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(短編集)

福家警部補の再訪



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福家警部補の再訪の評価: 3.95/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(4pt)

お値段以上の満足感

定番のやり取り(主人公が警察と思われない、警察手帳が見つからない)が1冊まとめて読むと、煩雑な気もしますが、元が雑誌掲載なので仕方がないかと思います。
コロンボ警部を彷彿とさせるやり取りの短編集です。ものすごく抜きんでた名作は無いかもしれませんが、水準以上でお値段以上のお得感を感じさせる良質なシリーズだと思います。
次の1冊も読みたくなるような作品です。
福家警部補の再訪 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:福家警部補の再訪 (創元クライム・クラブ)より
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No.13:
(5pt)

福家さん、冴えてる

前作を読んで、福家さんのファンになりました。この人に目をつけられたら、もう終わり。どんな言い訳も通用せず。悪い事は出来ません。「あんなんに狙われたら、犯人もたまらんぞ。」その通りです。
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No.12:
(5pt)

福家警部補、寝て!

警備会社社長、脚本家、漫才師、玩具の企画会社社長・・・福家警部補は容赦なく犯人を追い詰めていく。今回も面白いです。しかし、『プロジェクトブルー』の犯人である新井に「いつ寝ているのか」と聞かれ、「寝ていないのです」と答える場面は笑った。
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No.11:
(4pt)

Amazon Customer.

犯人が明白になっている中で、自白までに追い込むプロセスを予想外の証拠、痕跡から記載する手法はユニークで興味深い。
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No.10:
(4pt)

「何とか完全犯罪になればいいのに」と密かに思ってしまう

1作目でも感じましたが
この作品は犯人も魅力的なのが◎ですね。

ただの憎悪犯罪より、
愛する人のために、守りたい価値のために
殺人をするしかなかった人たちです。(全員ってわけじゃないけど、多数が)
そしてその愛ゆえに福家警部補に負ける。

「何とか完全犯罪になればいいのに」と密かに同情してしまう
犯人の人間らしさが、すごく好きです。
最後の自供シーンはグッと来るものが多いです。

まったく、こんな刑事に狙われたら、犯人もたまらんっすねw
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No.9:
(5pt)

期待以上!

檀れいさん主演のドラマの原作ということで「福家警部補の挨拶」とともに購入しました。
まさに「女コロンボ」「女古畑任三郎」でいままで自分が読んだ小説に登場したどの女刑事とも似ていない、本当に面白いです。
続編も期待します。
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No.8:
(4pt)

福家警部補益々快調

小柄で刑事にはとても見えない女性の福家警部補が活躍するシリーズ第2弾。第1弾と同じく4つの短編が収録されている。内容的には本作品の方が読み応えがあり面白かった。毎回変わる登場人物の題材も楽しい。福家警部補の鮮やかな解決ぶりが益々快調な作品だ。
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No.7:
(5pt)

福家警部は魅力的

新しいタイプの警察・探偵小説です。警部のユニークさがひかります。
できれば、コンビがほしいな。
コロンボより、魅力的かも。
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No.6:
(4pt)

正統派の倒叙式ミステリ。面白い!

眼鏡をかけ、紺のスーツを着込んだ小柄な女性。
警察手帳を見つけられずにバッグの中を探し、ついには紐で吊して首からかけている。
そんなとぼけた福家警部補は、犯罪の綻びを見逃さない犯人泣かせの名刑事。

刑事コロンボ、古畑任三郎の正当な後継者になり得る倒叙式のミステリ作品。
偶然、書店で見つけて何となく面白そうと手にとって一気読み。あら、第2作でしたか。

コロンボへのオマージュもたっぷりの作品で、福家自身の魅力あるキャラクターも相まって面白い、面白い。

今作は、
・鑑識不在の状況下、警備会社社長と真っ向勝負「マックス号事件」
・売れっ子脚本化と自作自演を阻む決め手は「失われた灯」
・斜陽の漫才コンビ甲斐性、片翼飛行計画に待ったをかける「相棒」
・フィギュアに絡む虚々実々の駆け引き「プロジェクトブルー」
の4編。

どれも面白いですが、個人的には「相棒」がベスト。被害者となる相棒が死ぬ当日にしてきた服装の謎を伏線に、犯人との対決に挑みます。
いやぁ、本当に面白い。さっそく第1作の「福家警部補の挨拶」を購入することに決めました。
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No.5:
(4pt)

永作博美さんの再演希望

本作はストーリの最初に、犯人を明示して主人公の福家警部が、犯人を追い詰めるという趣向の小説です

刑事コロンボと同じ構成なので、あらすじを記載しただけで、犯人と殺害手口がわかってしまうというレビューの難しいミステリーです

今回は冒頭から犯人逮捕は出来ない?と思わせるストーリーから始まりなかなか楽しめました。

福家警部の個性もますます磨きがかかり人を食ったようになりました。前作を読んだほうが取っつきやすいと思われます。

後半の中だるみで星4個とさせて頂きます
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No.4:
(4pt)

コロンボ→古畑→福家

コロンボや古畑フォーマットの正当な倒叙推理ものの系譜を受け継ぐシリーズ。この倒叙ミステリーってかなりあるのだが、純粋にコロンボや古畑っぽい作品ってのが殆どないんですよね。で、福家警部補シリーズは数少ないこのフォーマットを踏まえている作品として有名です。
いずれも読んでいると映像が浮かぶようなドラマ向きの作品となっているが、やや地味な印象を受ける。最後の最後でそれまでの完全犯罪が覆る大ドンデン返しはなく、犯行の一部の矛盾点やアリバイの不審点を指摘され、自白する・・・というパターンが多い。楽しめたが、犯行の一部の矛盾点やアリバイの不審点がラストで・・という趣向ものならメフィスト賞作家の蘇部健一の「動かぬ証拠」の方が個人的には好きだなあ。
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No.3:
(4pt)

読書好きにもそうでない人にもおすすめ!

ミステリ短編集。以下の四編収録。

マックス号事件 
失われた灯
相棒
プロジェクトブルー

題材は豪華客船、警備会社、脚本家、骨董品、漫才、フィギュアなどさまざま。福家警部補シリーズの第二弾だそうです。第一弾『福家警部補の挨拶』は未読ですが本作だけで十分楽しめます。
全作倒叙形式。作品冒頭で犯行の様子が描かれ、主人公が現場のわずかな手がかりから犯人を追いつめてゆきます(刑事コロンボとか古畑任三郎のパターン)。
主人公の福家警部補は小柄で眼鏡をかけた若い女性。犯人との最初の対面の場面では刑事と分かってもらえず軽くあしらわれる、というのがお決まりの微笑ましいパターンとなっています。だけどその後徐々に犯人を追いつめて行くとぼけていながら鋭い感じは、まさにコロンボ、古畑の系譜上です。

軽く読めますが、軽く読むのがもったいないくらい細部はリアル(と思わせる)で、秋の夜長一編ずつゆっくり楽しみたいですね。シリーズものとして長く書きつがれ、テレビドラマ化されることも望まずにはいられません。単発ではNHKですでにドラマ化されているそうです。主演は永作博美。悪くないキャスティングだと思いました。
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No.2:
(5pt)

福家警部補…

前作でも色濃く反映されていたコロンボの魂は本書にもしっかりと息づいている。例えば、本書収録のある作品の中に「傘」というアイテムが登場しますがコロンボをご存知の方は思わずニヤニヤしてしまうでしょう。また初期コロンボにあった「倒叙ものは究極のフェアプレイを実行する装置」という「本格」に対する愛もしっかりと受け継がれています。早く第3シリーズの出版を楽しみにしています。(早く福家警部補出張編を読んでみたい!)
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No.1:
(5pt)

福家警部補…

前作でも色濃く反映されていたコロンボの魂は本書にもしっかりと息づいている。
例えば、本書収録のある作品の中に「傘」というアイテムが登場しますがコロンボをご存知の方は思わずニヤニヤしてしまうでしょう。また初期コロンボにあった「倒叙ものは究極のフェアプレイを実行する装置」という「本格」に対する愛もしっかりと受け継がれています。
早く第3シリーズの出版を楽しみにしています。(早く福家警部補出張編を読んでみたい!)
福家警部補の再訪 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:福家警部補の再訪 (創元推理文庫)より
4488470068

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