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(短編集)

ブランド



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【この小説が収録されている参考書籍】
ブランド
ブランド (角川文庫)

ブランドの評価: 3.40/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

読み終えれない

なにか、ひきつけられない。
ブランドAmazon書評・レビュー:ブランドより
4041112508
No.1:
(3pt)

「東京」にはこの国のすべてがあって、すべてがない

少し読むのが遅くなりました。2020/10月に読んだ「湖の女たち」以来になりますが、吉田修一の"前菜集"、「ブランド」(角川書店)を読み終えました。
 ここには、2004年から本年(2021年)までに主にその"ブランド"向けに書かれた短編、連作短編、掌編、エッセイが収録されています。
 「犯罪小説集」や「国宝」のようなメインの小説群を書くにあたって習作のように思える作品も含めて少し挑戦的で、しかしながらキレのある良い作品集だと思います。
 その成り立ちは、最後の「インタビュー・・・」に詳述されていますので、特にわたし如きが何かを書く意味はありません。この国ではない国々を描いた紀行文(「ブータン紀行」、ラオス、香港)に吉田修一たった一人によるコングロマリットな視点を感じながら、長崎ローカルから見た東京、東京ローカルから見た世界、世界ローカルから見たより良い世界が感じられて、堪能しました。
 東京にはこの国のすべてがあって、しかしながらすべてがない。そのことを思いながらの読書にもなったと思います。
 ((私の悪い癖でもありますが、)文章というのはまた、最後に<決める>必要もないということを教えてもらったような気もします。)
ブランドAmazon書評・レビュー:ブランドより
4041112508

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