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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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なにか、ひきつけられない。 | ||||
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チャプターが短くて、流れるように読める。いつでも小休止できるし。作者の為人が、普段のエッセイ以上に濃く伝わってくる感じがして、ファンとしては、日頃の作品の行間から必死に推察していた吉田修一像をより鮮明に理解できる所が嬉しい。最後のインタビューは、本編の答え合わせかと思いつつ読んでいたら、インタビュアーの自己顕示欲に過ぎなかった。 | ||||
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ティファニーのゲイカップルの話が、一番好きで心に残った。また、中学生の女の子が親戚のお姉さんに大人びた返しをして『勝った』と思うシーンも好き。著者は男性なのに、よくこんなの思いつくなあ。作家は性別を超えるんだよなあ。 それにしても、企業の商品ブランドに独自の物語をつけて魅力的に思わせる技が見事。ウイスキーの山崎のラスト2行の締めくくりとか。 離婚直後の男性の物語は、依頼企業メルカリとの関連が薄い物語だったけれど現実味があって好き。 | ||||
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少し読むのが遅くなりました。2020/10月に読んだ「湖の女たち」以来になりますが、吉田修一の"前菜集"、「ブランド」(角川書店)を読み終えました。 ここには、2004年から本年(2021年)までに主にその"ブランド"向けに書かれた短編、連作短編、掌編、エッセイが収録されています。 「犯罪小説集」や「国宝」のようなメインの小説群を書くにあたって習作のように思える作品も含めて少し挑戦的で、しかしながらキレのある良い作品集だと思います。 その成り立ちは、最後の「インタビュー・・・」に詳述されていますので、特にわたし如きが何かを書く意味はありません。この国ではない国々を描いた紀行文(「ブータン紀行」、ラオス、香港)に吉田修一たった一人によるコングロマリットな視点を感じながら、長崎ローカルから見た東京、東京ローカルから見た世界、世界ローカルから見たより良い世界が感じられて、堪能しました。 東京にはこの国のすべてがあって、しかしながらすべてがない。そのことを思いながらの読書にもなったと思います。 ((私の悪い癖でもありますが、)文章というのはまた、最後に<決める>必要もないということを教えてもらったような気もします。) | ||||
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企業とのタイアップで書いた作品の数々。 読んだことない内容が多く、また長編とは違ったテイストで読みやすく楽しめる。 エッセイも小説とは違って、著者の魅力が漏れ出てくる感じがして新鮮。 企業の依頼が多いのも納得できる出来栄え。 | ||||
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