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Iの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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| たくさん人が死ぬエンドを選んでしまいました。 レビューの中には結末は変わらないと書いている人がいますが、明確に結末は変わります。冒頭に四角の中の数字を選ぶところがあるので、そこを念頭において読むといいですよ。 ここからはネタバレありの感想です。 道尾秀介さんの作品は初めて読みました。仕掛けを抜きにしても読みやすかったし、色々と考えさせられる話でした。東野圭吾さんの「殺人の門」という本を読んだ時から、人を殺す人と殺さない人とで何が違うんだろう?と考えていたのですが、この本の中には一つの答えがありました。 あとは社会問題。あの境遇で生きていく人たち、彼らは実在しているんだと、心が苦しくなりました。 最近SNSなどで無責任な生活ハックやら美容法などが流れてきますが、あの子に起きたことも今の時代を反映しているなと思いました。 ここからは本当のネタバレ。 人がたくさん死ぬ結末のラストは死んだ人がどちらとも取れるものでしたが、こっちだったら何も知らないまま相手を失うし、あっちだったら自分がしたことの重みを知って絶望だろうなと。多分前者なのかな?叙述トリックの不意打ちもあって面白かったです。 | ||||
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| 「結末が変わらない」と書いているレビューを見かけたので、訂正したく。 読む順番を変えるだけで、明確に結末は変わります。「印象だけ変わる」とかではなく、ストーリーそのものが全く別のものになります。 どうやったら結末が変わるんだ?と思いながら読み進めていましたが、読み終わってトリックの全容を理解したときには、その緻密な構成に感動しました。 読む順番を変えることで、2つの物語の時系列が変わります。たったそれだけですが、この仕掛けで一部の登場人物が変わります。それにより、発生する事件の数も生き残る人の数もちゃんと変わります。 もちろん主人公たちのラストも変わります。 一部の節では語り手すらも変わります。 ここが本当に良くできたトリックだなと、思わず舌を巻いてしまいました。 小説ならではのトリックが満載だと思います。 ちゃんと読めば、細々した描写が示す事実に気付いて感嘆すること請け合いです!そして各章のタイトル回収もお見事です。 | ||||
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| 子どもと反対から読んで楽しんでます まだ2人とも読み終わってないのですが、今から感想の言い合いが楽しみです | ||||
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| 当初は理解できなかったが、要するに読んだ順を時系列とすれば生き残ったり死んだりするらしい。すると片方の順に読む場合に主人公の行動にかなりの違和感がある。 | ||||
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| 自分の頭ではよく理解できませんでした。。どっちから読んでも読むものが同じなのにどっちが大量に死んでどっちかは死なないとは??時系列がずらされてるのかもしれないが少なくとも死んだ描写が描かれている人たちは死んでるよね?? | ||||
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| 人が死なない結末を先に読みましたが、その後に逆の読み方をするともう凄惨すぎて哀れすぎて声が出ない。。最高(笑) あの最後の「濁った橙色の光」の描写とかゾゾワっと鳥肌です。 全ての文脈や小道具がひとつとして取りこぼさずに綺麗に繋がってるんですよね。 様々な媒体のインタビューもひと通り拝見しましたが、道尾さんてほんと楽しみながら小説描いているのが伝わってくる。楽しくて楽しくて仕方なくてもっとやってやろう!ってメモ取って喜んでる感じが◎ 作者も読者も同じくらいの最上級の分量で楽しめるって本当に最高な読書時間ですよね。 過去のNとかも再読したくなってきました!今後の作品にも更なる期待をしています☆ | ||||
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| 「N」は読む順番によって各短編の印象が変化する仕掛けでしたが、「I」は読む順番によって明確に結末が変わる仕掛けになっています。 私が読んだ順番では主人公を含め罪のない多くの人が命を落とす展開になってしまいましたが、読み終わった直後は「あれ? つまりどっちだったんだ?」と混乱してしまい、時系列のメモを取ってようやく全体像を掴むことができました。 記憶が薄れてきた頃に、今度は逆の順番で読んでみたいです。 WEB上に「どちらの順番で読んでも印象が変わるだけで、結末は同じだった」というレビューが散見されたため、一つだけ補足したいです。 冒頭の「どちらの順番で読むか、ここで決めていただきます。」と記載されているページのルールをしっかり確認した上で、もう一度読み返してみてください。 物語中の“ある一箇所”が変わるだけで、登場人物たちの運命が全く異なるものになります。 本作は一箇所でも矛盾が生じると成立しない構造になっていますが、どこにも破綻がなく、全体が緻密に噛み合っていることにただただ脱帽しました。 道尾秀介さんの物語の構築力と、読者への情報提示の巧みさを改めて実感します。 上下反転しても読めるアルファベットがまだまだ「H」、「O」、「S」、「X」とあるので、また素晴らしい発想の作品が出版されることを楽しみにしています! | ||||
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| ネタバレ無しレビューです。 前半ペトリコール、後半ゲオスミンの、大きく分けて2章から構成される一冊。 どちらの章も殺人事件が絡む重々しい内容の物語となっており、また相互的にリンクするような内容になっています。 「読む順番によって登場人物たちの生死が変化する」というキャッチコピーですが、これが確かに見事に実行されており、圧巻の構成力を感じさせる内容でした。 劇中で扱われる、本筋となる1つの出来事と、それに絡んでくる複数の登場人物が存在するとして、そこには付随する無数の情報が存在します。誰にでもわかりやすいところでいうと、この時この人はどこで何をしている、どんな過去を持っている、どんな感情と目的を現在はもっている、など。作家がそこを掘り下げようと思えば、情報というのは無限にも持たせることができます。 道尾秀介氏という小説家はこの無数の情報を操る魔術師のような存在で、「どの情報をどの順番で読者にどこまで伝えるか」というコントロールが物凄く上手いなと再認識させられた小説でした。 思わず「はっ…!?」と声を上げてしまうほどの衝撃を持つ一周目、そして全てを理解してからの復習となる二周目と、ページをめくる手が止まらないストーリーでした。 過去の「いけない」「N」などの作品もそうですが、ここまでの小説ならではの物語は、良い意味で映像化は不可能でしょう。 | ||||
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| Nに続きとても楽しく読めました。 ただNもだけど帯に書かれてる順番で結末が変わるってのはちょっと大袈裟だなと思います。あくまで一本筋の通ったお話なので片方しか読めないとかのルールなら分かるけど、どちらも読むのなら最終的な情報量が一緒だから結末は変わらないなぁと思う。 情報を上書きする順番が変わる事で感じる印象が変わるってのはあると思いますが、難点を上げると 例えば希望的エンド→絶望的エンドの順番で読むと先に希望的エンドを知ってるから絶望的エンドを読んでも絶望感じない(もう一個の話で助かる事を知ってしまっているから)のは良くないかもなと思いました。自分はそれで読んだので助かるじゃんってなっちゃったので。もちろん希望的エンドにない方の情報を絶望的エンドの話から摂取できるし、二つの話で一本の物語を構成するとどちらかでどちらかのネタバレを含むのも当たり前なんですが、今作の場合は逆の順番の方がよりカタルシスがあったかなぁなんて思ったり。 まあマーケティングに対してこんなこと言うのは野暮ですね、内容は面白かったし長さもちょうど良いくらいで読みやすくとてもオススメな一冊です。 | ||||
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| まず、帯に「殺すか、救うか」とありましたが、読了して思ったのは、それぞれの結果がどうであれ、この短い言葉では表すことのできない苦境や苦悩を登場人物たちは味わってきたんだなぁということ。 まあ、1章が160ページ位ずつありますので、当然、それぞれひとつの物語としても深い。 読み方により読後の印象が変わるので、内容には触れないでおきますが、キーワードひとつくらいなら出しても怒られないでしょうか。。。 「赤い傘」 このキーワードが結構大切だったように思います。心に留めておくと、内容がよりクリアに頭に入り両章のつながりも見え、面白さが増すというか。 この本を読むにあたり、以前に出版された「N」を思い出しましたが、本はその内容だけでなく、読み方を選択することもまたエンタメになり得ますね。 今回のほうが2章ゆえシンプルで、その分、Nでは複雑さを感じた方も十分楽しめるのではないかと思います。 ちなみに私は「ゲオスミン」から読みました。 将来、本の内容に関する記憶が薄くなり、全体を忘れかけた頃、今度は逆から読もうと思います。 | ||||
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