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ナイチンゲールの沈黙
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【この小説が収録されている参考書籍】
ナイチンゲールの沈黙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 41~51 3/3ページ
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個人的には面白かった。皆さんがいうように前作の「チーム・バチスタの栄光」の続編と期待して読むと読み辛いかも。私も始めは続編だからという気持ちで読んでたけど、前半では田口医師の出番はほとんど無い。時々ポツポツと出てくるけれど、今作の主人公は看護師の浜田小夜かなって思う。事件が起こるのも第一部終盤。それまでは小児科の医療と手術を控える小児患者のケア、それと緊急入院した歌手の話がメイン。 第二部には白鳥も登場し面白くなってくるが、田口の活躍は少ない印象が。冴子と小夜の歌にはちょっと非現実的な所も感じられるが、早いうちにバチスタ編とは別物だと割り切って読めば、それなりに楽しめる。 バチスタがリアル感ある医療ミステリなら、今回はフィクションな医療モノ+ミステリといった感じ。 田口・白鳥シリーズの3作目は今作と同時進行で話が展開している。実は同じタイミングで田口はもう1つ事件を調べるようだ。まだ読み始めですが、今作と同時進行しているので同じ展開とセリフが度々登場している。メインの人物が違うので多少異なる捉え方をするが、そちらも期待したい。 | ||||
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皆さんの評価は低いですね。しかしジェネラルとの二部作と考えれば出来は悪くない。また、ミステリーの枠組みでは無いですね。このナイチンゲールのおかげでジェネラルも仕上がりの高いエンターテイメントとなっています。是非ともセットで読んでみて下さい。 | ||||
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映画でもよくあることだが、前評判がよくて期待するとガックリ、逆に期待しないで行くと意外によかったりと同様である。傑作だった「チームバチスタ」の次に「螺鈿迷宮」を読み期待ハズレ、順番が後になったが、「ナイチンゲールの沈黙」はその反動で予想していたよりは面白かった。 この小説を娯楽小説と捉えるならば、内容も濃く、楽しめるばかりではなく学ぶことも多い小説である。医療が抱える様々な問題を分かりやすく描き出し、重いテーマもサラッと読者に伝えている。医療に携わる人ならば共感を抱く場面も多いであろう。また、軽いノリも多いが、アフォリズムともいうべき含蓄のある言葉もあり、なかなか奥深い小説でもあると思う。 ミステリー小説と捉えると、評価を下げざるを得ないであろう。先端の医療技術や最新の科学捜査が出てきたかと思うと、スティーブン・キングに似た超常現象が結末に登場するとミステリーファンならば当然シラける内容である。 しかし、小説は巧みに伏線が敷かれていて次回作の「螺鈿迷宮」に繋がるように出来ている。どれだけのスケールの小説を書こうとしているのか、簡単に推し量れない作家であろう。 | ||||
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チーム・バチスタの栄光が、えらく面白かったので、 期待しすぎた分、ちょっとがっかりでしたが。 まあそれでも、それなりにおもしろかった。 ミステリーとホラーとコメディと足して3で割ったような(笑 自殺者が続出したという、暗い日曜日を思い出しちゃったよ。 | ||||
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私はナイチンゲールの沈黙を読んでから、チームバチスタの栄光を読みました。 出版の順番とは違いますが、どちらもすごく楽しめました♪ 私はあまりミステリーを読まないのですが、今ではすっかり海堂尊さんのファンです。 このシリーズは、登場人物が魅力的だなって思いましたよー! チームバチスタは、まとまっていて完成度が高かったけれど、こちらの本は、登場人物が多めのお話。 で、その登場人物たちのキャラクターが見事で、どれも魅力的、この中のあの人この人を主人公にして くれないかなぁと想像力が広がりました。ぜひぜひ、いろんな人を主人公に書いてもらいたいですっ! さて、このお話…共感覚って言うのが、あるんですねぇ〜。わくわくしながら一気に読んでしまいました! | ||||
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12月14日の夕刻時から始まる物語は、クリスマスに結末を迎える。時間にすれば僅か10日間であるが、病院という小さな世界でひしめく人々の人間模様、思惑、駆け引きに、グイグイと引き込まれていく面白さを堪能できる1冊。 全体的に、頭上に広がるどんよりとした雨雲を連想させる暗さが漂い、独特の雰囲気を醸し出している。 | ||||
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「バチスタ」と比較すると、はっきり言ってイマイチだと思う。 バチスタは一つの症状をめぐる殺人事件で、その起こり得る要因・原因を掘り下げていく、笑の中に深みがあったように思えた。 この本は、「レティノ」という非常にやるせない症状の子供がテーマなのだが、殺人被害者はその子供の父親。そのつながりに意味が見出せない分、残念(・・;) でも、そんなことは別にして、やっぱり面白い本です。とにかくキャラ満載! さらに、最近の学校の不手際やいじめ問題に関して、高階病院長や猫田師長がチクッと刺すあたり、中々ですねぇ。 もう発売になってますが「螺鈿迷宮」につながる本なんでしょう! さてさて、次をさらに期待です… | ||||
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前作は良くも悪くもミステリーだったが、今作はミステリーとは言えない小説(あえて言うならファンタジーかSF)になっている。 フー・ダニットは全く意識していないし、ホワイ・ダニットでもない。もちろんハウ・ダニットでもない。強いて言うなら「刑事コロンボ」などのようにハウ・セトル・イットのミステリーなのだろうが、その解決手段にSF的手法を用いているという点で、もはやこれはミステリーとは言えないだろう。 とはいえ、ミステリーとして読まない限りにおいてはキャラクターも立っているし、リズム・テンポも前作よりはるかに良くなっている。前作のがちゃがちゃしすぎた欠点がなめらかになり、小説としての完成度はむしろ上がっていると思う。 | ||||
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前作のバチスタスキャンダルから8ヶ月後のお話。 濃いキャラクター達は健在。そこへ猫田看護師・加納警視正が加わり、 主人公である田口の影の薄さに更に拍車がかかった。 軽妙なテンポの会話も冴えています。 残念なのは白鳥のパワーダウン。 前作にあった傍若無人さが、加納の登場で嫌な方向に分散してしまったように感じる。 面白いかつまらないかの話になれば、面白い部類だと思う。 しかし、物語の根幹に関わる「歌」のファンタジー的ぶっ飛びがネックになったためか、世間での評判が悪い。 私は、ミステリとかの特定ジャンルへの思い入れも、ディティールへのこだわりもないのですんなり楽しめてしまった。 逆にそうでない人には、肩透かしに感じるということだろうか。 | ||||
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途中でお話がみえなくなったりしましたが、じっくり読めました。 個人的にはアツシくんが好きです。白鳥がつく”ウソ”にも考えさせられました。 色んなエピソードが錯綜するし、たくさんのキャラクターが出てくるのに 最後にはすべてまとまって終わっているので、作者の手腕はさすがだと思います。 小説で、”メディカル・エンターテイメント”というジャンルを確立するんじゃないでしょうか。 次回作も期待します。ちなみに前作『チーム・バチスタの栄光』もおススメ! | ||||
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前作「チーム・バチスタの栄光」ですっかりファンになってしまい、早速一気に読んでしまいました。主人公田口先生ののほほんぶりや、厚生労働省の役人白鳥の変人ぶりも相変わらずで最高です。 今回はさらに白鳥も真っ青の変人デカさんの登場で盛り上がってます。展開の読めないストーリーにも引き込まれてしまいました。それに今回は舞台が小児病棟なだけに、胸が痛くなる部分もあり、よりドラマチックです。 | ||||
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