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イン・ザ・メガチャーチ
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イン・ザ・メガチャーチの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全187件 61~80 4/10ページ
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| ジャニオタになってしまった妻、視野を広げて世の中を見ようとする私。我が家でまさに起こってる会話もあって面白かったです。 | ||||
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| 娘は中学生になった今もSnow Manの熱狂的なファンで、妻もそれに巻き込まれてファンクラブに入会。さらに別のグループのファンクラブまで追加しようかというほど、いわゆる「推し活」にどっぷりはまった娘と妻を横目に、自分の気持ちをどこに置けばいいのかよくわからない日々を送っていました。 そんなタイミングで出会った『イン・ザ・メガチャーチ』は、思いのほか深く刺さりました。 頭では分かっているんです。物事には多面性があって、多面的な捉え方が必要だと。家族それぞれの考えはリスペクトしているつもりでもあります。それでも、心がついていかない瞬間がある——それが正直なところで。 この物語は、同じ出来事を一方の視点ともう一方の視点から体験させてくれます。その落差を通して、気づけば自分自身を少し俯瞰して見られるようになっていました。 相手を変えることはできない。でも、自分の心の持ち方は変えられる。そう思わせてくれた一冊でした。 最終的には、どんな形であれ、娘が幸せに育ってくれればそれでいい。そんなシンプルな結論にたどり着けたことが、今はいちばんの収穫かもしれません。 | ||||
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| 相変わらずの凄まじい洞察力で、それだけでも☆5つなのですが…特に後半が色々な意味でスゴイです。自分は推し活の類は全くやらないのですが(ホントですよ)、描かれる人物の心の揺れ動きは確かに現代の多くの方にとって「あり得なくはない」ものではあるか、とは感じます。 ですから、迂闊にも後半を電車内で読んでしまった時は、身体中のアチコチが共感性羞恥で、こそばゆいやら痒いやらでまさに拷問でした(笑)。こんな形で読者にダメージを与えてくるとは、まさに著者さんは恐るべきお人です。おかげで夜遅くの居眠り客や酔っ払いが菩薩に見えるとゆう、とても貴重な体験をしました。 個人的には現段階における朝井さんの、最高傑作ですね。 | ||||
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| 読んだ後、「えっと、どうやって生きたらええんやっけ?」となる。 すごい小説だと思います。 | ||||
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| 本屋大賞受賞も納得。今や一つの社会現象とも言える「推し活」の光と影を、ここまで深く、鋭く抉り出した作品は他にありません。 「推し」を作ることでビジネスを仕掛ける側の冷徹な計算と、そこに全生活を捧げて救いを見出すファンの純粋すぎる熱狂。両者の視点が交錯する中で、私たちが何かを「推す」ことの本質が浮き彫りになっていきます。 煌びやかなエンタメの裏側に潜む危うさにゾクりとしながらも、ページを捲る手が止まりません。単なる流行り物ではない、現代人の孤独と承認欲求に寄り添う一冊です。推しがいる人もいない人も、読後はきっと「応援」の概念が180度変わるはずです。 | ||||
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| オタクやストーカー気質の心情やその背後にあるものを丁寧に描いている作品だと思いました。その気質をどう評価するかは読者に委ねられています。こういう風に完結するのかなという自分の想像を裏切られました。色々と考えさせられ、今後の人生の参考になったかも?しれません。楽しく、時には少し苦しく、読めました。 | ||||
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| 本屋大賞2026 第1位 実は第2位の『熟柿』を読んでいて、それを上回る小説、あるかなあとおもっていたのだけど、あった。 これはネタバレしないで読んでほしい。ストーリーについては書かない。 自分はささやかながらヲタ活をし、宗教もやり、会社員として働き、周りにいわゆる陰謀論の人がいて微妙な心持になるということもあるという生活を送っている。 読んでもらえればわかるが見事にぶっ刺さる内容なのである。 視野を狭くして、これこそが自分が大切にすることなんだ、全てをかけてもいいんだという方向に行くのか、視野を広げて大切なものがない世界をこういうふうに世の中は出来ているのだとすべて理屈で埋め尽くしていくのか。どっちに進んでいったとしても、それが行動を伴っている時点で視野を狭くする方に作用しているのだなっていうのを思う。そして「自分はそんなことない」と思っていても、また他者から見たらどこかに偏っていたりするんだな。そう、自分はたまに自分がキモいのだ。あの人変だよとかおもっていたら、その人の中に自分を見つけちゃったりするんだぜ。 正しく普通に自分は生きてますよと思っている現代人よ、一回これを読んで、いろんな視点に翻弄されてくれ。自分の中の願望に気が付くかもしれない。 | ||||
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| 推し活というものがこれほどまでに受け入れられている、ということに驚き、違和感を感じたのは3年ほど前だった。 普通に企業が「推しの色で揃えよう!」と文房具から下着までカラーバリエーションを揃えて売っている。 そもそも、ジャンル問わず推しにテーマカラーがあるというのも当たり前になったことがすごい。 自分としては、色がキャラと結びついているのは幼少期に見ていた戦隊モノくらいだったのだ。 だが、夢中になって、友達ができて、共有するものを堂々と語れる世の中になったことはいいことだ、 誰も友達がいない人が、学校という閉じられた世界で生きる孤独を感じるより、 SNSで好きなものがあるもの同士で繋がれた方がいい。ずっとそう思っていた。 そんな考え方を覆される1冊。推し活とはなんと恐ろしいものだろうか。 私自身、何かに没頭するほどファンになったことは、ある。 学生の頃に読んでいた漫画のキャラクター、ロックバンドのメンバー、俳優。 それらにはかなり金銭と投じてきたように思う。ただ、今と違うのはそれらを全て 一人でひっそりやっていて、それで満足していたということだ。 この小説に出てくる人は、推し活をする人、推し活を促す人、推される人、さまざまな立場の人が出てくるが みんな総じて「不満を抱える」人たちなのだ。 誰にも理解されず、息苦しい、友達がいない。 本音で喋れる相手がいない、孤独。 頑張ってきたにも関わらず社会の底辺と言われる立場で、しかしそれは自分のせいなのか?という 認めてもらえない不満。 仕事の第一線から遠ざけられ、終わった人のような感覚。 これらはいかにも共感を得そうだが、いまいち自分にはハマらなかった。 3人でてくるキャラクターのうち、推し活をさせる側にいる40代の男性パートが一番読んでいてしっくりきたが 「家庭を顧みない昭和の男性、仕事だけに没頭していたからこそ、くだらない会話ができる友達がいない」 というのはよくある話で、目新しさはない。 ただ、朝井リョウのつむぎだす辛辣な言葉は、よくある話で片付けず現代の問題を掘り起こしていると思った。 他の二人に関しては心理的にも理解するのが難しいほど遠かったが 段階を経て推し活にそまっていく状況はよくわかる。 みんな、それぞれ寂しい。だからこそ、こんな状況になっている。 日本の位未来、少子化、資本主義の限界。 それらすべてを含む社会問題を「推し活」に踏襲させた物語で、内容は考えさせられるものがあるが 先が気になって読み進めた彼の他の作品とは違い、私にとってこれは少々退屈な物語であった。 ラストのまとめ方も、その先の絶望を見せず肩透かしをくらったよう。 だがこの読み味は、彼のデビュー作「桐島、部活やめるってよ」でも感じたもので、 作家の個性でもあるのだろう。 | ||||
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| 推しやコミュニティの熱狂がリアルで、共感するほどしんどい。読後感は重いけど、印象に残る一冊。 | ||||
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| なるほど、直木賞や本屋大賞をとる流行作家だけあって読みやすく引き込まれる。 イヤミスと見て読むとラストの落ちが弱い気もするが。 現代のマーケティングとはやってることは宗教団体と何ら変わらない。 人の心の隙間に入り込む。 マスコミに悪とされた宗教は解散だが、ホストもアイドル産業も解散になどならない。 辺野古に集まるジジババもこういうやりがいや仲間との連帯が気持ちよくて反政府運動をしてるのだろう。 こういう小説でネタにされた三浦春馬のファンや参政党の信者はどう思うのだろうね。 | ||||
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| 人はストーリーに魅了され、何かに依存して生きているのかも。 依存先は色々あって、昔は宗教とかだったのが、今結構な割合の人が、推し活になってるというか。 ストーリー性を持たせて没頭させて、視野狭窄になって、夢中にさせれば、幸せを感じられるのかも。 私も「推し」はいますが、ランクや人気を上げるためにCDを積んだり(何枚も購入)、MVのYouTube頑張って回したりとか、妄信的に褒めまくったりとか、そういうのは苦手なので、そういう心理が細かく描写されてて面白かったです。運営側もわかってやってるんだなと。 妙に頑張るファンとかにドン引きするタイプなので、運営からすると自分は都合の良くないファンなんだなと。 小説ジャンルとしては新しく珍しいし、すごく時代にマッチした作品だと思います。 | ||||
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| 2026年本屋大賞受賞おめでとうございます! 朝井リョウ氏の過去作も素晴らしいですが、イン・ザ・メガチャーチで新たなステージに到達したように感じます。 次作も楽しみです。 | ||||
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| 俺は何でも知っているという態度が鼻につく(好き)が、嵐(好き)の活動休止の経済効果が2,000億円と聞けばみんな誰かに縋りたいのだなあと思う 側から見れば本当に宗教めいているのだろう | ||||
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| 『正欲』を読んだときにも感じたのですが、朝井リョウはまさに「今」を取り上げ問題提起することがとても巧い作家さんですね 好感の持てる文体で、ぐいぐいと読んでいくうちに、さあ、あならならどうする、と問いかけてくる 自由になんでも自分で選ぶことができる時代になったからこそ、逆に自分では何も選べず、結局流行に振り回されやすくなっているという皮肉 「この社会は生きづらい。自分はこの世界に不当に扱われていると感じている。そういう状況で信じられそうなものに出会ったとき、人は、その対象に強い共感や感情移入を試みます」 そのしんどさを解消する方法として「推し」を見つけた学生 「推し」にはまる人の性質をマーケティングに活用する仕掛け人 推しを気狂いの所業と「推し」を続けながらも、どこか自分を客観視もしている独身社会人女性 喪失感を埋めるために、自分ならどう生きるだろうか そんなことも考えさせられます | ||||
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| 面白かった。終わるのがもったいなくて‥わざと時間をあけてゆっくり読み返ししながら読みました。 | ||||
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| もともと、アイドル至上主義、推し活の隆盛、ホスト通いとも通じる投げ銭文化、これらによる搾取構造によって分不相応に出費することが「生きがい」とされていることへの違和感を感じていた。 その単なる違和感の正体を、掬い上げ、まざまざとおそろしくなるほどに克明に、当事者すべての目線から見せつけられる。 筆者の洞察力、構成力、表現力に感服しつつ、読むのをやめられない。 現代日本を生きる人全員におすすめしたい一冊。 | ||||
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| まだ半分くらいしか読んでいないが徐々にひきつけれれる。 人それぞれの人格、感情、資質をどのようにとらえコントロールするか面白くなってきた感じ。 | ||||
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| 記述は綿密だし、スピード感もある。一気に読ませる、というのもわかる。 著者が語りたいであろう心理の動きや、おそらくその前提となっている貧しさもわかるような気がする。 でも、進行しているストーリーの背景にある経済規模という意味では、冷静に考えるとそんなに大きくないかもな、と思ってしまう。そういう儲けの話ではなくてもっと別のルートの話が始まるのかな?というとそうでもない。お話のスケール、という意味では「メガ」ではなかったように思う。 登場人物の人物像は、若い人はまあこんなもんかな、というリアリティはある。 しかし年齢が上の人物像には、その年齢の人ならもう少しいろんな経験を積んでるのでは、とか、そもそもこの人はなぜこんなことをしたいんだ、とかいう疑問が生じなくもない。経済規模の大きさをあまり感じられないだけに。 ストーリーに当てはめるために都合よく人物の背景を端折って、単純化しているようにも思う。 あくまでミクロの心理を追う話、としては非常に面白い。 | ||||
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| 最初この本はタイトルから湊かなえさんの『暁星』のような宗教団体が中心の話かと思っていたのですが、実はそうではありませんでした。「メガチャーチ」という言葉は、海外の事例として言及するだけです。 そしてこの話は主に3つの視点で語られるのですが、宗教団体が出てくるのはその中の一つにすぎません。3つの視点というのは、一つは物語を通してアイドルグループのプロモーションを行う、多分秋元康さんのような感じの人たちと、そして彼らの思惑に乗って消費活動、つまり「推し活」という名前の消費活動をさせられている人たち。それから、同じようにかつてはそうした推し活をさせられていたけれど、そのタレントが自殺してしまったので先鋭化していく人たちの3つのグループです。 先ほど一つ目のグループを秋元康さんを連想させると書きましたが、この三つ目のグループに関しては三浦春馬さんを連想する方が多いのではないかと思います。そしてこの話の主なテーマは、物語を通して人たちがこうした推し活のようなものに飲み込まれていく様子ですね。そうした影響は、推し活をプロデュースしていく人たちの中にも及んでいきます。こうした内容なので、ある意味非常に現代的なテーマを扱った本だと思います。 そしてこの本で、内容とは別に表現的に非常に面白い点があったので、それにも触れておきたいです。それは、全く異なる2つの立場の人たちの主張が、ほぼ同時に展開されていくということなんですね。普通はこういうのはチャプターを分けて、片方の視点、そしてその次のチャプターでもう片方の視点という風に書くことがオーソドックスなやり方だと思うのですが、この本ではそれが段落ですらなく、一つのセンテンスの単位でどんどん入れ替わりながら、同時に違う主張が述べられていくのです。 これは多分ミュージカルが好きな人だったら、敵と味方がそれぞれの立場からそれぞれのメロディーで歌って一緒に同時にハモったりするところを見たことがあると思いますが、それに近い感じですね。例えば『レ・ミゼラブル』の「ワン・デイ・モア」なんかも、革命側の学生たちやそれを取り締まるジャベール警部、そしてその二人とも距離を置きながら自分の娘コゼットの恋人としての学生を気遣う主人公の三つの視点が、同時に歌いながらハモっていくようなところがありましたが、それに近い感じです。クラシックでいうと『ニュルンベルクのマイスタージンガー』の序曲でも同じように、複数の3つか4つのメロディが同時に演奏される部分がありますが、感覚的にはあれに非常に近い感じです。それを文字で行うというのが、僕には非常に新鮮で印象的でした。 あと、この本の中では、とある家族の娘が父親に一つの嘘をついていて、その嘘がいつバレるのかというのが、読者もヒヤヒヤしながら一つの焦点となっていくわけですが、それがとにかく引っ張りまくるのが非常に面白かったです。 引っ張って引っ張って、どこまで引っ張るのかと思ったら「ここまで引っ張るのか」と思って、なかなか感心しました。その意味でも非常に面白かったです。 この本も本屋大賞の最終候補にノミネートされていて、それで読みましたが、そういう技巧的な面白さとは別に、本当に僕の個人的な面白さといえば、まだ『殺し屋の営業術』が今のところ一番ですね。それにしても本屋大賞にノミネートされる本は本当にどれも面白くて、どれが本屋大賞を取ってもおかしくないとは思うのですが、こうした多彩な人たちの才能が溢れている社会に生まれてきてよかったと思っています。 | ||||
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| 今年イチの本に出会えました。「人生とは、これまでやってきたことが還ってくるものだと思っていた。」 全世代の方に読んで欲しい作品です。 | ||||
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