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迷路館の殺人
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迷路館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全90件 61~80 4/5ページ
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斬新です!!この手のミステリーは私は初めてです。最後の最後の最後まで完全に騙されましたorz綾辻さんの作品は読んでて本当に楽しいです!!! | ||||
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十角館、水車館、そしてこの迷路館を読みました。次に待ち構える人形館も読むつもりです。 三作品を読み終えて感じたことは、”綾辻さんのエネルギー”。 本格ミステリーを愛してやまない綾辻さんのエネルギー・執念・完全性をひしひしと感じてしまいました。 特に本作品。 クライマックスでは、一度右肩をどんと押され、さらにその後両肩をどん!!!と押されて、逆でんぐり返しをさせられてしまった感があります。 すごい。 まず、最初の設定でわくわくします。作中作(本の中に本がある)。迷路館の地図。……絶対大どんでん返しが来る。 ちなみに、まだ前ニ作品を読んでない方は、そちらをまず読むことをお勧めします。 島田潔を知ってください。 私は今までの作品の中では、一番好きかも。 人形館は本当賛否両論ですね。どうなんでしょう。 | ||||
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引退した推理作家の大御所の遺産をめぐり、四人の若手作家が地下の館〈迷路館〉に 缶詰めにされ、推理小説の競作をさせられるという稚気溢れる設定。そして、鹿谷門実 なる推理作家の小説を作中作として組みこむという企みに満ちた構成と作者十八番の 叙述トリックによって演出されるどんでん返しなど、本作では、のちの「新本格」作品に 多大な影響を与えた手法の組み合わせが、先駆的に用いられています。 そのため、本作を読めば、「新本格」の騙しのイロハがわかるという教科書的な作品 ともなっています(その他にも、チェスタトンの「折れた剣」を援用した“首切りの論理” や時代を感じさせるワープロによるダイイング・メッセージなどが啓蒙的かつ印象的)。 悪ズレしないうちに本作を読んで、素直に驚けた人は、幸いです。 | ||||
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かなり衝撃を喰らいました。なんてったって本の中に本。それに事件以外でも綾辻さんはサプライズを用意してくれています。 本格ミステリファンとしては、やはり本格ミステリを読みあさるにあたって必ず読みたいのがこの館シリーズ。とにかく本格ミステリファンにはオススメ。この後の「人形館」「時計館」「黒猫館」「暗黒館」「びっくり館」も楽しみにしていますが、やっぱ次作はハードル上がっちゃいますよね。この衝撃を超えられるか!!こういうので綾辻さんのファンになるかどうかが割れちゃうんだと思っています。 とにかく、まだ読んでいない「人形館」に期待!!です。 | ||||
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非常に面白かった作品です。小説の中に小説があり、登場人物が推理作家のためその中にも小説があるという設定です。この人が犯人なのではないかと思ったのがまたしても最後で綾辻さんの罠にかかってしまいましたね。綾辻さんはホント侮れない作家ですねぇ。それからこの小説を100%楽しみたい方には他の方がおっしゃっていたようにこれ以後の作品を事前に読んでいないことですね。もちろん十角館と水車館は事前に読んでおくべきです。私の場合は時計館を迷路館よりも先に読んでしまったためある部分ではわかってしまってちょっと後悔しています。ですが肝心の本作部分は見事にはめられました。本当の真犯人はホントにわかりませんでした。読んでいく途中でずっとあの人が犯人であるとばっかり思っていたので・・・。この作品はですね、文章に非常によく注意して読むことですね。ほんとにそれをまざまざと思い知らされました。まさに『作中作』です。それをほんとに思い知らされた作品です。『作中作』であること。これに注意することですね。本当に大胆な発想で素晴らしいです。犯人がわかった人はすごいですね。 | ||||
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作中作において、(作中作の)見立て殺人が起こるという、言葉にすると何とも分かりにくい作品。 作中作の犯人はミステリーをよく読む人なら途中でピンと来る人も多いだろう。 現に私も途中まで読んで「なんてお粗末なトリックなのだろう」と呆れてしまいました。 しかし、流石は綾辻さん。 最後の<エピローグ>では見事に私が負けました。 うーむ、流石は名探偵の島田さんですねぇ……。 | ||||
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一体何度驚かせてくれるんだ!!?と推理ファンとして幸せになるぐらいの衝撃をこの一冊はく れますよ! もう読み始め迷路館の平面図を見ただけでウキウキ気分になるが、地下という設定上の息が 詰まりそうになるぐらいの緊迫感に後半のほどよい加速と頁を捲る手が止められないですね。 色々推理して最後はな〜んだ案外あっけないじゃんと思いきや...凄い構成力だ。。綾辻氏に 拍手パチパチ! 迷路のように入り組んでるのは惨劇の舞台だけじゃなく、本の中に本があり騙し騙され合うよ うな一種皮肉なストーリー展開の事。そして何よりも読み手自身の頭の中。おススメです。 | ||||
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一体何度驚かせてくれるんだ!!?と推理ファンとして幸せになるぐらいの衝撃をこの一冊はく れますよ! もう読み始め迷路館の平面図を見ただけでウキウキ気分になるが、地下という設定上の息が 詰まりそうになるぐらいの緊迫感に後半のほどよい加速と頁を捲る手が止められないですね。 色々推理して最後はな〜んだ案外あっけないじゃんと思いきや...凄い構成力だ。。綾辻氏に 拍手パチパチ! 迷路のように入り組んでるのは惨劇の舞台だけじゃなく、本の中に本があり騙し騙され合うよ うな一種皮肉なストーリー展開の事。そして何よりも読み手自身の頭の中。おススメです。 | ||||
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できればこのシリーズは順番に読みたかったんだけど図書館で手に入らなかったので順番は違ってしまった。 でもでもでも いやぁ…順番なんてどうでもいいっっ! とにかくすごい作品でした。 実を言うと、ストーリー半ばぐらいでトリック(?)やら犯人やらは気付いてしまった。 な〜んだ、ちょっと物足りないなぁ…なんて思った私は最後で「おおおっっ!」と唸らされる。 なるほど、そこには気付かなかったなぁ…さすがだわ。 なんて思ったのも束の間最後の最後でまたまたやられてしまった。 一瞬「え?え?どういう意味?」と最後の数ページをもう一度読み直したぐらい。 「作中作」という言葉の意味をこの作品で嫌ってほど思い知らされます。 綾辻氏って本当にすごい☆ | ||||
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作中作、という試みが大変興味深かったです。 隠し部屋、隠し通路は館シリーズの定番だからよいとして、 ラストのオチ(犯人当て)は「うーん?」派でした。 たしかに盲点ではあるんでしたしラノベとかで使うにはいいんですが、 本格ミステリでやるにはどうかなあという感は正直ありました。 よく出来てるけどちょっと惜しかったので★4つで。 それでも十分に楽しませていただきました。名作だと思います。 | ||||
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良い意味で、裏切りに次ぐ裏切りが続き、 最後の最後まで「やられた!」と言わされる作品でした。 やはり、最終ポイントは、著者「鹿谷門美」は誰? というところですが、私はすっかり騙されてしまいました。 但し、「十角館・・・」から順番に読んでいない読者にとっては、 何の意味もないかもしれませんが。 劇中劇という手法といい、真犯人の意外性といい、 私にとってはシリーズ最高傑作です。 | ||||
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おもしろかったです。 読めばわかりますが本作は二重のどんでん返しがあります。島田探偵も活躍していますしね。 しかし、例の終盤のオチ・・・よっぽど注意してなきゃ絶対○○さんは○○だと解釈してしまうと思うのですが・・・。まあ作者は○○さんが○○だと断定するようなことは書いていないわけですからギリギリセーフなんでしょうがね。まあ○○さんを○○だと思い込んでしまった僕ら読者の負けでしょうかね。 | ||||
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趣向がものすっごく凝らされている本です。 本の中に本が入っており,推理の裏に誰にも気づかれない暴露があり,最後のページまでぎゃふんの仕掛けありで,読後感がとてもよかったです。 ただ,迷路がらみの謎解きには不満に感じるところもあり,途中,読むスピードが低下するのを感じてしまいましたが,お仕舞いまでの流れの中では小さなことです。 とにかく,本の中をさまよう快感のひと時をどうぞ。 | ||||
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本の中に、また本が入ってるという構成が気に入りました。 シシヤカドミの、実質のデビューです。 ここまでは、島田潔でしたけど、師と崇める島田荘司からなんか文句言われたんでしょうか? それとも、ようやくひとり立ちできる、と綾辻自身が思って仕切りなおししたんでしょうか?? 内容も良かったです。 地下にあるってのが、ほかの館と一風変わってるし 込み入ったまさにラビリンスな館というだけで、モルモルンでっす! これもシリーズでは上に来るほどのでした!! | ||||
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凄い、としか言いようがないです。 作中作、という趣向自体が素晴らしい。 設定はよくあるパターンだけど、其処でひとつ光るものがあるのは、流石綾辻といった感じです。 読んでいくうちに、正に「迷路」に迷い込んだような錯覚を覚えます。 読みやすいし、分かりやすい。 是非読んでみて下さい。 | ||||
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とにかくトリックがすばらしい!! 正直、十角館の殺人をこえることはないだろうと思っていたのですが、 さすが綾辻先生。見事に私の予想を裏切ってくれました(笑) 毎度、絶対にトリックを見破ろうと頑張るのですが、やはり今回も惨敗でした('д`) いくら頭を真っ白にリセットして読み始めたつもりでも、人間はなかなか先入観を捨てられないもんだなぁと、これを読んでしみじみ感じました。 あまり書くとネタばれしそうなので、このくらいにしておきますが、 できれば、これを読む前に、これ以前の“館”シリーズを読んでからにすると さらの楽しめること間違いなしですo(^▽^)o | ||||
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作中作という、非常に凝った作品。 本の中に本があり、目次や登場人物紹介、あとがきまである。 出版社も良くやると言うか、逆に、ここまでやらないと、この作品の 雰囲気が出ないと言うべきかか。 作中作の中で、館に集合した作家達が、自分の書いた小説の通り に殺されていくという、小説自体が迷路のように入り組んだ作品 である。 ただ、作品の中で、作中作の作者がフェア・アンフェアに必要以上 に気を遣うと書いているが、ある人物の記述は、やはり卑怯だという 気がする。 大胆な構成で、最後の最後まで楽しめる、お勧めの作品です。 | ||||
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今回こそは、綾辻さんのトリックに騙されないぞと心に決めたにも関わらず、 あっさり敗退(笑)。 本当に、最初の一ページ目で既に騙されてたんですね…。 だって気付くわけ無いよあんなの(負け惜しみ)!! あの時点で気付く人なんているのかな?いたとしたら探偵の素質があるのではないかしら。 館シリーズの3作品目となる迷路館ですが、やはり「十角館」「水車館」の 順番で読む事をおススメします。その方が面白さ倍増。 もし余裕があれば、「水車館」の後、本作に入る前に、「霧越邸殺人事件」 も読んでみてくださいね。迷路館と密かにリンクしている箇所があるので、 ニヤッとすること間違い無し。 最後の最後まで油断は禁物ですよ!終わったと思っても、 まだまだ全然終わってないのが迷路館なんですからね……。 | ||||
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館シリーズ自体が、もろ本格で、非現実的な設定で謎解きやトリックを純粋に楽しむものだから、よくある舞台設定なのはまるで問題なし。 その手の事を気にするならば社会派ミステリイを読めばいいだけのこと。 作中作(作品の中で登場人物により作品が描かれる)自体はありふれているけれど、装丁にここまで徹底しているのには拍手。 しかも時代を考えると版元にも拍手を惜しまない。 後味の悪さは若干ある、そいつが星一つ分。 でも純粋に面白く楽しめました。 | ||||
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この本を100%楽しむためにはいくつかの条件があります。 1. 著者の作である「十角館の殺人」、「水車館の殺人」を先に読んでいること。 2. 著者の本作以降の「館シリーズ」は読んでいないこと。 3. ここのレビューを読んでいないこと(極めてきわどい内容のものが含まれています)。 1を満たされていない方は是非お読みになって下さい。 2,3については、これらを読むことによって、本作の核心部分ではないのですが、「知ってしまうこと」があります。 このことを「知ってしまう」と、本作の読み方にも少なからず影響が出ます。 (ただし、もし既にそのことを知ってしまったにしろ、おすすめできる作品です。) | ||||
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