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イン・ザ・メガチャーチ
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イン・ザ・メガチャーチの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全109件 21~40 2/6ページ
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| 朝井リョウさんの作品にハマってます。 この作品もすごく面白かった! 読み進めていくと、自分の価値観を揺さぶられてソワソワしてしまうのですが、最後読み切ったときにはまた自分の価値観に収まると言う不思議な感覚でした。 私は年齢も性別も全然違うのに、久保田の価値観に共感してしまいました。 世の中の多数の価値観より、自分が信じるものが正解なんだと改めて確認できる作品でした。 朝井リョウさんの作品にはいつも心を揺さぶられる感覚になるのが面白くて仕方ありません! | ||||
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| 最後の質問で思わずうわって言葉が出ました。頭からなかなか離れない作品。 | ||||
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| 本当に頭がいいんだと思う、朝井リョウは。 著者の社会現象や物事を捉える視点が随所に散りばめられているんだけれど、その視点が秀逸すぎる。 あぁこんなふうに物事を捉えられるからこそ、こういう素敵な作品が生まれるんだなと納得。 正直、「桐島、〜」を読んだとき、その若すぎる文体というか台詞部分が受け入れられずに本を閉じた記憶がある(なんて書くと、朝井氏の"ファンダム"に叱られそうですが笑)。 そこから15年。 こうした新たな大作が生まれるまでに成長されたことを嬉しく思いながも、納得しながら読み進められた。 2025-26の年末年始で読みましたが、間違いなくベストワン・オブ・ザ・イヤーを更新! それにしても最後の終わり方も秀逸で、思わず「そこで終わるー?」と叫んでしまった。 | ||||
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| これは、「推し活について説明する本」ではありません。 読んでいるうちに、 自分がどこに立っているのか、 少しわからなくなる本でした。 推すことは、寂しさの結果だと思っていました。 でもこの本では、 推すことそのものが、 寂しさとどう付き合うかの一つの形として描かれています。 その視点が、静かに残ります。 この本は、 誰かを悪者にしません。 騙す人と、騙される人、 という分け方もしません。 どちらにも、足りないものがある。 ただ、それだけが置かれています。 メガチャーチという言葉も、 怖がらせるためではなく、 構造を説明するために使われています。 居場所があって、 仲間がいて、 物語があって、 安心できる。 だから、人はそこに入る。 それ以上でも、それ以下でもありません。 読んでいて感じたのは、 没入が弱さとしてではなく、 機能の一つとして描かれている、ということでした。 自分を少し忘れること。 世界を少し小さくすること。 それが必要とされる場面もある、 という距離感で語られています。 この本は、 推し活が好きな人に向けた本ではない気がします。 むしろ、 自分は外側にいると思ってきた人。 物語に流されないつもりでいた人。 そういう人に、 そっと近づいてきます。 読み終わっても、 すっきりはしません。 答えもありません。 ただ、ひとつだけ、 手元に残るものがあります。 いま自分が信じているものは、 本当に自分で選んだものなのか。 それとも、 そうしたほうが楽だっただけなのか。 | ||||
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| BSの「あの本読みました?」という番組で年間大賞をとった作品。直木賞受賞作と同程度に売れている。 韓国や日本を舞台に現実で起きている、メンバーをオーデイションで絞り込み、デビューさせる男性アイドルグループへの「推し活」をめぐる小説だ。これは小説にはないが、Kポップ・アイドルは世界の音楽チャートを席巻した。しかしシステマチックな組織的応援が、はたして真の楽曲人気と言えるか疑問視され、世界チャートから独立したKポップチャートとして分離されてしまった。 この現実をベースにし、小説は「推し活」の熱狂を描いていく。最後に答えはなく、ただ熱狂の果てが描かれて小説は終わる。 この熱狂は、決して新しいものではない。AKBのCDの売れ方だった似ていた。そしてそれは、お金をつぎ込んで不幸になればなるほど熱狂していくカルト宗教と同じ構造を持つ。 これは何なのだ。日本人だからなのか。それとも、現代の社会構造がそうさせるのか。それとも…。と考え始めるきっかけになる。これだけ厚い一冊をしても、問題提起の端緒しかほのめかされない巨大なナニカを描いている。 秀逸な一冊だ。 | ||||
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| 今、を理解するのにとても良い本でした。推し活って全く理解できない世界でしたが、ちゃんとこれを狙って仕掛ける人の存在も理解できました。 | ||||
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| 推し活、メンズ美容、陰謀論など、令和時代のあれこれが詰め込まれた作品で、さまざまな意味で面白かったです。 当の私もアイドルヲタクする30代女性の1人として、登場人物に自分を重ねてしまいました。 「なんでアイドルを推すの?」と聞かれた時に回答に困ったこともありましたが、この小説は「推す」ことの陰と陽が描かれており、自分の中の「アイドルヲタク」としての消費活動を考え直すきっかけにもなりました。 これだけ様々な角度から描かれているのに、最後はシンプルな答えで終わる点がとても印象的でした。 身近な人に愛を伝えながら、視野を広げて生きようと思います。 | ||||
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| なんとなく理解している気になっていた物事が言語化されていく気持ちよさがありました。 | ||||
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| 昭和世代にはついていけそうにない始まりから、自分を燃焼し尽くす、それも最愛の人のためにという終幕の主人公の昂揚感まで、息が詰まるほどの感動と戸惑いが今もって止まりません❗️なんという現代の風刺画、恐ろしいまでの昂揚感、そして虚しさ。良くも悪しくも現代をもののみごとにうつしとっています。息苦しいまでの感動です❗️ | ||||
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| めちゃくちゃ面白かったです 何かに熱狂するのに必要なのは物語…熱狂に堕ちて行く3人の心理描写、それを側から観測している他の登場人物たち マーケティングの教科書かなと思うぐらいの学びもありました あと何故か映画 天気の子 も思い出しました、この世界は確かに狂ってるのかもしれないし、人は何かに狂わずにはいられないのかもしれない… と語りかけてくるようなところでグッときました 完全教祖マニュアルって本、好きな人は好きな小説だと思います、星5つです | ||||
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| 何というか、ヘビーですね。 推し活を通しておかしくなっていく人達。 推し活とは別にアイドルに留まらない。 自ら視野を狭めて、自ら生み出した物語に没頭していくこと。 それに気付いていても、なおも没頭すること。 狂気にも感じるが、自分を使い切る達成感。 視野を狭めて自分を見つけることができた澄香。 ただ、推し活以外の人間関係は失っている。 元々、INFPで人間関係に悩んでいたが、結果的に良いのか分からない。 視野を狭めて社会的立場を失った澄香の父、久保田。 推し活の信仰心を煽る立場でありながら、孤独と過去の後悔ゆえに、自らの感情にのみ従った行動を起こし、全てを失った。 熱狂的なオタ活女子、隅川。 推す俳優の死をきっかけに怪しげな団体に入る、しかし内心はおかしなことに気付いており、無理に団体のマインドをインプットしている。 チャーチマーケターで俯瞰的な立場である国見の、俯瞰している人間は間違わないが間違っていないだけという言葉。 本書の登場人物は視野が狭い→広く、広い→狭くと思考が変わっていく。 ダメージを受けている側は狭くになった側と私は思う。 まぁそれくらい痛い目にあった方が、人生のネタになるし、失敗を活かせるしいいのかもしれませんね。 重量級な読み応えが好きな人にはおすすめな一冊です。 私は好きでした。 | ||||
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| 私もこのストーリーに取り込まれて視野狭窄を起こす所でした(賞賛)。 とてもお勧めです。 隅川も、澄香もどちらも「すみちゃん」なのが秀逸だし、2人とも取り込まれているストーリーは違うけど、根底の部分は同じなんだとかなり序盤から、所々重なる所があって面白かった。 最近推しが出来たのですが、自分の基盤よりも先にその対象を優先してしまうと身体、時間、お金の面で自己破産してしまうので、取り込まれ過ぎないように常に自分の生き方を疑って行こうという気持ちになった。 でも、本当に幸福になりたいなら、自ら物語に取り込まれに行ってもそれはそれで、他人に真似できない人生が待っていそうでとてもワクワクする。 推し活も宗教も、視野を狭くした信者たちから現金を回収するという点では変わらないとは日頃から思っていたけど、このように清々しく重ねて書いている物語は初めてで、とても令和らしいと思った。 やっぱり人は崇拝する対象があった方が幸せに生きていけるっていうのは本当だと思う。神だったり推しだったり、絶対に変わらないと思わせてくれるような存在がいてくれた方が幸福度は高いだろうと思う。 | ||||
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| 登場人物の心理・行動は一見突拍子もないが、とてもよく理解できる。 理解できるから、のめりこめる。 最近一番の名作。 | ||||
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| 本作のキーワードは「視野」だろう。 個人的に、朝井リョウの小説の型は、まず身につまされ、次に改心させられ、次にその改心の浅はかさを指摘され、最後に少しだけの救いが残される、そういうものだと考える。 本作も、新たに提示された価値観により、読む前の価値観との振れ幅がまず担保される。そして、その意図的に引き延ばされた価値観のピストンのなかで、気がつけば最適解という救いに渇望させられた。 朝井リョウでしか得られない読後感が本作にも健在だった。 朝井リョウファンは必読です。 | ||||
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| 最近読んだ中で、群を抜いて面白かった。そして、三者の人生や背景と自分を重ね合わせ、胸が苦しくなった。正解のない現代社会。そんな時代だから、正解に目を向けずに信じることに盲信する事が、どこまでも心地良くなる。そして、その先の狂気。 三者三様の混沌がやがて絡まり一つになるカオス。 傑作だった。 | ||||
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| この本を手に取ったのは、ユヴァルノアハラリ氏の「Nexus」を読了した直後でした。同書の内容とリンクする部分があり、現代日本社会におけるケーススタディのような感覚で、とても興味深く読みました。「推し活」というカジュアルなテーマでありながら、人間の本質を改めて考えさせられる内容だと思います。 また、登場人物のリアルな心理描写は、時に足がすくむような怖さがあり、殺人鬼やゴーストが出てくるわけではないのに、終始ハラハラしながら読み進めました。 良い読書体験でした。 | ||||
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| 本の内容については大変面白かったです。売れているだけのことがあります。 過去にAmazonで本を何点か購入しましたが たまたまでしょうか…どのジャンルもラップがしてあったので安心して注文しましたが 今回はラップはしてなくて、輸送のせいかカバーもズレて折り目付きで入ってました。 本好きさんで、本を大切にキレイに読みたい人は最初にガッカリしないよう実店舗で買うことをオススメします。 | ||||
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| 『ファンダムマーケティング (著:高野 修平氏)』の読了直後に読んだので、仕掛ける側のリアルさが増して読むことができたせいか面白いを越えて怖さを感じる本でした。 久保田の人生も、澄香の人生も、すみちゃんの人生も、 国見の人生も正解とも言い切れない人生ですが、否定するような人生でもなく、 視野を広く持つよりも狭く持つ方が確かに幸せなのかもといろいろ考えさせらせました。 行動の度合いにより周囲からの軽蔑を受けることもあるとは思いますが、 それを気にして何もしないのか、行動して内側で燃え尽きるまで没頭するのか。 どちらの人生が楽しいのだろうかを考えてしまいます。 個人的には国見のコメントで 「昔は間違えなければ正解に辿り着けたが、今はただの間違えなかった人。何も残らないただの間違えなかった人」 的な発言がありましたが、 本当そうですよね。。。 物語も何もない、ただの間違えなかった人にはなりたくないなと思いつつ、 視野の狭さで回りがみえなくなるのも避けたいと思いつつ、 そんな絶妙なバランスが正解でもないのだろうなと思いつつ、 結局、熱狂と没頭の中で他人への思いやりをどこまで保てるかという事なのでしょうかね??? 良い本でした。 (映像化希望です ※最後のシーンが凄い良さげ) | ||||
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| この本でほぼ確実にモデルになっているであろう日本の視聴者投票型オーディションで生まれたボーイズグループのオタクです。 (熱狂的な一万人ほどではないですが..) 朝井リョウさんもその界隈なの?どうやってその情報を知り得たの?ってくらいあまりにもリアルなオタクの表現に思わず声を出しながら読んでしまいました。 すべてにおいて驚きましたが特に、「Youtubeの視聴回数、現在地がアメリカの設定になってたらカウントされないから注意して!と呼びかけるオタク」、「何枚CDを購入したかオタク同士で教え合うのはタブーとされている」あたりのリアルさが言葉を失うほどでした… 熱狂的な推し活をする人は「自他境界が曖昧で視野狭窄を起こしやすい人」とオタクにとってはかなり耳が痛い表現がなされています。しかし、この本は決して推し活をディスる意図はなくむしろ肯定していると全体を読んでわかりました。 現代にはこうしたら正解に辿り着けるという勝ちルートが存在しない、視野を広げれば自分が広大な海のような世界の中でどこに行けばいいのか、自分を余らせてしまう苦しさを感じてしまう、そんな時に自分が共感できる、身を預けられる物語を信じ込むことで自分を使い切ることができるのだと。 世間的に正しい、と思われる道を歩んでいる人も結局は何かの物語に熱中している、そして物語を選ばない人も結局は選ばなかったという結果が残るだけで何かを得られるわけではない。 例え、画面の中にあるアイドルがチャーチマーケティングの構造のもとで生まれた物語のコマのひとつであったとしても自分を使い切ることができればそれでいいじゃないか、と思いました。 私はこれからもアイドルを応援していき、自分の金銭、時間を溶かしていくと思いますが、この本を読んでしまった今は、オタクの自分と同時に、その自分を上から客観的に構造的に眺めるようなもう1人の自分が存在してしまうと思います。そんな本でした。 | ||||
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| Youtubeのお勧め本として紹介されていたので読了。メガチャーチというコトバを初めて知りました。メガチャーチとは、一度の礼拝に2,000人以上が集まる巨大なプロテスタント教会のことらしい。このタイトルの意味合いは内容を読むと上手いネーミングだと分かる。アイドル目線、アイドル推しの古参目線、アイドル推しの新人目線、プロデューサー目線のそれぞれの視点で、物語が進み、微妙に点と点が線で繋がる。日本の闇にも切り込んでいるのも興味深い。それぞれの立場の想いに共感できて凄く面白い。なお、自分は推し新人側が8割、プロデューサー側(≒仕事している50代目線という意味)2割なので本作品を楽しめました。推しがいると本当に人生が楽しいですね。 | ||||
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