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妖桜記
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妖桜記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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この著者の作品は全体に薄暗く妖美感があふれていてひきつけられます。お芝居の話は知らなかったのですが、そういった知識がなくとも充分に楽しめました。 野分、玉琴、山吹と出てくる女性たちも名前からして一筋縄でいかないものを感じさせ、続きが読みたくなります。 | ||||
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著者いわく、『山東京伝の「桜姫全伝曙草紙」の登場人物を後南朝の史実の世界に強引に引きずり込』んだ伝奇ロマン。 下地はいわゆる「桜姫と清玄」伝説で、派生系の一つが歌舞伎演目にもなってますが(「桜姫東文章」、これはマンガで既読)、この皆川版も中々の原色アヤカシ草紙となっております。 怨霊・密教・傀儡に加え、将軍暗殺・赤松家再興・三種の神器・etc…これでは退屈する暇がない。 登場人物が多く、また本格的な始動がやや遅め、中弛みや急な飛躍も確かにあります。それでも著者の豊富な知識に舌を巻きつつ殆ど一気に読み終えました。 ただ愚鈍な私でも気付いてしまった著者の凡ミスや、同期作品「滝夜叉」にも見受けられる共通項が(順序的にそちらが後発ですが)、そこがなければ★4でした。 | ||||
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