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ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!
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ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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確かに読者が犯人という事に関してはなるほどと思いましたが、自分が犯人という気にはなりませんでした。 | ||||
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異端作。 こういう作品を持ち上げる人がいるのが信じられない。 こんなんありなら、なんでもできるよ。 褒めてる人の神経がわからん。 | ||||
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そもそもこれを「トリック」と呼んでいいのか? 仮にトリックと呼ぶとして、超自然を取り入れたら不可能な設定など何もなくなるのでは? 実際に新聞に連載されて、それをリアルタイムで読まなければ、「読者が犯人」が成立しないのでは? 書き下ろしで本にしてしまっては、読まなくても本を手にした時点で書かれた結末が存在しているのだから、このトリックは成立しないはず。 それよりも、出版の前年に放送されたドラマ(銭形雷)で、ほとんど同じトリックが使われてた。 つまり、まったく新しいトリックではない。 ドラマの方が、(録画は別として)「リアルタイムで見ている」という要素があるだけ、トリックが成立しやすい。 もう一つ 幼なじみの少女の行動がご都合主義だし、死ぬ必要があったとも思えない。 もっとも、この少女の人間をちゃんと描いてしまったら、ストーリーが破綻するかも。 | ||||
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期待はずれの出来の作品でした 期待しすぎるべき作品でないのは重々承知ですが、 作者が作中でこれでもかというくらい「究極のトリック」と煽ったのでいやおうなく期待してしまいました 肝心のトリックですが正直言って反則技のトリックです さらにここまで反則をしておきながら厳密な意味では自分という読者が犯人でないというのが痛い だって、(多少ネタバレっぽくなりますが)読者は別に作品をリアルタイムに読んでるわけではないのだから 他の叙述トリックの類も小説内で真相が判明する前に全部看破出来てしまいました 話のメインの部分は全く期待しないで読んだほうがいいでしょう メイントリック以外に他に楽しめるところといえば、私小説的な文学的な部分でしょうが、 ああいう文章に一応の価値は認めるものの、推理小説内でメイントリックをおあずけにされた状態で延々と読まされるのは正直苦痛でした 一つだけとてもよかったと思えるのは双子の超能力者のトリック あれは、メインではない話のわき道にしてはかなり出来の良いトリックだと思います | ||||
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挑戦的な謳い文句と犯人であろう自分を映す鏡面仕様の表紙に, かなり興味を惹かれるものの,延々とつづく関係なさそうな話に, 自分がなんの本を読んでいるのか,だんだん不満と不安になります. 最後には,この話もそれなりの仕掛けであったことに気づくのですが, あまりに事件とは遠いため,気づいたときの驚きがまったくありません. ほかにも,トリックなどの真相が明らかになってからの解説が, ページを示し「こうだった」というのも,言いわけのようですし, いかにもな理由をつけて隠しごとがあるのもアンフェアに感じます. 確かに犯人は『あなた』でしたが『自分(読み手)』ではありません. こういう『トリック』が許されるのなら,もうなんでもありになります. 期待はずれというより自分には受け入れられないタイプの作品でした. デビュー作にしては文章も丁寧で粗もほとんど感じられないのですが…. | ||||
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挑戦的な謳い文句と犯人であろう自分を映す鏡面仕様の表紙に, かなり興味を惹かれるものの,延々とつづく関係なさそうな話に, 自分がなんの本を読んでいるのか,だんだん不満と不安になります. 最後には,この話もそれなりの仕掛けであったことに気づくのですが, あまりに事件とは遠いため,気づいたときの驚きがまったくありません. ほかにも,トリックなどの真相が明らかになってからの解説が, ページを示し「こうだった」というのも,言いわけのようですし, いかにもな理由をつけて隠しごとがあるのもアンフェアに感じます. 確かに犯人は『あなた』でしたが『自分(読み手)』ではありません. こういう『トリック』が許されるのなら,もうなんでもありになります. 期待はずれというより自分には受け入れられないタイプの作品でした. デビュー作にしては文章も丁寧で粗もほとんど感じられないのですが…. | ||||
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今までのミステリーで唯一実現不可能と言われてきたトリック「犯人は読者」 この前人未踏のネタに果敢にチャレンジした作品だが,衝撃的なラストを迎える事はできなかった。 ちょいと小粒な出来だった。 | ||||
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著者の推理小説への新たな挑戦は分かりますが、実験的で強引な試みとあまりのフェアプレイの欠如は読んでいて、疲れるだけで、全く引き込まれるべき魅力が無かったと感じざるを得ませんでした。確かに、名作推理の中にも科学的には疑問を感じるトリックもありましたが、読書を娯楽とすればこそ、滅茶苦茶で無い限り受け入れられ、意外性が賞賛され、私なども楽しませてもらえましたが、本作は、それらの揚足を取ったかのように思え、これを新感覚の推理ものとするのであれば全く受け入れられないと感じました。 | ||||
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「読者が犯人」という推理小説はある意味、究極の意外な犯人である。 その不可能トリックに挑んだ作品であり、推理小説マニアにはそれだけでも意味がある…… と、言いたいんだけど、正直読み終えた感想は「ふ〜ん」といった程度のものでした。 いや、トリックには「なるほど」とも思ったのですが、最初のページから帯から「読者が犯人」であることが明記されているので、どうしてもその不可能トリックにだけ興味が行ってしまってストーリーや登場人物に気持ちが行かないのですね。なんだか推理クイズを突きつけられて、回答ページを読み終えたような感触。 ちょっと期待はずれだったかなぁ。 | ||||
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タイトルにある「ウルチモ・トルッコ」はイタリア語で「究極のトリック」の こと。「究極のトリック」とは大きく出たもんですが、タイトルで宣言してい る通り読者を犯人に仕立て上げることができたら、あながち大ぼらでもありま せん。 読者=犯人に挑戦したミステリは数こそ少ないですがこれまでにもないことは ありませんでした。しかしながら、どれも読者が心底「自分が犯人だ」と思え るようなものではありませんでした。本書はどうでしょうか。 確かにこれなら読者=犯人と言ってもおかしくはないかもしれません。でも、 これはなあ、あんまりだよなあ。過去にもこのトリックを考えついた作家はい たはずです。でも、実際に使ってみようと思う勇気のある作家がいなかったに 過ぎない・・・・とそう愚考します。そういうたぐいのトリックだということです、 これは。 そのトリックを成立させるためのトリックがまたアンフェアなのも気になりま す。そこのところがもう少し上手に出来ていたらメイントリックの不自然さも 気にならなかったかもと惜しまれます。 | ||||
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