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迷路館の殺人
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迷路館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全90件 1~20 1/5ページ
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「作中作」という枠組みが最後の最後に意味をもつ。館シリーズの中でも個人的に好みな一作です。 次に映像化されるのはこれがいいなと思っています。 | ||||
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まさに神か悪魔か綾辻行人かという作品でした。 | ||||
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綾辻氏の「嘘は言わないけど大事な点を上手く隠して描写する」効果がこの作品でもしっかり練り込まれており、最後の最後で「え~~…」と声が漏れてしまった(笑) ただ、ミステリ初心者の私でも、三作目ともなると「あれはこうではないか?」がたまに当たっていたりして嬉しくなる。 一つだけ。作中作、が大きなテーマになるが、章のタイトルが「○番目の作品」とあると、もうその瞬間から作中作が始まっているのかと錯覚してしまい途中でやっと気づくということがあった。読解下手な私だけかもしれないが、注意。次作も楽しみ。 | ||||
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トリック自体は別になんてことない。 前作前々作と館にギミックがあるのだから今回もあるんだろうなと思っていた。被害者もすぐにわかります。 とにかくシリーズを読んでいない方は1冊目から読んだ方がいいかもしれない。 何が良かったかといえば、読みやすかった所ですかね。 十角館も水車館も登場人物の人となりをすぐ覚えられて、没入しやすかった。 できればもう少し部屋の描写が詳細であればよかった。 真犯人の血に関してはちょっと無理があるかな? 一瞬体勢を崩した程度で絨毯に付着するのはさすがにありえないと思う。 ここまで3作読んで、ミステリというよりミスリードに力入れてるなと感じました。 | ||||
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閉じ込められた館で次々と起こる殺人、誰が犯人なのか、どうやって館から脱出するのか、想像を膨らましながら充分に楽しめました。館シリーズの時代ならではの描写も味わった感じでした。次に読みたいのは……!! | ||||
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館シリーズ中盤までしか読んでないけど、今のところ迷路館が一番好き!犯人は多分この人なんだろうなーと思いつつ、それだと前作とオチが似てるんだよなーと思いつつ、謎解きパートでやっぱそうかーと思ってたら、最後に「え…?」。絶対に読者が驚くようになってるの本当すごい! ミステリのいろんな要素が盛りだくさんで、やり過ぎ感もあるけど、それが贅沢で超楽しかった! | ||||
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「十角館」やこのあとの「時計館」のような驚愕のトリックはないものの、しっかり作りこまれている。登場人物ひとりひとりのキャラがたっており、展開もスピーディーで読んでいて楽しい。大傑作とまではいえないかもしれないが、読んで損はない良作と思う。 | ||||
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推理小説ならではの隠し味が随所に利いていて、とても楽しめる作品でした。 作品の本線においては、文中の次の記述に代表される虚構感とでもいうか、一体どちらが表でどちらが裏なのか分からない二重構造にくらっと来ましたね。 《ぐらん、と強い眩暈(めまい)に襲われた。現実と虚構──その狭間に、みずからの存在がずるずると引き込まれていくような感覚とともに。》p.257 話の本線とは直接関係ないですが、推理小説マニアである島田 潔(きよし)の趣味や好みにも、「おっ!」と嬉しくなりましたね。 巻末、前川 淳氏の「解説」で紹介されている折り紙の〝悪魔〟であるとか、海外ミステリ作家では殊に〝ジョン・ディクスン・カー〟が好きだと言っているところとか。島田 潔のキャラと、ショーマンシップ精神にあふれたカーの雉気とは、共鳴し合うように感じます。 雉気と言えば、409頁の図に示された仕掛け、からくりには、本当に嬉しくなってしまった。綾辻氏の遊び心に⚪ならぬ二重丸を。 | ||||
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最後まで読んでないのかな?と思われるレビューがあって気になりました。あそこが最後ではないですよ、私もここで終わり!?と思って一瞬本を閉じてしまいそうになりましたが、あとがきにしては残りのページ数が多いし、小説の中の小説を読んでいたことを思い出して残りのページを読みました。 この作品は数十年前のものなので、真新しさを感じない人もいるかもしれませんが、今でも十二分に楽しめる作品だと私は思います。 登場人物が多いけれど、登場人物紹介ページがありますのでなんとかなります。 十角館の次にこちらを読んでしまったので、水車館をこれから読もうと思います。 こういう映像化は難しい作品は、本を開かないと出会えませんね。推理小説好きは押さえておきたいシリーズです。 グロテスクな描写は一部ありますが、さほど酷くはありません。 綾辻行人初心者さんは「十角館の殺人」から読むのをおすすめいたします。おもしろいですよ♪ | ||||
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最後まで犯人が特定出来ないミステリー、読書することに夢中になる小説、を求めていましたが、綾辻先生の「館シリーズ」で、解決しました。 この作品は中でも完璧と言える(最後まで犯人が判らない、ページをめくるのに夢中になる)傑作だと思いました。犯人の動機も理解できます。最後に明かされる、誰が鹿谷門実かは他のシリーズ本によって既に知っていましたので、あまり重要な情報では無かったです。綾辻先生、読書という行動を至福の時間にして頂いて、誠にありがとうございます。 | ||||
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『Yの悲劇』に関係していて、しかも、探偵島田が、それに類した取り計らいを「しなかった」パターンではないか、と思います。そこが、比較してみて微妙な味わいですね。 | ||||
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★★★★★ | ||||
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考察したものの、思わぬ角度から騙される爽快さが心地よい読了感。 | ||||
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綾辻行人の館シリーズはどれも面白く今回の迷路館の殺人も期待しています。 じっくり読んでみようと思います。 | ||||
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推理小説の大家の私邸で起こる事件にふさわしく、小説の中に複数の小説が現れて複雑に交錯し趣向の面白い作品でした。まずはこれを体験してほしい一作です。そして、展開が読めるようにヒントが散りばめられながら物語が進んでいきますが、実は読者は最終的には衝撃の展開を迎えると思います。この展開は読めない。最後まで読んで衝撃を味わってほしい。こういう映像化の難しい作品は是非普段読書をしない方におすすめしたい一冊です。 メモ 館シリーズ第三作 オススメの方 1.推理小説が好きな方。 2.展開を予想するのが好きな方。 3.謎解きが好きな方。 | ||||
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十角館、水車館、本作と順番に読んできて綾辻さんミステリの推理法が分かってきた。 再現可能性で考えるのではなく、作者が地の文で明確に言い切ったこと以外は何でもあり、というのが第一条件なんだと。 フェアかどうかではなく、どんでん返しを楽しむ探偵小説として見れば、「騙してくれてありがとう」という爽やかな読後感に浸れるでしょう。 | ||||
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館シリーズ前2作品を読み、犯人が序盤でわかってしまうが為に、つまらない展開に感じてしまってました。 今回はようやく!というか、作中作という流れで序盤に犯人がわかるなんて簡単にはいかず(私の頭では 笑) 最後の最後まで、驚きの展開のまま読みきりました。 ミステリ作品に求めるのは、犯人の意外性、もしくは犯行のトリックやもちろん叙述トリック等含めて最後までどれだけ楽しめるかの一点だけです。 他の方で動機が納得いかないとかあったのですが、それはミステリ小説に必要なのかな?と個人的には思っちゃいます。 | ||||
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《館》シリーズ第三作。 いよいよ巨匠がその牙を剥き出しにし、一作目が決してフロックではなかったことを証明し始めた三作目。迷路館という舞台立て、作中作、それを存分に生かしたトリックとギミック、ロジックの滅多打ちは、未だに読み手のページを繰る手を止めさせない魅力に満ちていた。おそらく犯人特定のロジックをして「女性から見れば興ざめ」というレビューを見かけたけど、自分はそうは思わなかった(というか、どうしてそう感じるのかよくわからない)。 | ||||
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推理小説好きにはたまらない一冊。内容に古さは感じられる箇所もあるが、全く気にならずに読み進めることができる。推理小説に馴染みのない方にもオススメできます。 | ||||
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久しぶりに再読した。既読の館シリーズの中では最も好きな作品。 迷路館に集まる経緯からしてミステリ好きを盛りあげてくる。作中作からのエピローグの流れもとにかく楽しい一作。定期的に読み返したくなる名作だ。 | ||||
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