の御曹司との戦いを描いている。このシリーズ全般に言えることであるが、特に犯罪者の描き方がうまいと思う。 直木賞受賞作として注目を浴びた作品であるが、(現時点で)他の7作も遜色のないできである。現在第9弾の執筆に取りかかっているようであり、楽しみに待ちたいと思う。 作品の内容については、作者のHPで冒頭の5ページを立ち読みできる。 | ||||
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麻薬の恐ろしさがとてもよくわかりました。 麻薬中毒者の心理や、人間が破滅へと 落ちていく様子が見事に書かれていると思います 地方で絶大な権力を誇る財閥という設定も見事 前作屍蘭では脇役だった晶も、この作品では重要な役回り。ラストは泣けます そして麻薬や警察同士の葛藤、暴力団も登場し迫力十分。 1作ごとに変わる作風は見事としかいいようがありません。圧倒されました 前作をより濃くしたような内容で、一番楽しめました。直木賞受賞もうなずけます | ||||
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麻薬の恐ろしさがとてもよくわかりました。麻薬中毒者の心理や、人間が破滅へと落ちていく様子が見事に書かれていると思います地方で絶大な権力を誇る財閥という設定も見事前作屍蘭では脇役だった晶も、この作品では重要な役回り。ラストは泣けますそして麻薬や警察同士の葛藤、暴力団も登場し迫力十分。1作ごとに変わる作風は見事としかいいようがありません。圧倒されました前作をより濃くしたような内容で、一番楽しめました。直木賞受賞もうなずけます | ||||
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屍蘭と言う意味深なタイトルに惹かれて読みました。人間は誰でも訳あって今を生きているかもしれないけれど、ここまで切ない生き方を目の当たりにすると、衝撃でした。それでも、どんな愛の形であれ、それぞれに人は愛を求めて生きていて、たまたま道がそれた時に思いもかけない運命の悪戯が、自分を翻弄する。作者の心の中に秘められている叫びも込められているような力のある作品です。何度読んでも切なくなります。 | ||||
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屍蘭と言う意味深なタイトルに惹かれて読みました。人間は誰でも訳あって今を生きているかもしれないけれど、ここまで切ない生き方を目の当たりにすると、衝撃でした。それでも、どんな愛の形であれ、それぞれに人は愛を求めて生きていて、たまたま道がそれた時に思いもかけない運命の悪戯が、自分を翻弄する。作者の心の中に秘められている叫びも込められているような力のある作品です。何度読んでも切なくなります。 | ||||
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今回は、覚せい剤に絡む話です。鮫島のだんだんと犯罪の核心にたどり着いて行く過程はいつもながら感心してしまう。直木賞授賞作ではあるが、今回飛びぬけてよかったということではない。あの授賞はこのシリーズ全体に授けられたものだと思う。でも水準作をずっと続けていくというのは並大抵のことではない、とも思います。 | ||||
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今回は、覚せい剤に絡む話です。鮫島のだんだんと犯罪の核心にたどり着いて行く過程はいつもながら感心してしまう。直木賞授賞作ではあるが、今回飛びぬけてよかったということではない。あの授賞はこのシリーズ全体に授けられたものだと思う。でも水準作をずっと続けていくというのは並大抵のことではない、とも思います。 | ||||
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読むに連れ、鮫島が身近な存在になってくる。 彼の性格や、生き方に共感をし始め、彼ならきっとこう言うだろう、こうするだろうと考え、それがそのまま一致すると興奮を味わうことが出来る。 自分がミザリーになってゆくように思える。 1作目からのレベルを落すことなく、むしろより一層パワーアップして鮫島が還ってくる。ファンにはたまらない! | ||||
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読むに連れ、鮫島が身近な存在になってくる。彼の性格や、生き方に共感をし始め、彼ならきっとこう言うだろう、こうするだろうと考え、それがそのまま一致すると興奮を味わうことが出来る。自分がミザリーになってゆくように思える。1作目からのレベルを落すことなく、むしろより一層パワーアップして鮫島が還ってくる。ファンにはたまらない! | ||||
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