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夜のピクニック
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夜のピクニックの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全421件 361~380 19/22ページ
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| 高校の行事として、夜通し歩く、それだけのシンプルな設定なのに、登場人物の人生や、考え方などがしっかりこちらに伝わってきて、読み応えがありました。夜明けとともに、ゴールが近づき、お話も終わっていく、そんなストーリーに読んでいる自分までが、一緒に歩いているような錯覚がありました。自分自身も高校生のころ、競歩大会で30キロ歩いた思い出があります。あのころの懐かしさ、友達との関わり、そんな切なくなるような思いをもう一度味わうことのできた一冊でありました。 | ||||
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| 著者の作品は三作目だが一番良かった。 「学校生活」という社会とは隔離された特殊な時間の中で、夜通し歩くという通常ではちょっと考えられないイベント北高鍛錬歩行祭こと「夜のピクニック」。 この物語の中で劇的なことは起こらない。登場人物たちが様々な事を思い巡らし、それを実行にうつす。時は確実に刻まれピクニックが終わりを迎えたとき・・・ 華やかな物語ではない。だけれど、そんなものよりもはるかに大切なもの・・・そんなものを与えてくれた本だった。 本屋さんが多くの人に読んでほしいとしたのも納得がいった。 | ||||
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| 同じ学校で、しかもクラスメートであるにも関わらず一度も口を聞いたことも無い異母きょうだい。高校生活最後となる行事「歩行祭」で彼らとその友人達がおりなす会話や出来事を通して、思春期の若者達の生活や考え方、そして登場人物たちの人間ドラマが巧みに描かれている。若さの持ついろいろな側面、未熟さ、純朴さ、真面目さ、そういったものが嫌味なく描かれているのが多くの人に好感を持って受け入れられるのではないでしょうか。忙しい生活に追われる現代の大人達も、今はもう忘れかけている青春時代の考えや出来事が思い出されるのではないでしょうか。 | ||||
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| 「夜のピクニック」この本は大人の為の青春小説だと思う。現役高校生が読むよりは、大人になってから読んだほうが、味わい深いだろう。自分が高校生のころ、やせ我慢をしたり、虚勢をはったりしていた気持ちを思い出した。 主人公の在籍する北高は、朝8時から翌朝8時まで歩く「夜間歩行」という行事がある。主人公の甲田貴子と西脇融は、歩きながらいろいろなことを考え、友人と語り合う。この二人は同級生には話せない秘密を共有していたが、普段は口を利いた事もなかった。相手を理解したいと思いながらも、事情があって近づけなかった二人が、友人を通して新たな関係を築いていく、というストーリーだ。 この話は登場人物が生き生きと描かれていて、とても魅力的だ。必死に強くなろうともがいている融、なにもかも受け入れようとしている貴子。また二人をとても大切に思っていて、行動を起こす友人たちの姿がいい。凛とした美和子、自由なようで古風な杏奈、不器用な忍など、共感できるキャラクターがたくさんいる。『友人のために何かしてあげたい。』と一生懸命考えている仲間たちの姿が眩しい。それにおもしろいクラスメートの言動も、クスリと笑わせてくれる。 主人公が自分を他人と比べてたり、コンプレックスに悩んだりする姿を見ていると、自分の高校時代を思い出して、懐かしい気持ちで胸がいっぱいになった。また主人公と同じように、時間を共有した友達がいて、今でも繋がっているのは、とても幸せなことだと感じた。 「あの頃は楽しかったね・・」そんな気持ちにさせてくれる物語だ。 | ||||
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| 高校生モノということで、かなり今の私とはかけ離れた年齢の物語ってことで、最初はなんとなく読んでいた。でもそれが、だんだん引き込まれていくんですよね。これが。音も立てずジワジワという感じでこれがまたニクイです。知らないうちに、読む速さがだんだん速くなっていって、終わりのほうに来たら、「もうこれだけになっちゃった」という感じでした。まるでもう夏休みが終わってしまうような。これは一体どうしたことでしょう。鼻でくくっていた最初の感はどこへ行ってしまったのでしょう?やられました。そして別の恩田陸を読みたくなりました。 | ||||
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| 裏表紙のあらすじが本当に面白そうだったことと、過去に連載されていたので、一気読みしなくても毎日すこしずつ読めるということが決めてで読んだ本ですが、理屈抜きで面白かったです。男女数人の主人公達がとても魅力的で、高校生にも、それくらいの子供を持つ親にも、是非オススメする1冊です。さすがは本屋が薦める本だけのことはあり、読み終えた後はまるで自分が走りきったような満足感を得ることができました。自分なら誰と走りたいだろうかということを考えると、友達というものについて深く考えさされる作品でもあります! | ||||
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| 青春と聞けば、イメージとして浮かぶのは、たいていの人は高校時代なのではないだろうか。青春の核ともいうべき高校時代最後の行事、歩行際というイベントを軸に進行する物語です。一夜のイベントで登場人物たちの3年間を書かなければならないわけですが、彼らの3年間は読者の私にも伝わってきました。そういう点では描写はしっかりしています。ただ一つ誠に勝手ながら難点をつけさせてもらうとすれば、作中の人物たちの会話に鋭さが足りないような気がしました。青春と呼ばれるものを現在体験している人たちは、本書によって自分の残したい青春像を描けるかもしれないし、青春と呼ばれるものを過去に持ってる人は、青春を思い出し懐古的な感情を感じ得るきっかけを与えてくれる本ではないかと思います。 | ||||
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| 久しぶりに、一気に熟読しました。また青春時代に帰ったみたいでワクワクしながら読ませてもらいました。 | ||||
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| 私は、高校3年生として現役で通っています。出てくる登場人物は、どこかにいそうなタイプの人々。その魅力的なキャラクター達が本当に活き活きとしていて、自分が本当に歩行祭を彼らと一緒に歩いている気がする。もっとぐちゃぐちゃになれば良かった、と告げる融は私から見ても羨ましい程青春してるんだなーこれが。1200人の一人一人が抱えている思いは様々で、だけど皆で「歩行祭」ってイベントを作っている。それが大切な友達となら、より一層愛しく思えるはず。どんなに体がくたくたになろうと、汗がだらだら流れて苦しくても、最後に味わう充実感で不思議と「これもいいかな」ってなる。何気ない当たり前のことが、このまま続かないんだって知ると急に切なく思えてくるものだ。どこまで道が続くのかは分からないけど、もっと今を楽しんだって良いんじゃないか?ってこの本は教えてくれる。いっぱい笑って、ときには悩んで、怒って後悔して…そうやって歩いていけば良いと思う。融や貴子のように。 | ||||
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| 「みんなで夜歩く。たったそれだけのことなのにね。どうしてそれだけのことが、こんなに特別なんだろうね。」物語は一本道。高校生達が延々と歩き続けるだけの物語です。でも、登場人物達の行動・思想が複雑に絡み合う。ただ歩くだけの話なのに、こんなにも特別な話になるなんて。数年前の高校時代を思い出しつつ、あごひげと三段腹を撫でながら、一気に読んでしまいました。また、この作品は本屋さん大賞1位に輝いた作品でもあります。面白さはお墨付き。なんで直木賞に選ばれなかったのかと不思議に思っているくらいです。登場人物がやはり現実離れしてるなあと思いつつも、ニヤニヤしながら(私の場合ですが)読んでしまえる作品です。気になった方は是非ご購読ください。 | ||||
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| 自分にとってはこの読書自体がしんどい強行軍になった感があります。物語に必要な嘘を裏切る嘘くささと類型で水ぶくれした表現(『おれに近寄るな』オーラが出てるという男が「笑うなよ、遠足の弁当といえばタコのウインナーと決まってるだろうが」)を読まされるつど投げ出しそうになりながらも、メタレベルの行軍に読書をなぞらえることで何とか読み通すことができました。行きと帰り。日常からの離脱と生まれ変わっての帰還という構成はいつも魅力的で、じっさい往路には死の影を帯びた雰囲気やひんやりとした不安な謎掛けに期待をいだいたのです。しかし力量ある作家に似合わず、復路では謎も軋轢も他愛なくパタパタと解消してその落差には失望しました。だから以下のように無理やりその落差の埋め合わせをすることにしたのです。西校の女生徒の、結局探し出されなかったお腹の子の父親は融でなくてはなりません。親友であればこそ忍への効果的な呪いになるし、作者としては融に亡き父親の影を痛ましく背負い込ますことができるというものです。しかし「先生、ここはさわやか系で行きましょう」といったところでしょうか、書かれなかった「夜の」部分はタイトルにだけ残り、レヴューを読む限り多くの人を幸福にした口当たりのいい青春さわやか系ロードノベルの出来上がりです。 | ||||
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| 本書は新潮社スタッフの企画の勝利!第一回本屋大賞「博士の愛した数式」読者の醒めない興奮と期待感書店スタッフの店頭オリジナルPOPファンタチックなタイトル主人公は高校生難しい漢字にはフリガナイメージを膨らませる挿画主人公甲田貴子は、高校生活最後のイベント“夜のピクニックに賭けた”それはただ一つ、西脇融と向かいあいたかった。そこに至るまで、夜のピクニックのだらだら感、学校行事のいやいや感。でも登場人物がやけに皆んな健康的で、前向きで、やたらに多い。もうこれだけで私は反発、読書スピードはダウン。ゴールに向かって歩き始めてしまった夜のピクニック。眠い中仕方なく、恩田陸の多種多様な個性注入とおしゃべりにつきあっていたら、いつの間にか、誰が誰だかさつぱりわからなくなってしまった。特に、高見光一郎と榊順弥がウルサイ!もうこのまま終わってしまうか。偶然は最後に二人にやってくる。「ちゃんと高校生やっとくんだったな」「損した。青春しとけばよかった」最後に、私も恩田陸からこの言葉を聞いて、ようやく恩田陸と向かいあえた。今度会うときは始めから静かに向かいあいたい。 | ||||
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| 最後のページをめくるのが寂しいくらい、私も一緒に本の中にいた。一人暗い部屋で(本当は目に悪いけど)読んでいると、爽やかな風を感じるような作品。高校生活を終えた人、ちょっと忘れかけている人、もう一度高校生に戻れます。まだまだ、心に熱いものが残っていることを思い出させてくれますよ。 | ||||
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| 高校生の私には、うらやましくて仕方が無い本でした。私も、一緒に歩きたい!!本気でそう思いましたし、実際自分も一緒のような感覚にとらわれるくらい内容にどっぷり浸かれました。この年代より下の人たちは憧れるでしょうし、同年代は共感しすぎて切ないくらいでしょうし、上の方たちはこの頃を思い出して恋しくおもうことだと思います。特にこれといって何の不可思議な事件があるわけでもない。ただ日常と違うのは、途方も無い距離を歩くということのみ。そんな題材なのに、とてつもなく魅きつけられます。 | ||||
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| 歩行祭という1日の行事の中で、このボリュームを読ませる力はすごい。自分も一緒に歩いている気がしてしまい、終盤はちょっと涙が出てしまった。ストーリー的には特別、大それた仕掛けがあるわけでもないのに…。人生は歩行祭の繰り返し | ||||
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| はじめの3分の1くらいは登場人物が次から次へと出てくるので、誰が誰だか良く分からずそのつど確認しながらゆっくりと読み進みました。半分を過ぎた辺りからテンポが良くなり、気がつくと私も彼等と一緒に歩いていました。たった一日の出来事がこんな風な物語になるなんて、千夜一夜物語のようでもありました。ただ一つ少年が出てくる場面は幽霊やこの世にありえないものとして登場させた方がかえってリアリティが出るように私は感じました。この物語を今ではなくもっと早く読むことができたら、私の人生はどのように変わっていたのだろう・・・・と青春時代をほんとうに懐かしく思い出させてくれました。 | ||||
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| 或る高校での全校行事「歩行祭」の1日を描いた、ペパーミントのように爽やかな清涼感あふるる青春小説の傑作です。「歩行祭」。その名の通り80キロもの道のりを1日かけて延々ひたすら歩く行事。1時間ごとに笛が鳴ると10分の小休憩、道端にドデン。靴と靴下を脱いで足を乾かし疲労を少しでも回復させます。お昼と夕食の大休憩が1時間。それ以外は午前2時の仮眠時間までぶっ通しで歩く。仮眠時間は2時間。残り20キロを5時間以内に走破するという型破りなスケジュールです。どうですか? あなたも参加してみたくなりましたか? ささやかだけれど重大な賭けをした少女。秘密の手紙を送った少女。或る犯人探しをする少女。そしていろいろな思いに揺れる男の子たち。気がつくと彼らと一緒に歩いている自分を発見しました。 | ||||
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| 私の高校にもありました。その名も「ロングハイキング」。私たちは早朝から1日がかりで40キロだったので夜は経験できませんでしたが、ただひたすら「歩く」というその単純な行為の中から、いろんなことが見えてくる。そんなずいぶん昔を思い出しながら、いつしか文中の「ピクニック」に自分も参加しているような感じでした。夜がもたらす、特別な雰囲気。そんな中にかけがえのない友達、訳ありの融と貴子。学校では、メールではできない話ができる、そんな「夜のピクニック」が早く終ってほしいような、このままずっと歩き続けたいような気持ちになる高校生の彼らがすごく羨ましく感じた1冊でした。 | ||||
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| このお話は「歩行祭」という、アサ8時から翌朝8時までひたすら歩き続けるという学校行事のお話。こんなの聞いただけでうんざりしちゃいそうだけど、高校生活3年目ともなるとやはりこの行事に対する思い入れは相当なもの。そんなあたりもなんかくすぐったい青春物語って感じを受ける。何かをすることはすごく大変だったりつらかったりする。しないでただのんびり過ごしたほうが楽だけど、苦しさの先にある達成感や一体感は何物にも変えがたいもの。「みんなで長い距離を歩く、ただそれだけなのにどうしてこんなにワクワクするんだろう。」というまさにその台詞どおり。それにしても恩田さんの書く高校生はなんて素敵なんだろう。この青春時代の揺れ動く思い・悩みを見事なまでに描いてる感性が素晴らしい。感受性豊かでそれゆえに悩む高校生達、ちょっと大人びているけれどやっぱりまだまだ子供な高校生達。「ノスタルジーの魔術師が贈る、永遠普遍の青春小説。」と書かれてる帯の言葉はまさにこの本を、そして恩田さんの作品を表すにふさわしい言葉だ。若い人だけではなく幅広い年齢層に向けた青春小説といえよう。 | ||||
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| とっても読みやすく、面白い本でした。一晩かけて全校生徒で80kmもの距離を歩くなんて・・何て行事だ!!(しかも修学旅行の代わり)と思い、さらに実際に行っている学校があるのを知ってとても驚きました。80kmを歩くってどんな感じだろう・・私には想像もつきませんが、主人公の貴子や融、その友達が感じたり話したり悩んだりしている事(恋だったり友情だったり)はあるあるって感じで高校時代を思い出しました。私は特にこの二人の親友がとっても好きでした。すごい行事だと思いましたが、この経験をした人はきっと一生忘れられない思い出になるだろうと、うらやましくなりました。 | ||||
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