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推しの殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
推しの殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

推しの殺人の評価: 3.92/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

タイトル詐欺。地下アイドルじゃなくても成立した

タイトル「推しの殺人」だが正直地下アイドルじゃなくても成立した。売れないお笑い芸人とか新人声優とかでも良かったんじゃ?
トップを目指す地下アイドルというわりに肝心のアイドル活動シーンが描かれず端折られる。ライブは?レッスンは?尺が割かれるのは事件後にどうするか三人で相談するシーンばかり、あるいは三人で飯を食うとこばかり。作者はそれが描きたかったの?
三人の友情にフォーカスしたシスターフッドミステリーとして読めば面白く、クールなルイのキャラも良かった。
やさぐれて見えて案外情に厚いテルマやお嬢様ぶってるけど芯が強いイズミの関係性も、ニア百合好きな女の子の友情萌えな読者には刺さる。実は情に厚い土井さんも。

……が、やっぱりどうしても他の地下アイドルものと比べてしまうというか。渡辺優「地下にうごめく星」真下みこと「#柚莉愛とかくれんぼ」を先に読んでいた為、アイドル活動シーンの少なさが消化不良だった。
地下アイドルなんだからもっとこーファンとごちゃごちゃ揉めてほしいというか、物販やライブシーンで魅せてほしいというか。
そもそも「推しの殺人」て誰目線のタイトルなの?ファンから見た推しならルイ・テルマ・イズミの三人だけど、特にファンは絡んでこないし……ルイ目線の推し=イズミ&テルマってこと?タイトルから求めていた中身だったかと言われると首を傾げざる得ない。
推しの殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:推しの殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299051130
No.1:
(3pt)

ネタバレあり 良い点、悪い点がくっきりと別れる

良い点
・読みやすい。普段読書をせずSNSに溺れている若年層でも本作はスッと入ると思う。
・主人公ルイがクールで切れ者、冷静で読んでて苦痛にならない。テルマやイズミが主人公だったら絶対に途中で投げ出してた。
・女同士の友情が綺麗

悪い点
・イズミがやらかしすぎている。ドッキリの件は少なくともルイやテルマには伝えておくべきで、そのせいで2人の重要人物にやらかしがバれてしまっている。主犯なんだから誰よりも慎重であるべきでは?
・興信所のくだりは完全に蛇足。あれ無くても話が通用してるのが問題だと思う。興信所に尺をさくなら、後半の急展開にもっと時間を割いてほしかった
・河都が悪者ってのは「やっぱな」と思ったが、ルイは今後のチームのために少なくともテルマやイズミには彼の本質は伝えるべきでは?
推しの殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:推しの殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299051130

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