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凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎
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【この小説が収録されている参考書籍】
凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎 (ハルキ文庫 く 8-3)

凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎の評価: 4.00/5点 レビュー 4件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt
Created with Highcharts 5.0.101件25.00%0件0.00%0件0.00%0件0.00%3件75.00%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

語るべきことのない、出張帰りに<新幹線(の中でサッと読むための)ミステリー>

たまにこの国の新しい警察小説を読むことにしています。櫛木理宇の作品を読むのは、「死んでもいい」(2020/4月)以来になります。
 今回の主人公は、L県警察本部、捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎。鳥越の先輩でもあり、かつての県警捜査員、三ツ輪が殺害され、連れて出ていたはずの孫娘が消えてしまいます。場所は、下志筑郡胎岳村。過去の幾つかの未解決事件があって、「十雪会」という名の宗教団体が浮上し、団体内の複雑な人間関係、系譜が明かされていき、勿論スリラーですから、犯人の存在とその罪の理由に向けてストーリーが形成されていくわけですが・・・。 
 ミステリ的要素を盛れるだけ盛り込み(テッド・バンディまで引き合いに出して)、ストーリーをより複雑に絡め合わせながらの、尚且つハシブトガラスと心を通わせることができる刑事、鳥越恭一郎の捜査に私は最後まで何の興味も持つことができなかった。特に語るべきことのない、出張帰りに<新幹線(の中でサッと読むための)ミステリー>でした。
 よって、このことは忘れて次の読書へと向かいましょう。
 □「凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎」(櫛木理宇 角川春樹事務所) 2024/5/16。
凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎 (ハルキ文庫 く 8-3)Amazon書評・レビュー:凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎 (ハルキ文庫 く 8-3)より
4758446369

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