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(短編集)
成瀬は天下を取りにいく
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成瀬は天下を取りにいくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全152件 101~120 6/8ページ
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爽やかに読めそう!と思い読んだが、期待を裏切らない爽やかさ、それに加えて少しの感動と、なんとも言えない懐かしさを感じることが出来た。この読了感は、本屋大賞にふさわしいものだと思う。 成瀬はフィクションとも言い切れないリアルさと、でもやはりこういう人現実にいたら面白いなと思わせる破天荒さがある。読み進める中で、成瀬の人間らしい魅力も分かってきて、これは200歳まで見届けたいわと思えちゃう。そのキャラを生かしつつ、登場人物人気投票をしたらもしかしたら成瀬を抑えて一位かな?と思わせる島崎の存在が、成瀬と僕らを近づけてくれる。この辺りの魅せ方はうまいなーと思いながら満足して読めた。 個人的には、成瀬があまり出てこない「階段は〜」の章は、読んでてちょっと違和感があった。本のタイトルが「西武大津店」とかなら、阪急電車のようにオムニバス形式でアリかもしれないが、成瀬が天下取るのになんでこのおじさん?と思ってしまった。(ちなみに成瀬は島崎いわくホラ吹きらしいので、天下取るかは分からないし、本人は天下取るとも言ってない。デパートは建てる。)一応その後の章で関わりもあるけどいなくても支障はないような… 巻末に、「ありがとう西武大津店」と、「階段は走らない」以外は書き下ろし、とあるのをみて、なるほど、当初は西武大津店に関わる話で書いてたけど、成瀬中心にうつったのか、と違和感の謎が解けた。 ここ数年の本屋大賞は、悪い意味ではなくテーマが重めだったり、キャラクターに何かしら暗い部分があったりして、満足感とともに胸に残るモヤモヤがあった。それらは全部好きな本なのだが、コロナ禍が開けたと言って良いタイミングで、颯爽とこの本が本屋大賞を受賞したことは、今という社会の新たな変化を表しているのだろう。 一方で、読みやすさ≒内容の軽さになっている感もある。ライトノベル味が出ており、これはレーエンデ国物語の時も感じたが、塩梅が難しい点である。本屋大賞受賞作は中高生もよく読むと聞いたことがあるし、学校に配架されやすい賞だとも思うので、読書離れしがちな人には最適な、オススメしやすい本である。 いろいろ書いたが、読みやすさ、爽やかさが魅力の本作。みなさんも成瀬さんとともに、爽やかな夏を味わおう。 | ||||
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人気の本だし読んで評判通り中々面白かった | ||||
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山田玲司氏の動画で紹介されて読んでみたらスカッと面白かった。 山田氏達曰く、本人が自己の内面を語らず、超越的存在感で行動し、他者を導くと語っていたが、これはまるでキリスト・ブッダ・孔子・ウルトラマンなどの宗教者、ヒーローの描かれ方だなと思いました。 | ||||
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ん?、もしかしたら、そのうち、未来人、超能力者、異星人がでてくる? ...と思いきや、そういうのには頼らない...ってが、お子ちゃま向け作品ではない、ことの表れ、ですかね (もっとも、シリーズ2番目の書籍中、第2章めのタイトルが、ちょっと意識してるなー、とは思ったりする) さて、シリーズ2番目の書籍で近未来を描いちゃった以上、もう、シリーズ3番目の書籍化はないな、と思って、かなり悲しい | ||||
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爽やかな読後感でした。 ただただ成瀬の爽快さと西武百貨店の懐かしさに引き込まれて、一気に読んてしまいました。 後半、成瀬の心情が愛おしくてウルッときました。 おもしろい、から 感動に変わった読後感でした。 | ||||
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話題作だったので遅ればせながら、続編も含めてまとめ購入したけど一気読み。 主人公も原作者もファンになりました。 | ||||
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成瀬が見学に行った西武池袋本店も跡形もなく改修工事に入ってしまい、寂しくなった。 | ||||
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成瀬というキャラにはまって一気に読めた。 ここからネタバレあり注意。 成瀬の幼少期からの親友島崎が東京に引っ越すとわかった時の成瀬の動揺はグッとくるものがあった。 広島の大柄の彼と成瀬はその後どうなったのか書かれてないけどそれは続編とかに書かれてるのかな。 | ||||
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いろんなことをやらかしてくれる少女(成瀬あかり)が主人公。やらかすというか、大きそうで小さそうな騒動を次々と起こす感じか。頭が良くどこか完璧を目指すクールビューティと言ってもいいかもしれない。まあ、変な女の子というのが無難だが的を射ている表現かもしれない。成瀬は、200歳まで生きること、お笑いの頂点を目指すことを目指している。友人も巻き込んでの騒動となるが、どこか憎めなく、若さゆえの前向き思考が読んでいて気持ちいい。孤独に見える成瀬もいろんな人との繋がりがあって、自分の目的を果たせる。成瀬ならきっと天下を取れるよと明るい気持ちになれる。自分の子供より年下の主人公である。私としては応援するしかないキャラである。 | ||||
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時代とか、そんな優れた生徒でなかったけど、まさにこんな感じだったなあと50年近く前の高校生時代を思い出しました。 | ||||
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読後感という言葉が有るけれども、最初から最後まで楽しく読み通せる稀有な小説。一気読みであった。 成瀬あかりはブッ飛んだ主人公で、空気を読まない一匹狼ゆえに周囲からは距離を置かれているが、破天荒な行動力で次から次に結果を出す故に周囲から一目を置かれている。まるで『ONE PIECE』のルフィのようだと書けば、読んでいない方にも伝わるかもしれない。 ただし、この小説の主人公は成瀬あかりではなく、彼女を取り巻く友人や知人である。ある者は行動を共にし、ある者は距離を取り、ある者は恋をする。皆それぞれ成瀬あかりに振り回されるのだけれども、振り回され方も、その結果起きる事も、実に気持ちが良い。 この既視感は何だろうと考えた時に、そうか『Dr.スランプ』のアラレちゃんだと思った。あの漫画も、アラレちゃんが主人公のようでいて、アラレちゃんを取り巻くペンギン村の人々を描いた作品だった。アラレちゃんが令和の女子高生に転生したら成瀬あかりになるのか。 鳥山明先生は偉大だ。 | ||||
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温度感の表現がとても良く、 登場人物の多角的なそれぞれの物語が好きでした? | ||||
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ややネタバレ 第一話が非常に面白かったです。 成瀬の奇行となんとなく過ぎていく中2の夏から始まるストーリーが、体育館のステージに立った途端に後戻り不可なジェットコースターに豹変。 その感覚分かる、と思いながらとにかく笑いました。 登場人物がこの巻で一気に成長してしまうことにちょっと寂しさも感じながら楽しめました。 | ||||
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途中吹き出しました(笑) 心温まりました。続編読まないとと、思います。 | ||||
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中古の良というランクでしたが、思った以上にキレイな状態でよかったです♪ | ||||
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比較的最近の小説なだけあって心理描写や細かい行動の解像度が高く現実的なので、すっと入っていけます。 私自身大型SCで幼少から育ち時代と共に無くなっていくという経験があり共感できる部分が多くありました。 小説を読んだあと考えさせられるだとか、悲しい気持ちになるとかという事とは全く無縁で、 読了後の気持ちいいカタルシスと、ちょっと大津が好きになる。 そんな幸せな小説でした。 | ||||
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面白いです。滋賀県行きたくなります。 | ||||
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面白かったです。 | ||||
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「たくさん種をまいて、ひとつでも花が咲けばいい。」 そうか。 頭をこねくり回さずにとりあえず動いてみよう。 目標があるなら言葉に出して宣言してみよう。 そこで失敗するかもしれないが、見たことのない景色が手に入るかもしれない。 当たり前の事だけど、自分に素直になることの大切さを成瀬や島崎、その他登場人物たちに教えてもらえた気がしました。 サクッと読めて非常に心温まるストーリーです。 | ||||
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わたしは天邪鬼だ。 ベストセラーになると読む気がしなくなる。 しかし、駅ビルの書店のポップがいつも気にはなっていた。 暇潰しに気軽に読めそうならいいかと、渋々購入してみた。 ところがどうだ1ページ目から「成瀬あかり」ワールド全開で目が離せないではないか! あっという間に続編も読了! まんまと「成瀬あかり」沼に嵌り抜け出せなくなっている。 作者は飽きているかもしれないが、続編を期待してしまう。 これは老若男女問わず楽しめる作品だと思うぞ。 | ||||
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